2015年11月08日

2016シーズン チューリップ植え付け

球根を植える深さを考慮して、今シーズンは鉢底石をかなり薄めに入れた。
DSC07206



その後に入れたのは、4種類を次の割合にブレンドした土。

  新たに買った腐葉土    :1 (17%)
  新たに買った堆肥     :1 (17%)
  ふるい分けした大粒の赤玉 :2 (33%)
  ふるい分けした以前からの土:2 (33%)

腐葉土は葉っぱなどを発酵させたもの。堆肥(たいひ)はさらに発酵を進めて完全に原料が分解したもの。堆肥の原料は植物以外に牛や鶏の糞(ふん)も使われる。牛や鶏の糞も元はといえば食べて排出された植物や穀物だから、結果的には同じようなものといえる。

どちらも肥料というよりは土壌改良材の位置付け。肥料としては成分のバランスが偏っているらしい。それで腐葉土と堆肥はどう使い分けるのか。よくわからないので両方買ったというしだい。

今回はモノタロウで買った。ここは工具とか部品の通販会社で、収納ボックスなどを買う時に時々利用している。基本的には業者向け通販だが、個人でも職人で登録すれば大丈夫。


秋本天産物 腐葉土 5リットル 499円
腐葉土

秋本天産物というのは製造メーカーの名前。発酵は充分な印象だが、ツルとか小枝が多く混じっていて、あまり品質がよくなかった。 


秋本天産物 堆肥 5リットル 499円
堆肥

こちらは問題なし。匂いはまったくしなかったから牛や鶏の糞は入っていないように思う。腐葉土は買わずに全部こちらでもよかったかも。


「球根の肥料」という肥料をごく少量加えながら4種類を楽しくマゼマゼ。途中で大粒赤玉が足りなくなることはわかっていたので、このブレンドの土が各プランター均等になるように入れていった。大粒赤玉がなくなった後は腐葉土&堆肥&割合を4に増やした以前からの土の3種類ブレンド。ふるい分けは荒い網を使ったので、以前からの土にもかなり赤玉は混じっている。それをプランターの半分まで入れていく。今回はシミュレーションで使った割り箸を利用して正確に深さを測った。



以上が11月3日(文化の日)の作業。
昨日はいよいよ球根の植え付け。

いつも球根を並べていくうちに、どこに何を置いたのかわからなくなるので、今回は配置表を作って植えることにした。

    A A A A B B B B
     C C C C D D D
    E E E E F F F F

こんな感じで色のバランスを考えながら8つのプランターの配置表を作った。しかし似たような色が多いので配置は結構アバウト。それにすべてが一斉に咲くわけでもないし。だから1つのプランターに同じ球根を植えない、たとえばAとFが同じ球根にならないという程度の役割のもの。


並び終えた球根。
それぞれ45度斜めにして葉の出る向きは揃えたつもり。
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やっぱり深さが足りない気がする。
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3種類ブレンドの余った土を入れ、腐葉土と堆肥がなくなった後は以前からの土オンリーで上部まで埋めていく。

ところで去年から使っていた7つのプランターとベランダに転がっていた小さなプランターに入っていた土と、新たに腐葉土10リッター&堆肥10リッターを混ぜて、今回は8つのプランターに分配したことになる。プランター1つの容量は15リッター位だから、土は足りる計算だったのに、最後に少し足りなくなった。原因はプランターの深さを少しでも稼ぐために鉢底石をかなり少なめに入れたから。ふるい分けた鉢底石は半分くらいが残った。まあ底のほうには大粒赤玉も入っているし水はけは大丈夫だろう。


最後に水やりをして、めでたく植え付け終了。
土が少し足りないところは、後で買ってきて継ぎ足すことにする。



ところで昨日に書いた後の祭りの心配事とは。

苦土石灰を混ぜたら1週間ほど寝かせるのは、土と反応して何らかのガスを発生するかららしい。それが種や球根に悪い影響を与えるし、肥料となる成分にも化学反応的に連鎖して効果を減らすということ。

それは知っていたのだが、その反応を媒介するにはたぶん水分が必要じゃないかってことに水やりをしながら気がついた。堆肥は買ってきて袋から出したばかりのものだから、ある程度の湿り気があった。だから苦土石灰と反応したと思う。しかしふるい分けた土は水分はほとんどなくサラサラである。あの状態で土と一緒にゴミ用ビニール袋の中に入れた苦土石灰が何か化学変化を起こしたとは考えづらい。

ということは苦土石灰は苦土石灰のまま、ふるい分けた土の中に残っており、最後に水やりをした時にガスを発生したり化学反応を起こしてーーーやっぱり気がつかなかったことにしておこう(^^ゞ

wassho at 17:23│Comments(0)   *チューリップ 

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