2015年06月20日
横須賀しょうぶ園
週末の天候に恵まれなかったので約1ヶ月ぶりのバイクツーリング。金曜日は雨で、その時点での予報によると、この土曜が曇り時々晴れ、日曜が曇りのち雨。つまり土曜日に雨マークはないけれど雨の金曜・日曜に挟まれているから何となく不安。という訳であまり遠くないところを選んで横須賀しょうぶ園で花見をしてきた。
もっとも天気予報は完全に外れて、この日は快晴、気温はそこそこで湿度は低めとこの上ないツーリング日和になる。
幸いにもグーグルマップの旧版はまだ使える。
ただし前回に紹介したhttps://www.google.co.jp/maphpにはもうアクセスできず、https://www.google.co.jp/maps/mmsが今のところの裏技アドレス。こちらは長く使えますように。
横須賀しょうぶ園は横浜横須賀道路の横須賀インターを降りてしばらくのところにある。だからルートとしては前回のヴェルニー公園とほとんど同じ。多少は変化をつけようと、今回は横須賀しょうぶ園を見た後に湘南海岸側を走ってきた。
出発は午前9時過ぎ。1時間半ほどで横須賀しょうぶ園到着。
手前にあった大きな駐車場はクルマ専用で、バイクは隣の駐車場の自転車と共用の駐輪場に駐める。自転車が10台分くらいのスペースだからかなり狭い。でも無料だからラッキー。クルマの場合は1時間310円で以降30分ごとに150円。駐車場の係員は親切でいい感じだった。
駐車場から2〜3分歩いて行く。目の前にいるのは外人の団体さん。ボランティアっぽい日本人のガイドがいた。横須賀だから米軍家族との親交を深める市民活動かな。それでこのガイドさんの英語が思いっきり中学生レベルなのに、それでもガイドを買って出る積極性に感服。私も英語の読み書きは多少できるようになったものの、会話は苦手で電話や会議は逃げまくっている。少しは見習わないとと休日のしょっぱなに反省させられる。
入園料は310円。
入り口を入ったところは売店のテントが並ぶ。
写真は撮らなかったが、入り口付近にはレストランや売店が入った建物がある。そこに足を踏み入れたとたん「旅館の匂い」がした。何となく懐かしい匂い。あれって消毒液か何かの匂いだろうか。
最初にあったしょうぶ畑。水を張ってあるからしょうぶ田と呼ぶべきか。
それで見ての通り花はまばら。もうシーズン終わっちゃったか?と不安になる。
しかし奥に進むにつれて花数が増えていき、
一番奥の区画では満開のしょうぶを見ることができた。
しょうぶは1列ごとに違う品種が植えられていて、そのすべてに名札が表示されている。ここは3.8ヘクタールの敷地に412品種14万株が植えられているらしい。
色ぐらいしか違いがわからないが、とりあえずいろんな種類のしょうぶを見てきた。
何カ所かでは、こんなコスプレをしたお姉様がしょうぶ畑の手入れをしていた。
横須賀しょうぶ園に植えられているのはハナショウブ。以前にも書いたが似たような種類があってややこしい。なぜか漢字まで同じだからなおさら。
しょうぶ(菖蒲)
はなしょうぶ(花菖蒲)
あやめ(菖蒲)
かきつばた(杜若)
アイリス
端午の節句にお風呂に入れる「しょうぶ」は、サトイモの仲間でこの中で全くの別物。花も黄色い穂先のような形で、他の4種類とは似ても似つかない。
「しょうぶ」以外はアヤメ科に属する。
そして「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」は同じ花の形をしていて、
はなしょうぶ:花びらの付け根に黄色い筋がある
かきつばた:花びらの付け根に白い筋がある
つまりこの2つは筋が黄色か白の違い。
あやめ :花びらの付け根に、虎のような黄色と黒の網目模様がある
網目〜あやめと発音が変化したとの説も
という訳で、この3つは花びらの付け根を見れば見分けられる。
アイリスは「あやめ」の英語で、外国産の園芸種を日本ではアイリスと呼んで区別している。ベースとなっているのが「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」のいずれの系統なのかは知らないし、花びらの付け根に筋がないものもあるので、先ほど書いた見分け方も通用しない。日本のアヤメ3兄弟と違って1本の茎に複数の花をつけるものもあるようである。
花瓶に活けられたアイリスは見たことがあっても、地面から生えているアイリスは見たことがない。「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」の名所は全国にあるのにアイリスを植えているのは北海道の数カ所と長野の安曇野くらい。ちょっと遠いのが残念。
そういえば「菖蒲湯」にも入った経験がないなあ。ひょっとしたら赤ちゃんや幼児の頃に入れてもらったのかも知れないが記憶はなし。5月になったらスーパーでも売っているから、来年は菖蒲湯に浸かってみようかな。
それはともかく、アップで撮った花びらの付け根に黄色い筋があるハナショウブ。
ーーー続く
もっとも天気予報は完全に外れて、この日は快晴、気温はそこそこで湿度は低めとこの上ないツーリング日和になる。
幸いにもグーグルマップの旧版はまだ使える。
ただし前回に紹介したhttps://www.google.co.jp/maphpにはもうアクセスできず、https://www.google.co.jp/maps/mmsが今のところの裏技アドレス。こちらは長く使えますように。
横須賀しょうぶ園は横浜横須賀道路の横須賀インターを降りてしばらくのところにある。だからルートとしては前回のヴェルニー公園とほとんど同じ。多少は変化をつけようと、今回は横須賀しょうぶ園を見た後に湘南海岸側を走ってきた。
出発は午前9時過ぎ。1時間半ほどで横須賀しょうぶ園到着。
手前にあった大きな駐車場はクルマ専用で、バイクは隣の駐車場の自転車と共用の駐輪場に駐める。自転車が10台分くらいのスペースだからかなり狭い。でも無料だからラッキー。クルマの場合は1時間310円で以降30分ごとに150円。駐車場の係員は親切でいい感じだった。
駐車場から2〜3分歩いて行く。目の前にいるのは外人の団体さん。ボランティアっぽい日本人のガイドがいた。横須賀だから米軍家族との親交を深める市民活動かな。それでこのガイドさんの英語が思いっきり中学生レベルなのに、それでもガイドを買って出る積極性に感服。私も英語の読み書きは多少できるようになったものの、会話は苦手で電話や会議は逃げまくっている。少しは見習わないとと休日のしょっぱなに反省させられる。
入園料は310円。
入り口を入ったところは売店のテントが並ぶ。
写真は撮らなかったが、入り口付近にはレストランや売店が入った建物がある。そこに足を踏み入れたとたん「旅館の匂い」がした。何となく懐かしい匂い。あれって消毒液か何かの匂いだろうか。
最初にあったしょうぶ畑。水を張ってあるからしょうぶ田と呼ぶべきか。
それで見ての通り花はまばら。もうシーズン終わっちゃったか?と不安になる。
しかし奥に進むにつれて花数が増えていき、
一番奥の区画では満開のしょうぶを見ることができた。
しょうぶは1列ごとに違う品種が植えられていて、そのすべてに名札が表示されている。ここは3.8ヘクタールの敷地に412品種14万株が植えられているらしい。
色ぐらいしか違いがわからないが、とりあえずいろんな種類のしょうぶを見てきた。
何カ所かでは、こんなコスプレをしたお姉様がしょうぶ畑の手入れをしていた。
横須賀しょうぶ園に植えられているのはハナショウブ。以前にも書いたが似たような種類があってややこしい。なぜか漢字まで同じだからなおさら。
しょうぶ(菖蒲)
はなしょうぶ(花菖蒲)
あやめ(菖蒲)
かきつばた(杜若)
アイリス
端午の節句にお風呂に入れる「しょうぶ」は、サトイモの仲間でこの中で全くの別物。花も黄色い穂先のような形で、他の4種類とは似ても似つかない。
「しょうぶ」以外はアヤメ科に属する。
そして「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」は同じ花の形をしていて、
はなしょうぶ:花びらの付け根に黄色い筋がある
かきつばた:花びらの付け根に白い筋がある
つまりこの2つは筋が黄色か白の違い。
あやめ :花びらの付け根に、虎のような黄色と黒の網目模様がある
網目〜あやめと発音が変化したとの説も
という訳で、この3つは花びらの付け根を見れば見分けられる。
アイリスは「あやめ」の英語で、外国産の園芸種を日本ではアイリスと呼んで区別している。ベースとなっているのが「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」のいずれの系統なのかは知らないし、花びらの付け根に筋がないものもあるので、先ほど書いた見分け方も通用しない。日本のアヤメ3兄弟と違って1本の茎に複数の花をつけるものもあるようである。
花瓶に活けられたアイリスは見たことがあっても、地面から生えているアイリスは見たことがない。「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」の名所は全国にあるのにアイリスを植えているのは北海道の数カ所と長野の安曇野くらい。ちょっと遠いのが残念。
そういえば「菖蒲湯」にも入った経験がないなあ。ひょっとしたら赤ちゃんや幼児の頃に入れてもらったのかも知れないが記憶はなし。5月になったらスーパーでも売っているから、来年は菖蒲湯に浸かってみようかな。
それはともかく、アップで撮った花びらの付け根に黄色い筋があるハナショウブ。
ーーー続く