2015年08月29日
浅草サンバカーニバル
同級生や昔のサーフィン仲間とただ集まって飲むだけではなく、あまり経験していないことをするというイベントを不定期に開いている。今回は浅草サンバカーニバルを見に行ってきた。
浅草サンバカーニバルは毎年8月の最終土曜日。前々から行きたいと思っていたが予定が合わなかったり、うっかり忘れていたり、あまりの暑さにくじけたりーーー。ようやく念願かなっての初見物。
ところで東京はお盆休み明けから気温がずっと低い。この日も8月だというのに最高気温が20度を超えたか超えないかの肌寒さ。出かける気がなくなるほど暑いのも困るが、こんなに気温が低くてはサンバを見に行こうという盛り上がりに欠ける。しかも傘を差すほどではないが、ごくわずかな雨がときどき降っている。
事前に調べたところサンバカーニバルは
1)
午後1時から始まる。ただし最初はサンバではない地元パレードなどから。サンバチームのパレードは1時半から。
2)
まったく知らなかったが浅草サンバカーニバルは、サンバを踊りながらパレードするだけではなく、その内容を競い合うコトンテストである。今年の参加チームはS1リーグが9チーム、S2リーグが7チーム。S1やS2というのはサッカーのJ1とJ2みたいなものでS1が上位リーグ。毎年の審査結果でS1の最下位がS2に落ちて、S2のトップがS1に昇格する。
3)
パレードはS2〜S1の順番で、各リーグとも昨年の得点の低いチームから順にスタートする。つまり1年間の練習の成果を考慮しなければ、上手なチームほど出番は遅いことになる。
4)
浅草三社祭の人出は3日間で184万人なのに対して、サンバカーニバルは1日で50万人といわれている。人数的にはカーニバルのほうが少ないように思える。ただし三社祭は御輿が出るメインストリート以外に、浅草寺参りにも行くから人出が浅草エリア広くに分散する。それに対してサンバカーニバルはパレードのあるメインストリートに集中。しかも三社祭では歩行者天国になるメインストリートが、サンバカーニバルはそこをパレードするから歩けるのは歩道のみ。つまりサンバカーニバルはメチャクチャ混雑するということ。
気合いの入った人は朝から場所取りをしてパレードを待つみたい。もちろんそこまでの熱意はないので午後3時に新橋で集合して、カーニバルの後半狙いで見物することにした。新橋から浅草までは地下鉄で15分程度である。
実際には浅草の1つ手前の田原町(地図左下)の駅で降りた。どれだけ混雑しているかわからないが、ゴールからスタート地点に向けて行けるところまで進もうという作戦である。
国際通りから雷門通りに入ったところで最初のチームに遭遇。ここがゴール地点なので「お疲れ!イエーイ!」というような感じ。
女王様?がアサヒビールを持っている。これはコンテストに参加しているサンバチームではなくて、カーニバルに協賛しているアサヒビールのチームかも知れない。
道路の様子。
車道の一部までは出られる。この日は天気が怪しかったので例年より人出は少なかったと思われる。事前に調べたときは歩道をまともに歩けないという情報が多かったが、それほどでもなかった。
しばらく進んだところで陣取る。4〜5重くらいの人垣の後ろ。事前情報では「炎天下に耐えられずアーケードのある歩道側に移る人も多いので、粘っていれば最前列に出られるチャンスもある」ということだったが、本日は気温20度なのでそんなチャンスはなし。
アレッ、まだ1番目のチーム?もう3時半なのに(パレードは6時まで)と思ってしまったが、後で確認すると、これはS1リーグの最初のチームだった。
G.R.E.SというのはGremio Recreativo Escola de Samba(グレーミオ・ヘクレアーチヴォ・エスコーラ・ジ・サンバ)の略で、サンバ団体というような意味。半分くらいのサンバチームは頭にG.R.E.Sとついている。このSOL NASCENTE(ソウ・ナッセンチ)は「日出ずる国、日本」ということらしい。神戸から来ているチーム。
チームの旗を持っているのはポルタ・バンデイラ/PORTA BANDEIRAという役。ちなみに用語はこのSOL NASCENTEのホームページで調べた。ザッと読むとサンバパレードの構成がわかる。
私もクルマの上にいる男性のような体型を目指そう(^^ゞ
そしてクルマのサイドで踊っているのは、(全部のチームを見たわけじゃないが)今回のカーニバルでもっともお美しかったお二人\(^o^)/
打楽器隊はバテリアと呼ぶ。
これはちょっと盆踊り風?
やっぱりサンバといえば羽根のついたコスチュームでしょう!
ムチを持ったオネイサンも素敵だったけど(^^ゞ
2番目のチーム登場。
Bloco Arrastao(ブロコ・アハスタォン)。サンバはブラジル発祥だからチーム名もポルトガル語。
後ろに見えているパイプ椅子は6500円の有料席。事前に往復ハガキで申し込むという古風な方法で募集している。応募多数なら抽選らしいが、見たところ空席が1割弱程度あったように思う。じっくり見るなら、やはりここがベストポジション。
このチームはバナナがテーマだったみたい。
もちろんバナナ衣装だけじゃなくて、サンバなコスチュームのダンサーもいる。
各チームにはテーマがあって踊りにもストーリーがあるみたい。その内容がわかったほうが楽しめる。できれば沿道でパンフレットでも配ってくれればいいのだけれど、いまのところは公式ホームページに記載すらない。改善希望! ちなみに外国人見物客もけっこう見かけたが、公式ホームページが日本語だけなのも残念な感じ。
ーーー続く
浅草サンバカーニバルは毎年8月の最終土曜日。前々から行きたいと思っていたが予定が合わなかったり、うっかり忘れていたり、あまりの暑さにくじけたりーーー。ようやく念願かなっての初見物。
ところで東京はお盆休み明けから気温がずっと低い。この日も8月だというのに最高気温が20度を超えたか超えないかの肌寒さ。出かける気がなくなるほど暑いのも困るが、こんなに気温が低くてはサンバを見に行こうという盛り上がりに欠ける。しかも傘を差すほどではないが、ごくわずかな雨がときどき降っている。
事前に調べたところサンバカーニバルは
1)
午後1時から始まる。ただし最初はサンバではない地元パレードなどから。サンバチームのパレードは1時半から。
2)
まったく知らなかったが浅草サンバカーニバルは、サンバを踊りながらパレードするだけではなく、その内容を競い合うコトンテストである。今年の参加チームはS1リーグが9チーム、S2リーグが7チーム。S1やS2というのはサッカーのJ1とJ2みたいなものでS1が上位リーグ。毎年の審査結果でS1の最下位がS2に落ちて、S2のトップがS1に昇格する。
3)
パレードはS2〜S1の順番で、各リーグとも昨年の得点の低いチームから順にスタートする。つまり1年間の練習の成果を考慮しなければ、上手なチームほど出番は遅いことになる。
4)
浅草三社祭の人出は3日間で184万人なのに対して、サンバカーニバルは1日で50万人といわれている。人数的にはカーニバルのほうが少ないように思える。ただし三社祭は御輿が出るメインストリート以外に、浅草寺参りにも行くから人出が浅草エリア広くに分散する。それに対してサンバカーニバルはパレードのあるメインストリートに集中。しかも三社祭では歩行者天国になるメインストリートが、サンバカーニバルはそこをパレードするから歩けるのは歩道のみ。つまりサンバカーニバルはメチャクチャ混雑するということ。
気合いの入った人は朝から場所取りをしてパレードを待つみたい。もちろんそこまでの熱意はないので午後3時に新橋で集合して、カーニバルの後半狙いで見物することにした。新橋から浅草までは地下鉄で15分程度である。
実際には浅草の1つ手前の田原町(地図左下)の駅で降りた。どれだけ混雑しているかわからないが、ゴールからスタート地点に向けて行けるところまで進もうという作戦である。
国際通りから雷門通りに入ったところで最初のチームに遭遇。ここがゴール地点なので「お疲れ!イエーイ!」というような感じ。
女王様?がアサヒビールを持っている。これはコンテストに参加しているサンバチームではなくて、カーニバルに協賛しているアサヒビールのチームかも知れない。
道路の様子。
車道の一部までは出られる。この日は天気が怪しかったので例年より人出は少なかったと思われる。事前に調べたときは歩道をまともに歩けないという情報が多かったが、それほどでもなかった。
しばらく進んだところで陣取る。4〜5重くらいの人垣の後ろ。事前情報では「炎天下に耐えられずアーケードのある歩道側に移る人も多いので、粘っていれば最前列に出られるチャンスもある」ということだったが、本日は気温20度なのでそんなチャンスはなし。
アレッ、まだ1番目のチーム?もう3時半なのに(パレードは6時まで)と思ってしまったが、後で確認すると、これはS1リーグの最初のチームだった。
G.R.E.SというのはGremio Recreativo Escola de Samba(グレーミオ・ヘクレアーチヴォ・エスコーラ・ジ・サンバ)の略で、サンバ団体というような意味。半分くらいのサンバチームは頭にG.R.E.Sとついている。このSOL NASCENTE(ソウ・ナッセンチ)は「日出ずる国、日本」ということらしい。神戸から来ているチーム。
チームの旗を持っているのはポルタ・バンデイラ/PORTA BANDEIRAという役。ちなみに用語はこのSOL NASCENTEのホームページで調べた。ザッと読むとサンバパレードの構成がわかる。
私もクルマの上にいる男性のような体型を目指そう(^^ゞ
そしてクルマのサイドで踊っているのは、(全部のチームを見たわけじゃないが)今回のカーニバルでもっともお美しかったお二人\(^o^)/
打楽器隊はバテリアと呼ぶ。
これはちょっと盆踊り風?
やっぱりサンバといえば羽根のついたコスチュームでしょう!
ムチを持ったオネイサンも素敵だったけど(^^ゞ
2番目のチーム登場。
Bloco Arrastao(ブロコ・アハスタォン)。サンバはブラジル発祥だからチーム名もポルトガル語。
後ろに見えているパイプ椅子は6500円の有料席。事前に往復ハガキで申し込むという古風な方法で募集している。応募多数なら抽選らしいが、見たところ空席が1割弱程度あったように思う。じっくり見るなら、やはりここがベストポジション。
このチームはバナナがテーマだったみたい。
もちろんバナナ衣装だけじゃなくて、サンバなコスチュームのダンサーもいる。
各チームにはテーマがあって踊りにもストーリーがあるみたい。その内容がわかったほうが楽しめる。できれば沿道でパンフレットでも配ってくれればいいのだけれど、いまのところは公式ホームページに記載すらない。改善希望! ちなみに外国人見物客もけっこう見かけたが、公式ホームページが日本語だけなのも残念な感じ。
ーーー続く
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