2014年12月26日

携帯電話の時計が狂いだした 続き

2つ前のエントリーの続き

ガラケーもスマホも内蔵の時計は、正確な時刻を提供するタイムサーバーと呼ばれるものに時々アクセスして自らの時刻を修正している。アクセスの遅延などの問題があるから100%正確とは言えないとしても、おおむね1/10秒以内の誤差に収まる。

つまり携帯を何台持っていようと、それらが表示する時刻は同じになる。

しかし2ヶ月ほど前に、たまたまガラケーとiPhoneの画面を同時に見て、2つの時刻が異なっているのに気がついた。パソコンと較べてみるとガラケーの時刻がずれていた。パソコンもタイムサーバーにアクセスしているから正確な時刻のはずである。しかし私のパソコンはMacだから、ひょっとしてパソコンとiPhoneがアクセスしているタイムサーバーが同じで、そのサーバーが狂っている可能性もある。そこで朝にテレビ画面に表示される時刻表示とも較べてみた。テレビ、パソコン、iPhone、ガラケーの中でガラケーだけが違う時刻を表示している。


ガラケーのタイムサーバーに接続する設定が何かの拍子に外れてしまったかと思い、確認してみたが異常なし。タイムサーバーに接続しない設定にして、再度接続する設定にもしてみたが時刻表示は変わらず。電源のオンオフをしてみても変化なし。

   ナンデ?

ガラケーがどこのタイムサーバーにアクセスしているかわからないけれど、6年前の機種だからそこがサービス中止になったのか?

パソコンの時刻表示設定画面で秒針まで表示して調べてみると、ガラケーの時計は1分15秒早かった。だから例えば午後1時0分46秒の時なら、iPhoneは13:00でガラケーは13:02と2分も違って表示される。しばらくそのままにしていたものの、2分の差は何となく気持ち悪いので修正することに。ふだんは見較べたりしないのに、つい両方の時計を見てしまうのがおかしい(^^ゞ



手動でガラケーの時刻を修正するのが手っ取り早いが、その前にネットで調べてみた。回りに何人かに尋ねたら2分ほどずれているという人がいたので、ひょっとしたらわりとよくある現象かも知れないと考えたからである。

調べた結果そうだったみたい。
それで修正方法も見つけた。

1.電源を切る
2.携帯のシムカードを抜く。
  シムカードは電話番号などが記録された認証カードのようなもので、これがないと
  電話機としてもネットワーク端末としても機能しない。

3.シムカードを抜いたまま電源を入れる。
  私の機種では日付・時刻設定画面が表示され、タイムサーバーへの接続がONの
  状態になっていた。そのまま何も設定せずOKにすると設定画面は消えて待ち受け
  画面になったのに、日付や時刻は???の表示だった。

4.再び電源を切る。
5.シムカードを挿して電源を入れる。

立ち上げると先ほどと同じように日付・時刻設定画面が表示される。同じく何もせずOKすると、今度は待ち受け画面が正しい時刻表示になっていた。

   一件落着。

どうもタイムサーバーへの接続が上手く機能せず時刻が修正されていなかったらしい。それがシムカードの抜き差しでなぜ直るのかの理由は不明。シムカードは時刻を管理したり、携帯のソフトウエアに何か影響を与える機能はないはずだが。まあ正しい時刻になったから文句はない。携帯の時計がずれた時に思い出してちょうだいな。

wassho at 08:46│Comments(0) 生活、日常 

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