2015年08月24日
スクラッピング法で歯磨き
先日、2回目の歯医者に行ってきた。
この日は歯茎の中の歯石を取るといわれていたので、どんなことをするのかと前日はあまり眠れないほど不安だった(^^ゞ しかし結論を言うと、今回も前回と同じような内容で、ビックリするようなことは何もなし。時々痛かったけれど、2回目で慣れてきたせいもあって気分的にはずいぶんと楽に終わった。具体的にどういうことをしたのかは分からないが、とりあえず歯石はめでたくすべて取れたらしい。
それで歯磨きの話。
1回目の治療以来、私は実に熱心に歯磨きをしている。時間は今までの3倍以上掛けているかもしれない。そのうちに飽きるかも知れないが、今のところはちょっとした趣味になっている。
私の世代は小学生の頃にローリング法という歯磨きを習った。そして何の疑いもなくローリング法をずっと続けていた。ローリング法なんて言葉も忘れていたが、歯磨きといえばそういうものだと思っていたし、歯ブラシを持つと手が勝手にローリング法で動いた。
ところが20年ほど前に親知らずの治療を受けた時に、ローリング法だと歯と歯茎の間の歯周ポケットを磨けないからダメですという指導を受ける。それで勧められたのが歯ブラシを歯周ポケットに向けて使うバス法。
私が子供の頃には歯周病とか歯周ポケットなんて話はあまり一般的ではなかったように記憶している。だからローリング法だったのかもしれない。そして新たに教えてもらったバス法は歯周ポケットから歯垢をを掻き出すという点で実に合理的だと思えた。それに手が勝手に動くほど慣れていたローリング法とはいえ、バス法を使い始めると歯ブラシを回転させるローリング法は面倒でもう戻れなくなった。
ーーーが、それがいけなかった。
バス法が悪いのではなく、中途半端に早合点した私のやり方が間違っていた。
●歯茎に歯ブラシを斜め上から当てている(だけな)ので、
歯の側面上部が磨けていない。※下の歯の場合
●必要以上に強い力で磨いているので歯茎を痛めている。
というのが歯医者の見立て。
歯茎が痛んでいる自覚は全くないが、私の歯茎は腫れているらしい。
今回教わったのはスクラッピング法。歯に対して歯ブラシを直角に当てる。基本的には横磨きだが、歯ブラシを大きく滑らさないで、小刻みに上下左右に動かして歯を一本一本磨く感じ。歯と歯の間にもブラシの先が入るようにするのが大切。
スクラッピング法だと歯周ポケットは磨けない気がするが、歯ブラシを歯に直角に当てても、ブラシの先端は曲がって歯周ポケットに入るという理屈。心配ならバス法を併用するのもいいかもしれない。
ブラッシング方法の図解はこちらで。
熱心に歯磨きをする様になったのは、実はスクラッピング方を教えてもらったからではなくて、「一度鏡を見ながら歯磨きして、すべての歯をきちんと磨いているか確認してください」というアドバイスがきっかけ。
鏡を見ながらやってみると、今までどれだけいい加減な歯磨きをしていたかを実感した。いわゆる四角い部屋を丸く掃くというやつ(>_<) それにバス法も20年ほどやっていたので、気がつくと歯ではなく歯茎を磨きにいってしまう。
というわけで、一度だけではなく毎回鏡を見ながら大きく口を開けて歯磨きしている次第。正しく歯磨きできているとは思うが、ヨダレが大量に口からこぼれるので、この姿は他人には見られたくないな。
また前歯と前歯の隙間は歯石を取った時にだいぶ落としてもらったとはいえ、たばこのヤニで黒ずんでいる。今までそこは見て見ぬ振りをしてきたが、こんな尖った歯ブラシを買ってきて磨くようになった。効果はまだわずかだが、1年位続けたらほとんど目立たなくなる手応えはあり。
正直にいうと歯ブラシを歯に直角に当てろとか、鏡を見ながら歯磨きしろといわれた時は面倒だなあと思っていた。でもやってみると意外に楽しい。できるだけ歯ブラシに力を入れないようにしているが、それでも以前よりはるかに口の中はスッキリする。自分の歯磨きは完璧だと自負できる人以外は、一度あれこれやってみたら再発見があると思う。
この日は歯茎の中の歯石を取るといわれていたので、どんなことをするのかと前日はあまり眠れないほど不安だった(^^ゞ しかし結論を言うと、今回も前回と同じような内容で、ビックリするようなことは何もなし。時々痛かったけれど、2回目で慣れてきたせいもあって気分的にはずいぶんと楽に終わった。具体的にどういうことをしたのかは分からないが、とりあえず歯石はめでたくすべて取れたらしい。
それで歯磨きの話。
1回目の治療以来、私は実に熱心に歯磨きをしている。時間は今までの3倍以上掛けているかもしれない。そのうちに飽きるかも知れないが、今のところはちょっとした趣味になっている。
私の世代は小学生の頃にローリング法という歯磨きを習った。そして何の疑いもなくローリング法をずっと続けていた。ローリング法なんて言葉も忘れていたが、歯磨きといえばそういうものだと思っていたし、歯ブラシを持つと手が勝手にローリング法で動いた。
ところが20年ほど前に親知らずの治療を受けた時に、ローリング法だと歯と歯茎の間の歯周ポケットを磨けないからダメですという指導を受ける。それで勧められたのが歯ブラシを歯周ポケットに向けて使うバス法。
私が子供の頃には歯周病とか歯周ポケットなんて話はあまり一般的ではなかったように記憶している。だからローリング法だったのかもしれない。そして新たに教えてもらったバス法は歯周ポケットから歯垢をを掻き出すという点で実に合理的だと思えた。それに手が勝手に動くほど慣れていたローリング法とはいえ、バス法を使い始めると歯ブラシを回転させるローリング法は面倒でもう戻れなくなった。
ーーーが、それがいけなかった。
バス法が悪いのではなく、中途半端に早合点した私のやり方が間違っていた。
●歯茎に歯ブラシを斜め上から当てている(だけな)ので、
歯の側面上部が磨けていない。※下の歯の場合
●必要以上に強い力で磨いているので歯茎を痛めている。
というのが歯医者の見立て。
歯茎が痛んでいる自覚は全くないが、私の歯茎は腫れているらしい。
今回教わったのはスクラッピング法。歯に対して歯ブラシを直角に当てる。基本的には横磨きだが、歯ブラシを大きく滑らさないで、小刻みに上下左右に動かして歯を一本一本磨く感じ。歯と歯の間にもブラシの先が入るようにするのが大切。
スクラッピング法だと歯周ポケットは磨けない気がするが、歯ブラシを歯に直角に当てても、ブラシの先端は曲がって歯周ポケットに入るという理屈。心配ならバス法を併用するのもいいかもしれない。
ブラッシング方法の図解はこちらで。
熱心に歯磨きをする様になったのは、実はスクラッピング方を教えてもらったからではなくて、「一度鏡を見ながら歯磨きして、すべての歯をきちんと磨いているか確認してください」というアドバイスがきっかけ。
鏡を見ながらやってみると、今までどれだけいい加減な歯磨きをしていたかを実感した。いわゆる四角い部屋を丸く掃くというやつ(>_<) それにバス法も20年ほどやっていたので、気がつくと歯ではなく歯茎を磨きにいってしまう。
というわけで、一度だけではなく毎回鏡を見ながら大きく口を開けて歯磨きしている次第。正しく歯磨きできているとは思うが、ヨダレが大量に口からこぼれるので、この姿は他人には見られたくないな。
また前歯と前歯の隙間は歯石を取った時にだいぶ落としてもらったとはいえ、たばこのヤニで黒ずんでいる。今までそこは見て見ぬ振りをしてきたが、こんな尖った歯ブラシを買ってきて磨くようになった。効果はまだわずかだが、1年位続けたらほとんど目立たなくなる手応えはあり。
正直にいうと歯ブラシを歯に直角に当てろとか、鏡を見ながら歯磨きしろといわれた時は面倒だなあと思っていた。でもやってみると意外に楽しい。できるだけ歯ブラシに力を入れないようにしているが、それでも以前よりはるかに口の中はスッキリする。自分の歯磨きは完璧だと自負できる人以外は、一度あれこれやってみたら再発見があると思う。
wassho at 23:35│Comments(0)│
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