2015年03月10日

お風呂のイスの話

こんなニュースがあった。

◇◇◇◇◇以下、引用◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
コメリ、浴室用イスを自主回収 高さ調節部分壊れる恐れ
朝日新聞デジタル 3月9日(月)13時6分配信

ホームセンター大手のコメリ(新潟市)は9日、自社で製造・販売した浴室用イスの3商品について、脚の高さを調節する部分が壊れる恐れがあるとして、合計で約1万1千点の自主回収を始めたと発表した。

イスを買った男性が昨年末に自宅で入浴中、イスの脚の高さを調節する部分が壊れて倒れ、頭に重傷を負った。男性から連絡を受けたコメリが調べていた。
◇◇◇◇◇引用終わり◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

ニュースに添えられていたのが、この商品写真。見出しの「浴室用イス」という単語ではピンとこないから、写真がなければ、このニュースは読み飛ばしていたかも知れない。
1




こういう「浴室用イス」があることは知っていたものの、病院とか老人ホームのような施設で使うものだと思っていた。ところが5年ほど前に帰省した時、実家の風呂場に置かれていた。少し身体が不自由になってきた母親のために買ったらしい。座ってみると高さがあるのでとても楽。自宅に戻った頃にはすっかり忘れていたが、翌年の帰省で改めて快適さを確認。その後に自宅でも購入。


背もたれは特に必要でもなかったので、自宅用はこんなタイプ。
2

座面のサイズは幅42センチ、奥行き30センチ(赤いクッションのあるところだけでなく全体の大きさ)。高さは5段階の調節ができて36.5センチから46.5センチまで。



それまで使っていたのはごく普通の「お風呂イス」。無印良品で買ったもので幅30.5センチ、奥行き22.5センチ、高さ23センチ。
3


大きなサイズのイスを足腰が悪い人や老人用と思っていたとは先に書いた。しかし今は声を大にして言いたい。老若男女を問わず、もし普通のお風呂イスを使っているなら大きなサイズのイスに買い換えるべきである。

大きなイスに座れば、あの小さなお風呂イスに座って身体を洗ったりシャンプーすることが、いかに窮屈な姿勢を強いられていたかがわかる。私はイスの高さを一番低い36.5センチで使っているが、普通のお風呂イスの高さ23センチとの13.5センチの差はとてつもなく大きい。

それと座面の広さによる座り心地の違いもかなりある。考えてみれば風呂場以外なら、普通のお風呂イスの面積のものに座ろうとは思わないでしょ。

価格は背もたれなしで3000円くらい、背もたれ付きでも4000〜5000円とそれほど高いものじゃない。一度あのラクチンさを味わえば、たとえ3万円でも惜しいと思わなくなる。

アバウトだけれど、サイズの比較はこんな感じ。
比較


と、たいへん気に入っている大きなイスだが、ニュースに出ていたものと似ていたので調べてみたところーーー。


ーーー続く

wassho at 07:45│Comments(0) ノンジャンル 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔