2014年12月13日

バイクのバッテリー交換 続き

前回のエントリーの間が空いて交換してから1ヶ月ほど経ってしまったが、バイクのバッテリー交換の話の続き。前回のエントリーはこちら


私が買ったバッテリーは日本のユアサの商品だが生産国は台湾。ユアサの日本製だとアマゾンで1万3156円だった(台湾製は6628円)。中身に違いはないはずだし、そんなに人件費が安いとは言えない台湾製と較べても日本製は2倍の価格。日本製品がいかに価格競争力を失っているかをあらためて実感。

実はバイクを買った時、バッテリー交換をする時期が来たらSHORAIというメーカーのバッテリーにしようと思っていた。SHORAIとは日本語の「将来」の意味で、サンフランシスコにあるバッテリーメーカー。興味のある人はホームページを見てもらうとして、一言で言えば高性能、ロングライフで小型軽量。あっ!4言になってしまった(^^ゞ 特に軽さは圧倒的で私のバイクのバッテリーサイズの場合

   ユアサ:4.6キロ
   ショウライ:1.38キロ

と3割の重量しかない。設立は2010年のベンチャー企業で、たまたま設立当初から知っていた。しかしまあ技術的にはすごくても心配なのは信頼性。しかしこの5年で悪い噂も聞かなかったので特に問題はないと判断。

   でも価格が高い(/o\)
   F800R用のサイズなら2万4980円もする(/o\)(/o\)

BMW F800Rのバッテリーは普通のバイクの燃料タンクの場所に収まっている→高い場所にある→そこが3キロ以上軽量化される→バイクの重心が低くなって乗りやすくなりそうーーーなことは魅力的だったものの、ユアサとの差額1万8352円はやっぱりもったいないと思い断念。私の技量なら重心の差なんてわからないに違いないと考えることにした。次にバッテリー交換の時期が来る頃には、もっと安くなっていると期待しよう。

ところで日本のアマゾンで2万4980円のショウライバッテリーは、アメリカのアマゾンでは183.7ドルで売っている。今はかなり円安になって1ドル119円で計算すると2万1860円。差額3120円。つまりボッタクリなし。SHORAI社が早く成長して日本のBMWディーラーを買収して欲しいね。


さてバッテリーは特に問題もなく交換できエンジンの始動も確認したのに、その1週間後にエンジンがかからなくなったとは既に書いたとおり。それも不思議であるが、もうひとつ不思議なことがある。

前回のエントリーでセルボタンを押したら瞬時に回っていたセルが、だんだんと回り始めるまでにタイムラグがでるようになったと書いた。普通バッテリーがダメになってくるとセルモーターの回りが弱くなる。電圧が低下するのだから、それは当然。しかしセルボタンを押してからセルが回り始めるのに時間がかかるというのは聞いたことがなかった。

ネットで調べると、このような症状が出るのは

  セルモーターのマグネッとスイッチの接点(コンタクトポイント)が
  磨り減り、そこにカーボンが溜まり通電に時間を要している。

  セルモーター中にあるソレノイドアクチュエーターという電磁石で動く部品が
  作動不良を起こしている。

などの情報があった。
何となくどういう内容か想像はついても具体的にはチンプンカンプン。でも要はセルモーターがくたびれているのだろう。しかしバッテリーを交換したらタイムラグがでなくなったのだから、セルモーター犯人説も疑問がある。


そんなわけでタイムラグの理由はナゾ。理由を解明しても特に何かいいこともなさそうだから、また症状が出た時に改めて考えるとした。ひょっとしてセルボタンの接触不良というオチだったりして。

wassho at 14:35│Comments(0)   *バイク関連 

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