2015年09月20日
三浦半島のマイナースポット巡りPart2
去年の秋に三浦半島のマイナースポット巡りをした。主な訪問地は破崎緑地、ついでに立ち寄ったメジャースポットの観音崎、今では私のもっとも好きな場所のひとつとなった燈明崎、そして大浦海岸と三戸海岸などである。今回はそのPart2となるツーリング。
海方面に出かけるのは3ヶ月ぶり。それで広い海岸を見たくてまずは三浦海岸沿いを走ることに。もちろんここはメジャースポット。今回のメインは三浦半島南端に近い油壺(あぶらつぼ)である。油壺自体は有名な場所だが、そこにある3つの浜や隣の諸磯はまあマイナースポットと呼んでも差し支えないと思う。

二日続けてツーリングするのは初めてかなあ。まあ今年の夏は天候不順であまりバイクに乗れなかったから、この秋は積極的に乗ろう。午前11時に出発。気温27度。昨日は暑さでバテそうになったから本日はメッシュ革ジャン着用。寒いときのためにウインドストッパーという、メッシュジャケットの下に着込む風よけ用極薄ジャンパーも持参。というかずっとバイクに積みっぱなしになっているけれど。
昨日と違ってルートのほとんどを高速道路が占めるツーリング。高速道路上では30度くらいだったが、メッシュ革ジャンではちょっと寒かった。でもウインドストッパーを着るほどではなし。バイクは気温によって着るものを選ばなければいけないのがやっかいなところ。走っている時だけでなく現地に着いてからのことも考える必要があるからなおさら。第三京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路と三浦半島に向かう高速道路は一部で渋滞はあったものの、それなりに順調に走れた。
佐原というインターチェンジで降りて県道27号線で南下して、海岸沿いを走っている国道134号線にでる。134号はさすがに連休渋滞といったところ。渋滞につきあってのんびり海岸を眺めたり、ときどきバイクの機動性を生かしたりしながら進む。
134号線は途中で内陸側に進路を変え、その先の海岸通りは県道215号線になる。そこまで来るともうクルマの数は少ない。ただし215号に入ってすぐのところは時々ネズミ取りをしているので要注意。
久々に海とツーショットのBMW F800R。
ビーチはそこそこの賑わい。
広い砂浜。三浦半島東側の三浦海岸は、西側の湘南エリアの海岸と較べて砂の色が明るいのがよい。遠くの岬に煙突が立っているのは久里浜の火力発電所。
北側方面。岬の先端は雨崎。遠くに霞んでいるのは対岸の房総半島。雨崎は(表現がおかしいが)三浦半島を代表するマイナースポットらしい。今回は訪れないがいずれそのうち。
三浦海岸は東京湾すなわち内海なのでサーフィンできるような波は立たない。でもウインドサーフィンは盛ん。写真のウインドサーフィンは、私が持っていたものと較べてずいぶんと短くで幅広い。サーフィンはロングボードが人気だがウインドサーフィンはまた違うトレンドなのかな。去年は30年振りにサーフィンをした。ウインドサーフィンをする機会もまたあって欲しい。ちなみにサーフィンほど熱心ではなかったけれど、カリブ海でウインドサーフィンをしたことがあるのが私のこっそり自慢。
残念ながら水質はあまりよくなかった。
ちなみにこのあたりを広く三浦海岸と一般に呼ぶが、厳密には北側は津久井浜で県道215号沿いは菊名海岸という。津久井浜から三浦海岸つまり国道134号線にある駐車場はすべて有料。でも菊名海岸=県道215号は無料の駐車場がいくつか設置されている。今回バイクを停めたのは菊名海岸。

菊名海岸を後にして215号線を進む。途中から内陸部に折れて標高のある丘の上を走る。丘の上はキャベツ&大根の畑が一面に広がっている。まだ小さい葉っぱしかなかったから、今は大根を植え始めたばかりなのだろう。このあたりは緩やかなカーブが続くいい道であるが、農作業のトラックが落とす土が道路に散らばっている箇所が多い。
丘を下ると三浦半島の南に面したエリアを走ることになる。最初に現れるのは松輪漁港。松輪の漁港を過ぎるとまた丘を登って降りて毘沙門の漁港、そしてまた丘を登って降りて宮川の漁港と続く。どれも海岸沿いならどこにでもある小さな漁港。しかしこのあたりで採れるサバは10年ほど前から松輪サバというブランドとして売り出されている。サバのブランドといえば大分県の関サバが有名で松輪サバはあまり耳にしない。しかし関係者の間では「西の関サバ、東の松輪サバ」と拮抗する評価らしい。どちらも食べたことがないけれど(涙)。
さらに進むとマグロで有名な三崎に入る。さすがに連休なのでメインストリートにあるお店はどこも「2〜3時間待ちじゃない?」というような行列ができていた。今回はスルーして、そのまま油壺まで走る。
さていよいよ三浦半島のマイナースポット探訪。最初に訪れたのは油壺の岬と平行して海に突き出している諸磯(もろいそ)の岬にある諸磯漁港。
広めの桟橋が延びている。
諸磯湾と油壺湾の入り口。のんびりとした海でいい感じ。
どちらも湾というよりは入り江というべき規模。
諸磯漁港の西隅に小さな浜があった。オレンジ屋根の家にしてみればまさにプライベートビーチ。もっとも日本では海岸の私有はできずプライベートビーチというのは法律的に存在しない。海岸に通じるエリアを買い占めて実質的にプライベートビーチに仕立てているところはあるが。
桟橋の先端から振り返った光景。
漁港から海岸沿いの道路に戻り諸磯湾とBMW F800Rのツーショット。
冬ならこの正面に富士山が見える。
油壺湾には油壺ヨットハーバーがある。この係留施設は諸磯湾にあるのに油壺京急マリーナという名前。つまり油壺という地名はそれだけブランド価値が高いということ。
ーーー続く
海方面に出かけるのは3ヶ月ぶり。それで広い海岸を見たくてまずは三浦海岸沿いを走ることに。もちろんここはメジャースポット。今回のメインは三浦半島南端に近い油壺(あぶらつぼ)である。油壺自体は有名な場所だが、そこにある3つの浜や隣の諸磯はまあマイナースポットと呼んでも差し支えないと思う。

二日続けてツーリングするのは初めてかなあ。まあ今年の夏は天候不順であまりバイクに乗れなかったから、この秋は積極的に乗ろう。午前11時に出発。気温27度。昨日は暑さでバテそうになったから本日はメッシュ革ジャン着用。寒いときのためにウインドストッパーという、メッシュジャケットの下に着込む風よけ用極薄ジャンパーも持参。というかずっとバイクに積みっぱなしになっているけれど。
昨日と違ってルートのほとんどを高速道路が占めるツーリング。高速道路上では30度くらいだったが、メッシュ革ジャンではちょっと寒かった。でもウインドストッパーを着るほどではなし。バイクは気温によって着るものを選ばなければいけないのがやっかいなところ。走っている時だけでなく現地に着いてからのことも考える必要があるからなおさら。第三京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路と三浦半島に向かう高速道路は一部で渋滞はあったものの、それなりに順調に走れた。
佐原というインターチェンジで降りて県道27号線で南下して、海岸沿いを走っている国道134号線にでる。134号はさすがに連休渋滞といったところ。渋滞につきあってのんびり海岸を眺めたり、ときどきバイクの機動性を生かしたりしながら進む。
134号線は途中で内陸側に進路を変え、その先の海岸通りは県道215号線になる。そこまで来るともうクルマの数は少ない。ただし215号に入ってすぐのところは時々ネズミ取りをしているので要注意。
久々に海とツーショットのBMW F800R。
ビーチはそこそこの賑わい。
広い砂浜。三浦半島東側の三浦海岸は、西側の湘南エリアの海岸と較べて砂の色が明るいのがよい。遠くの岬に煙突が立っているのは久里浜の火力発電所。
北側方面。岬の先端は雨崎。遠くに霞んでいるのは対岸の房総半島。雨崎は(表現がおかしいが)三浦半島を代表するマイナースポットらしい。今回は訪れないがいずれそのうち。
三浦海岸は東京湾すなわち内海なのでサーフィンできるような波は立たない。でもウインドサーフィンは盛ん。写真のウインドサーフィンは、私が持っていたものと較べてずいぶんと短くで幅広い。サーフィンはロングボードが人気だがウインドサーフィンはまた違うトレンドなのかな。去年は30年振りにサーフィンをした。ウインドサーフィンをする機会もまたあって欲しい。ちなみにサーフィンほど熱心ではなかったけれど、カリブ海でウインドサーフィンをしたことがあるのが私のこっそり自慢。
残念ながら水質はあまりよくなかった。
ちなみにこのあたりを広く三浦海岸と一般に呼ぶが、厳密には北側は津久井浜で県道215号沿いは菊名海岸という。津久井浜から三浦海岸つまり国道134号線にある駐車場はすべて有料。でも菊名海岸=県道215号は無料の駐車場がいくつか設置されている。今回バイクを停めたのは菊名海岸。

菊名海岸を後にして215号線を進む。途中から内陸部に折れて標高のある丘の上を走る。丘の上はキャベツ&大根の畑が一面に広がっている。まだ小さい葉っぱしかなかったから、今は大根を植え始めたばかりなのだろう。このあたりは緩やかなカーブが続くいい道であるが、農作業のトラックが落とす土が道路に散らばっている箇所が多い。
丘を下ると三浦半島の南に面したエリアを走ることになる。最初に現れるのは松輪漁港。松輪の漁港を過ぎるとまた丘を登って降りて毘沙門の漁港、そしてまた丘を登って降りて宮川の漁港と続く。どれも海岸沿いならどこにでもある小さな漁港。しかしこのあたりで採れるサバは10年ほど前から松輪サバというブランドとして売り出されている。サバのブランドといえば大分県の関サバが有名で松輪サバはあまり耳にしない。しかし関係者の間では「西の関サバ、東の松輪サバ」と拮抗する評価らしい。どちらも食べたことがないけれど(涙)。
さらに進むとマグロで有名な三崎に入る。さすがに連休なのでメインストリートにあるお店はどこも「2〜3時間待ちじゃない?」というような行列ができていた。今回はスルーして、そのまま油壺まで走る。
さていよいよ三浦半島のマイナースポット探訪。最初に訪れたのは油壺の岬と平行して海に突き出している諸磯(もろいそ)の岬にある諸磯漁港。
広めの桟橋が延びている。
諸磯湾と油壺湾の入り口。のんびりとした海でいい感じ。
どちらも湾というよりは入り江というべき規模。
諸磯漁港の西隅に小さな浜があった。オレンジ屋根の家にしてみればまさにプライベートビーチ。もっとも日本では海岸の私有はできずプライベートビーチというのは法律的に存在しない。海岸に通じるエリアを買い占めて実質的にプライベートビーチに仕立てているところはあるが。
桟橋の先端から振り返った光景。
漁港から海岸沿いの道路に戻り諸磯湾とBMW F800Rのツーショット。
冬ならこの正面に富士山が見える。
油壺湾には油壺ヨットハーバーがある。この係留施設は諸磯湾にあるのに油壺京急マリーナという名前。つまり油壺という地名はそれだけブランド価値が高いということ。
ーーー続く
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