2015年04月30日
テレビ購入後10分で故障(/o\) 修理編
約束の火曜日、午前9時に電話がかかってきた。
9時半から10時半の間に来るとのこと。
やって来たのは30歳代中頃の修理マン氏。10時過ぎ頃だったかな。薄い段ボール箱2つが入ったトートバックを下げてきた。交換用の基盤だろうから、持ち帰り修理=テレビなし生活に逆戻りはなさそうだ。
一通り症状を説明する。相談センターとはコミュニケーションが取れているみたいで、内容を充分理解していた。
修理マン氏がリモコンを操作していろいろ設定をいじり出す。そうしたら何と3分もしないうちに音が出た。私が電話で相談センターの説明を受けながらやった操作とは違うものだが、他にもやり方があるなら教えてくれればよかったのに。
ーーーと思いつつも疑問が浮かぶ。
テレビの音が出なくなった時、相談センターが私にやらせたのはテレビを工場出荷時の初期設定に戻すことである。それ以来、何も触っていない。一方で彼はメニューの深い階層をいじっていたから、そんなところの設定が不適切になっているのはおかしい。
修理マン氏も「そうですよねえ」と言ってくれたが、でもまあ音が出たのだからいいかとも思う。どこの設定を変更したのか説明してくれたが内容はもう忘れた。
念のため、いろいろテストする。
電源をオンオフしても、きちんと音が出る。
DVDプレーヤーからもOK。
外部スピーカーで鳴らして、その後テレビのスピーカーに戻しても大丈夫。
異常はないみたい。
※この時点での外部スピーカーとの接続は、
ヘッドフォン端子ではなく別の経路。
テレビのスピーカーから音が出なくなった時、音声回路がおかしいのかスピーカー回りがおかしいのか調べるために、ヘッドフォンをつないだら音が出た。その話をすると「そうでしたね、最後にヘッドフォンも試してみましょう」ということになり、ヘッドフォンを差し込む。
テレビの音が消えて、ヘッドフォンから音が聞こえた。
ヘッドフォンを抜く。
テレビから音が出てこない(/o\)
修理マン氏もナンジャコレ?みたいな顔をして、またリモコンでアレコレ設定をいじり出す。でもテレビのスピーカーが沈黙したままの症状は変わらず。
ということで基盤交換となる。
テレビを床に降ろし、後ろ側のパネルを外す。
テレビの中には左右に大きな基盤があった。後ろ側から見て右側の基盤を交換するみたいだ。パネルの含めてたくさんのネジで留められているが電動ドライバーだから作業は早い。
後ろ側のパネルを仮止めして、電源を入れて初期設定開始。今のテレビはパソコンみたいなものだから、スイッチオンですぐ使い出すことはできない。途中で郵便番号を聞かれる。そういえば相談センターに教えてもらいながら、私が初期設定をした時にも郵便番号を入力した。でもテレビを運んできたヤマト運輸(ヤマトホームコンビニエンス)の人は郵便番号を尋ねなかった。配達の伝票に郵便番号は書いてあるから、それを控えていたんだろう。そういう些細なところに企業活動の優劣が伺えるかも知れない。
基盤を交換した後のテストはすべてOK。ヘッドフォンを差し込んでから抜いてもテレビのスピーカからきちんと音が出る。修理マン氏の説明によるとヘッドフォンを挿すとスピーカーの音を止める、抜くとスピーカーから音を出す仕組みになっているが、その回路が上手く機能していないみたいだとのこと。しかしヘッドフォンの抜き差しでスピーカーを鳴らす鳴らさないなんてのは、テレビやラジオが誕生した頃からある基本的な機能。そんなに複雑な仕組みのはずがない。たった1つの事例で日本の物作りレベルが落ちているというつもりはないが、何となく気掛かり。それに当日はテレビから音が出なくなってからヘッドフォンを差し込んでいる。
雑談で修理マン氏に先日交換したCDプレーヤーの輪ゴムベルトの話をする。彼によるとDVDやブルーレイのプレーヤーも同じような仕組みで、ゴムの劣化による故障はあるとのこと。さらに最近の機器は分解して交換できず、読み取り装置全体の交換をしなければいけないもののほうが多いらしい。私のCDプレーヤーが10年前の製品でよかった(^^ゞ
でも200円の、原価なら数円の輪ゴムベルトのために装置全体を交換するのもナンダカナ〜である。電気製品もクルマやバイクもほとんどそういう修理ではなく総取り替えの設計になっている。それによって技術力の底辺がどんどん抜け落ちてしまっている気がする。今回にしても修理とはいえ、やったことはネジを回しただけ。テスター(電気がどう流れているかを測定する装置)で基盤のどの辺に問題があるのかを調べることすらしない。いっちゃ悪いが私にもできるし輪ゴムベルト交換より簡単な作業。
なんやかんやで作業は1時間ちょっとかかった。こんな故障は多いのかと修理マン氏に尋ねると聞いたことがないとの返事。やっぱり日頃の行いが悪いのか、それとも先日のガネーシュは、神の怒りに触れていたのか(^^ゞ
改めて聞くテレビのスピーカーの音は思っていたより悪くなかった。店頭ではうるさいから、そのせいで音がよくないと感じていたみたい。このレベルなら映画を見る時以外はオーディオセットにつながなくてもよさそうだ。
とりあえず無事テレビが元通りになりメデタシ。
まっ、購入後10分で故障するのも貴重な経験かと。
9時半から10時半の間に来るとのこと。
やって来たのは30歳代中頃の修理マン氏。10時過ぎ頃だったかな。薄い段ボール箱2つが入ったトートバックを下げてきた。交換用の基盤だろうから、持ち帰り修理=テレビなし生活に逆戻りはなさそうだ。
一通り症状を説明する。相談センターとはコミュニケーションが取れているみたいで、内容を充分理解していた。
修理マン氏がリモコンを操作していろいろ設定をいじり出す。そうしたら何と3分もしないうちに音が出た。私が電話で相談センターの説明を受けながらやった操作とは違うものだが、他にもやり方があるなら教えてくれればよかったのに。
ーーーと思いつつも疑問が浮かぶ。
テレビの音が出なくなった時、相談センターが私にやらせたのはテレビを工場出荷時の初期設定に戻すことである。それ以来、何も触っていない。一方で彼はメニューの深い階層をいじっていたから、そんなところの設定が不適切になっているのはおかしい。
修理マン氏も「そうですよねえ」と言ってくれたが、でもまあ音が出たのだからいいかとも思う。どこの設定を変更したのか説明してくれたが内容はもう忘れた。
念のため、いろいろテストする。
電源をオンオフしても、きちんと音が出る。
DVDプレーヤーからもOK。
外部スピーカーで鳴らして、その後テレビのスピーカーに戻しても大丈夫。
異常はないみたい。
※この時点での外部スピーカーとの接続は、
ヘッドフォン端子ではなく別の経路。
テレビのスピーカーから音が出なくなった時、音声回路がおかしいのかスピーカー回りがおかしいのか調べるために、ヘッドフォンをつないだら音が出た。その話をすると「そうでしたね、最後にヘッドフォンも試してみましょう」ということになり、ヘッドフォンを差し込む。
テレビの音が消えて、ヘッドフォンから音が聞こえた。
ヘッドフォンを抜く。
テレビから音が出てこない(/o\)
修理マン氏もナンジャコレ?みたいな顔をして、またリモコンでアレコレ設定をいじり出す。でもテレビのスピーカーが沈黙したままの症状は変わらず。
ということで基盤交換となる。
テレビを床に降ろし、後ろ側のパネルを外す。
テレビの中には左右に大きな基盤があった。後ろ側から見て右側の基盤を交換するみたいだ。パネルの含めてたくさんのネジで留められているが電動ドライバーだから作業は早い。
後ろ側のパネルを仮止めして、電源を入れて初期設定開始。今のテレビはパソコンみたいなものだから、スイッチオンですぐ使い出すことはできない。途中で郵便番号を聞かれる。そういえば相談センターに教えてもらいながら、私が初期設定をした時にも郵便番号を入力した。でもテレビを運んできたヤマト運輸(ヤマトホームコンビニエンス)の人は郵便番号を尋ねなかった。配達の伝票に郵便番号は書いてあるから、それを控えていたんだろう。そういう些細なところに企業活動の優劣が伺えるかも知れない。
基盤を交換した後のテストはすべてOK。ヘッドフォンを差し込んでから抜いてもテレビのスピーカからきちんと音が出る。修理マン氏の説明によるとヘッドフォンを挿すとスピーカーの音を止める、抜くとスピーカーから音を出す仕組みになっているが、その回路が上手く機能していないみたいだとのこと。しかしヘッドフォンの抜き差しでスピーカーを鳴らす鳴らさないなんてのは、テレビやラジオが誕生した頃からある基本的な機能。そんなに複雑な仕組みのはずがない。たった1つの事例で日本の物作りレベルが落ちているというつもりはないが、何となく気掛かり。それに当日はテレビから音が出なくなってからヘッドフォンを差し込んでいる。
雑談で修理マン氏に先日交換したCDプレーヤーの輪ゴムベルトの話をする。彼によるとDVDやブルーレイのプレーヤーも同じような仕組みで、ゴムの劣化による故障はあるとのこと。さらに最近の機器は分解して交換できず、読み取り装置全体の交換をしなければいけないもののほうが多いらしい。私のCDプレーヤーが10年前の製品でよかった(^^ゞ
でも200円の、原価なら数円の輪ゴムベルトのために装置全体を交換するのもナンダカナ〜である。電気製品もクルマやバイクもほとんどそういう修理ではなく総取り替えの設計になっている。それによって技術力の底辺がどんどん抜け落ちてしまっている気がする。今回にしても修理とはいえ、やったことはネジを回しただけ。テスター(電気がどう流れているかを測定する装置)で基盤のどの辺に問題があるのかを調べることすらしない。いっちゃ悪いが私にもできるし輪ゴムベルト交換より簡単な作業。
なんやかんやで作業は1時間ちょっとかかった。こんな故障は多いのかと修理マン氏に尋ねると聞いたことがないとの返事。やっぱり日頃の行いが悪いのか、それとも先日のガネーシュは、神の怒りに触れていたのか(^^ゞ
改めて聞くテレビのスピーカーの音は思っていたより悪くなかった。店頭ではうるさいから、そのせいで音がよくないと感じていたみたい。このレベルなら映画を見る時以外はオーディオセットにつながなくてもよさそうだ。
とりあえず無事テレビが元通りになりメデタシ。
まっ、購入後10分で故障するのも貴重な経験かと。
wassho at 23:26│Comments(0)│
│生活、日常