2015年11月24日
御幸の浜
(11月21日ツーリングの続き)
ざる菊を見た後は丘陵部を降りて小田原の海岸部に向かう。大磯もそうであるが西湘バイパスで遮断されているため、海沿いの街であるにも関わらず小田原の海岸を訪れたことはなかった。海岸なんて海を見ている限りどこでも景色に大差はないもの。まあそれでも一度は足を踏み入れたかった。
以前は足柄街道で降りたが、東方向に進めば南下する県道に突き当たって海岸のほうに行くだろうと、ざる菊園の前の道をそのまま適当に走り出す。するとミカン畑の中に入りだんだんと道幅が狭くなってきた。あちこちの林道も走ったけれど、今まで経験した中で最も狭かったかも。道路というより通路(>_<) ひょっとしたら舗装がなくなるのかな〜こんなところじゃUターンもできないとビビリながら進むと、やがて道幅が徐々に広くなり県道720号線に出た。その後は国道255号で小田原の中心部に向かう。
小田原駅近くの255号沿いは見事にシャッター商店街となっていた。小田原ってなんとなく賑やかなイメージを持っていたので意外。そこから国道1号線に合流し、御幸の浜の交差点で曲がって海岸到着。
御幸の浜(みゆきのはま)
位置的には小田原城から真っ直ぐ南下したところ。徒歩でもたぶん10分くらいの距離。案内板には、名前の由来は明治天皇が立ち寄ったからと書かれている。天皇が外出することを行幸(ぎょうこう、みゆき)あるいは御幸(ごこう、ぎょこう、みゆき)というのが古式ゆかしい表現。
左側に海水浴場としての駐車場があるみたいだが、そこへの入り口は閉まっていた。クルマではフラッと来るというわけにはいかないみたい。目の前の陸橋は西湘バイパス。
西湘バイパスをくぐって海岸に出る。
東向き:大磯方向
西向き:伊豆方向
一番左に見えるのは真鶴半島だと思う。
砂利と砂浜が混在した海岸だった。
この付近は遠浅の反対の急深な海だから波は立たずにサーフィンはできない。ウインドサーフィンには向いているように思うが、この日にやっている人はいなかった。駐車場がないからかも。水は湘南エリアよりきれい。でも西湘バイパスがあるからクルマの音がうるさいのが残念。
海岸の西にあった突堤。
ミニサイズの灯台。信号灯というのかな。周りに置いてある荷物は釣り人のもの。
突堤の先端はコンクリートブロック。
ミニ灯台の台座に座って、しばらく日向ぼっこしながら休憩。
空は秋のうろこ雲。海見て空見て幸せな気分。
突堤の上から御幸の浜全景。
西湘バイパスはどうしてこんな海岸ギリギリに造ったのか不思議。一説によると1960年代の建設当時の海岸(砂浜部分)は今の何倍も広かったらしい。つまり浸食によって海岸が削られたから、結果的に今は波打ち際近くを走ることになってしまったというもの。それはともかく、クルマを駐められて西湘バイパスをくぐって海岸に出られるところをもっと増やさないと、せっかくの海なのにもったいない気がする。
御幸の浜を後にして1号線を東に進む。ところどころに昔の商家風の建物があって、そこには見学ツアーと思われる観光客がたくさん集まっていた。先ほど見たシャッター商店街とは大違いなのが印象的。1号線で酒匂川(さかわがわ)を渡り国府津(こうづ)の手前で県道72号線に左折。広域農道である「やまゆりライン」に入るには、新幹線の線路をくぐった先で右折しなければならないが、そのまま直進。
これは道を間違えたわけでなく、その先が有名な曽我梅林のエリアだから。すごく混雑するということで観梅のシーズンに来たことはまだないが、どんな場所なのか下見しておきたかった。72号線の西側が梅林で、すごく広いこと〜どこかに駐車場が設けられるはずだが、かなり歩き回らなければいけない〜梅林の中の農道は狭くて人の多い観梅シーズンはまともに走れそうにないーーーことなどがわかった。
72号線を戻ってやまゆりラインに。ここは大雑把にいうと東向きに走ってから北上するのだが、東向き部分はかなりクルマが多かった。そのまま東に進めば県道709号や71号に当たるから、その抜け道になっているのかも知れない。一方の北上部分はガラガラ。のんびり走って秦野中野のインターから東名高速。まだ時間も早かったので渋滞なしで帰ってこられた。しかし往きは気温19度くらいでも日差しがあって暑かったが、帰りは気温が21度あったのに日差しが弱くなっていたので少し寒く感じた。
走行185キロで午後4時半帰宅。見頃を過ぎた秋バラとざる菊だったが、約1ヶ月ぶりのバイクだったので満足感高し。
おしまい
ざる菊を見た後は丘陵部を降りて小田原の海岸部に向かう。大磯もそうであるが西湘バイパスで遮断されているため、海沿いの街であるにも関わらず小田原の海岸を訪れたことはなかった。海岸なんて海を見ている限りどこでも景色に大差はないもの。まあそれでも一度は足を踏み入れたかった。
以前は足柄街道で降りたが、東方向に進めば南下する県道に突き当たって海岸のほうに行くだろうと、ざる菊園の前の道をそのまま適当に走り出す。するとミカン畑の中に入りだんだんと道幅が狭くなってきた。あちこちの林道も走ったけれど、今まで経験した中で最も狭かったかも。道路というより通路(>_<) ひょっとしたら舗装がなくなるのかな〜こんなところじゃUターンもできないとビビリながら進むと、やがて道幅が徐々に広くなり県道720号線に出た。その後は国道255号で小田原の中心部に向かう。
小田原駅近くの255号沿いは見事にシャッター商店街となっていた。小田原ってなんとなく賑やかなイメージを持っていたので意外。そこから国道1号線に合流し、御幸の浜の交差点で曲がって海岸到着。
御幸の浜(みゆきのはま)
位置的には小田原城から真っ直ぐ南下したところ。徒歩でもたぶん10分くらいの距離。案内板には、名前の由来は明治天皇が立ち寄ったからと書かれている。天皇が外出することを行幸(ぎょうこう、みゆき)あるいは御幸(ごこう、ぎょこう、みゆき)というのが古式ゆかしい表現。
左側に海水浴場としての駐車場があるみたいだが、そこへの入り口は閉まっていた。クルマではフラッと来るというわけにはいかないみたい。目の前の陸橋は西湘バイパス。
西湘バイパスをくぐって海岸に出る。
東向き:大磯方向
西向き:伊豆方向
一番左に見えるのは真鶴半島だと思う。
砂利と砂浜が混在した海岸だった。
この付近は遠浅の反対の急深な海だから波は立たずにサーフィンはできない。ウインドサーフィンには向いているように思うが、この日にやっている人はいなかった。駐車場がないからかも。水は湘南エリアよりきれい。でも西湘バイパスがあるからクルマの音がうるさいのが残念。
海岸の西にあった突堤。
ミニサイズの灯台。信号灯というのかな。周りに置いてある荷物は釣り人のもの。
突堤の先端はコンクリートブロック。
ミニ灯台の台座に座って、しばらく日向ぼっこしながら休憩。
空は秋のうろこ雲。海見て空見て幸せな気分。
突堤の上から御幸の浜全景。
西湘バイパスはどうしてこんな海岸ギリギリに造ったのか不思議。一説によると1960年代の建設当時の海岸(砂浜部分)は今の何倍も広かったらしい。つまり浸食によって海岸が削られたから、結果的に今は波打ち際近くを走ることになってしまったというもの。それはともかく、クルマを駐められて西湘バイパスをくぐって海岸に出られるところをもっと増やさないと、せっかくの海なのにもったいない気がする。
御幸の浜を後にして1号線を東に進む。ところどころに昔の商家風の建物があって、そこには見学ツアーと思われる観光客がたくさん集まっていた。先ほど見たシャッター商店街とは大違いなのが印象的。1号線で酒匂川(さかわがわ)を渡り国府津(こうづ)の手前で県道72号線に左折。広域農道である「やまゆりライン」に入るには、新幹線の線路をくぐった先で右折しなければならないが、そのまま直進。
これは道を間違えたわけでなく、その先が有名な曽我梅林のエリアだから。すごく混雑するということで観梅のシーズンに来たことはまだないが、どんな場所なのか下見しておきたかった。72号線の西側が梅林で、すごく広いこと〜どこかに駐車場が設けられるはずだが、かなり歩き回らなければいけない〜梅林の中の農道は狭くて人の多い観梅シーズンはまともに走れそうにないーーーことなどがわかった。
72号線を戻ってやまゆりラインに。ここは大雑把にいうと東向きに走ってから北上するのだが、東向き部分はかなりクルマが多かった。そのまま東に進めば県道709号や71号に当たるから、その抜け道になっているのかも知れない。一方の北上部分はガラガラ。のんびり走って秦野中野のインターから東名高速。まだ時間も早かったので渋滞なしで帰ってこられた。しかし往きは気温19度くらいでも日差しがあって暑かったが、帰りは気温が21度あったのに日差しが弱くなっていたので少し寒く感じた。
走行185キロで午後4時半帰宅。見頃を過ぎた秋バラとざる菊だったが、約1ヶ月ぶりのバイクだったので満足感高し。
おしまい
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