2015年12月30日
Eテレ礼賛 その2
私が録画して見ている番組の続き。
趣味・暮らしの分野
趣味の園芸
趣味の園芸・野菜の時間
趣味の園芸ビギナーズ
ベランダでのチューリップといくつかの植物以外に手を広げて育てる
つもりは今のところない。いずれ豪邸に住んでガーデンと家庭菜園を
持った時のための予習として見ている(^^ゞ
酸性に傾いた土壌を苦土石灰で中和するとか、番組を見ていると自然に
身につく基礎知識がチューリップに役立つ場合もある。
テレビスポーツ教室
いろんなスポーツの一流選手が小学生にレッスンする、まったくもって
小学生向けの番組。でも知ってはいても、やった経験はないスポーツ、
例えば剣道とかチアリーディングなども取り上げられるので新しい知識
を得ることがある。またバレーボールとかハードル走とか授業で
経験はあっても、もう残りの人生でやる機会はないと思われるスポーツ
を見るのもなぜか楽しい。キャッチボールの放送の回はちょっとウズウズ
した。
芸術・古典芸能の分野
クラシック音楽館
昨日のエントリーでNHK教育放送は英語講座以外は知らなかったと
書いた。しかし主にNHK交響楽団の演奏会を放送するこの番組は、以前に
よく見ていた時期があるのを思い出した。でも番組タイトルは
クラシック音楽館ではなかった気もする。
N響の演奏は一流だし、録音も放送とは思えないほど高音質。この番組を
見る時は音声をオーディオから流している。音楽は聴くものだとしても、
クラシックに限らず演奏を見て聴いたほうが何倍も楽しい。また
クラシックの場合は、ここでこの楽器がこういう風に演奏されているの
かと、ボーッとCDを聴いていただけじゃわからないことも気がついて曲
の内容がよりわかるようにもなる。クラシックというと一般には優雅な
イメージだと思う。N響にはあまりいないが、中には必死の形相だったり
顔を真っ赤にして演奏している人もいて、そういう発見も音楽を見る
楽しみのひとつ。
また指揮者や楽団員のインタビューがあって、
これも音楽を理解するのになかなか役に立つ。
クラシックファンにはもちろんオススメだし、これからクラシックでも聴
いてみるかと考えている人には、まずこの番組を見たり掛け流すことから
始めるのがいいと思う。毎回の放送はCDでなら1.5枚分くらいの分量。
ほぼ毎週やっているから1年の放送だけでCD72枚のクラシックを聴ける
計算になる。
ららら♪クラシック
こちらはクラシックの名曲や作曲家の歴史、あるいは曲や演奏の特徴など
を紹介するカジュアルな雰囲気の番組。クラシックのCDはたくさん
持っていても、音楽そのものを勉強するまでには至っていないから、
毎回興味深く見ている。番組のノリは軽いけれどクラシックファンにこそ
オススメな内容。
幼児・子ども・子育ての分野
おはなしのくにクラシック
このクラシックは音楽ではなくて古典文学のほう。子供向けの番組だが
10回に1回くらいはおもしろい時がある。
大科学実験
この番組はけっこう衝撃的。小学校レベルの理科実験番組なのに、とに
かく実験の規模が無駄に大きくて、その内容と較べてびっくりするほど
制作費が掛けられている。話のネタに1回は見るべし。
少年少女・若者の分野
課外授業 ようこそ先輩
おもしろい回はたまにしかない。録画リストから消去する候補に
入っている。
人生デザイン U−29
少し変わった職業・生き方を選んだ若者をドキュメンタリーで追いかけた
番組。とはいってもお気軽なタッチで描かれている。つまらない回も多い
が、もっと若い時にこの番組を見たかった(^^ゞ
すイエんサー
日常のいろいろな出来事に少し科学の視点を取り入れたバラエティ番組。
でもNHKだから民放のタレント丸投げバラエティとはレベルが違う。
いろいろと生活に役立つコネタも仕入れられる。暇つぶしや息抜きには向
いている番組。身近にいそうな系のアイドルがたくさん出てくる。
10min. ボックス
これは古いタイプの理科の教育番組。でも10分番組なので、ちょっと気
分転換という時に重宝している。
テストの花道
大学受験生のための勉強相談番組。進行は所ジョージとTOKIOの城島。
受験問題の解き方指導などで、たまにビジネスにも使えそうなノウハウが
紹介されてハッとする時がある。
(2016年5月追記:構成が一新されてつまらなくなった)
新しいテレビになって録画予約が簡単だし、毎週の放送を連続予約にすれば手間もかからないので、調子に乗って登録していたら数が増えた。英語講座はノルマ的に放送のあった週のうちに見るようにしているものの、それ以外は暇があった時なので未視聴の番組は溜まる一方である。民放のアホ・バラエティを暇つぶしに見ている時は、テレビを見ているというよりつけているだけで何か他のこともしていたが、Eテレの番組のほとんどはテレビの前にしっかり座ってみないと意味が薄れる内容なので、それなりにまとまった時間が必要になってくる。とても全部は見きれないのが正直なところ。
それでもEテレを見るようになってから、テレビが楽しくなったし世界が広がった気もする。教育番組を見てどれだけ賢くなったかは?だとしても、深夜、寝る前に通販番組を見ながら一杯やるのと「猫のしっぽカエルの手」や「美の壺セレクション」を見ながらではお酒の味も違ってくるというもの。
本当はもっと大人のための教育・教養番組と、少々理解できなくてもいいから知の最先端を紹介するような番組が欲しい。それは無い物ねだりかなあ。まあとにかく、くだらないバラエティばかりでテレビがつまらないと感じたら、試しにEテレを見てみるのをお勧めする。ひょっとしたらあなたもツボにはまって、ハードディスクの残り録画可能時間を気にするようになるかも知れない。
おしまい
趣味・暮らしの分野
趣味の園芸
趣味の園芸・野菜の時間
趣味の園芸ビギナーズ
ベランダでのチューリップといくつかの植物以外に手を広げて育てる
つもりは今のところない。いずれ豪邸に住んでガーデンと家庭菜園を
持った時のための予習として見ている(^^ゞ
酸性に傾いた土壌を苦土石灰で中和するとか、番組を見ていると自然に
身につく基礎知識がチューリップに役立つ場合もある。
テレビスポーツ教室
いろんなスポーツの一流選手が小学生にレッスンする、まったくもって
小学生向けの番組。でも知ってはいても、やった経験はないスポーツ、
例えば剣道とかチアリーディングなども取り上げられるので新しい知識
を得ることがある。またバレーボールとかハードル走とか授業で
経験はあっても、もう残りの人生でやる機会はないと思われるスポーツ
を見るのもなぜか楽しい。キャッチボールの放送の回はちょっとウズウズ
した。
芸術・古典芸能の分野
クラシック音楽館
昨日のエントリーでNHK教育放送は英語講座以外は知らなかったと
書いた。しかし主にNHK交響楽団の演奏会を放送するこの番組は、以前に
よく見ていた時期があるのを思い出した。でも番組タイトルは
クラシック音楽館ではなかった気もする。
N響の演奏は一流だし、録音も放送とは思えないほど高音質。この番組を
見る時は音声をオーディオから流している。音楽は聴くものだとしても、
クラシックに限らず演奏を見て聴いたほうが何倍も楽しい。また
クラシックの場合は、ここでこの楽器がこういう風に演奏されているの
かと、ボーッとCDを聴いていただけじゃわからないことも気がついて曲
の内容がよりわかるようにもなる。クラシックというと一般には優雅な
イメージだと思う。N響にはあまりいないが、中には必死の形相だったり
顔を真っ赤にして演奏している人もいて、そういう発見も音楽を見る
楽しみのひとつ。
また指揮者や楽団員のインタビューがあって、
これも音楽を理解するのになかなか役に立つ。
クラシックファンにはもちろんオススメだし、これからクラシックでも聴
いてみるかと考えている人には、まずこの番組を見たり掛け流すことから
始めるのがいいと思う。毎回の放送はCDでなら1.5枚分くらいの分量。
ほぼ毎週やっているから1年の放送だけでCD72枚のクラシックを聴ける
計算になる。
ららら♪クラシック
こちらはクラシックの名曲や作曲家の歴史、あるいは曲や演奏の特徴など
を紹介するカジュアルな雰囲気の番組。クラシックのCDはたくさん
持っていても、音楽そのものを勉強するまでには至っていないから、
毎回興味深く見ている。番組のノリは軽いけれどクラシックファンにこそ
オススメな内容。
幼児・子ども・子育ての分野
おはなしのくにクラシック
このクラシックは音楽ではなくて古典文学のほう。子供向けの番組だが
10回に1回くらいはおもしろい時がある。
大科学実験
この番組はけっこう衝撃的。小学校レベルの理科実験番組なのに、とに
かく実験の規模が無駄に大きくて、その内容と較べてびっくりするほど
制作費が掛けられている。話のネタに1回は見るべし。
少年少女・若者の分野
課外授業 ようこそ先輩
おもしろい回はたまにしかない。録画リストから消去する候補に
入っている。
人生デザイン U−29
少し変わった職業・生き方を選んだ若者をドキュメンタリーで追いかけた
番組。とはいってもお気軽なタッチで描かれている。つまらない回も多い
が、もっと若い時にこの番組を見たかった(^^ゞ
すイエんサー
日常のいろいろな出来事に少し科学の視点を取り入れたバラエティ番組。
でもNHKだから民放のタレント丸投げバラエティとはレベルが違う。
いろいろと生活に役立つコネタも仕入れられる。暇つぶしや息抜きには向
いている番組。身近にいそうな系のアイドルがたくさん出てくる。
10min. ボックス
これは古いタイプの理科の教育番組。でも10分番組なので、ちょっと気
分転換という時に重宝している。
テストの花道
大学受験生のための勉強相談番組。進行は所ジョージとTOKIOの城島。
受験問題の解き方指導などで、たまにビジネスにも使えそうなノウハウが
紹介されてハッとする時がある。
(2016年5月追記:構成が一新されてつまらなくなった)
新しいテレビになって録画予約が簡単だし、毎週の放送を連続予約にすれば手間もかからないので、調子に乗って登録していたら数が増えた。英語講座はノルマ的に放送のあった週のうちに見るようにしているものの、それ以外は暇があった時なので未視聴の番組は溜まる一方である。民放のアホ・バラエティを暇つぶしに見ている時は、テレビを見ているというよりつけているだけで何か他のこともしていたが、Eテレの番組のほとんどはテレビの前にしっかり座ってみないと意味が薄れる内容なので、それなりにまとまった時間が必要になってくる。とても全部は見きれないのが正直なところ。
それでもEテレを見るようになってから、テレビが楽しくなったし世界が広がった気もする。教育番組を見てどれだけ賢くなったかは?だとしても、深夜、寝る前に通販番組を見ながら一杯やるのと「猫のしっぽカエルの手」や「美の壺セレクション」を見ながらではお酒の味も違ってくるというもの。
本当はもっと大人のための教育・教養番組と、少々理解できなくてもいいから知の最先端を紹介するような番組が欲しい。それは無い物ねだりかなあ。まあとにかく、くだらないバラエティばかりでテレビがつまらないと感じたら、試しにEテレを見てみるのをお勧めする。ひょっとしたらあなたもツボにはまって、ハードディスクの残り録画可能時間を気にするようになるかも知れない。
おしまい
wassho at 12:26│Comments(0)│
│生活、日常