2016年01月21日
納期60ヶ月待ち!
テレビを買い換えてからNHKのEテレ中心に見ていることは、昨年の末のブログに書いた。録画が増えるばかりで見ることがまったく追いついていないが、まあそれなりに楽しんでいる。
先日「イッピン」という番組を見ていたら、福井県の越前打刃物(うちはもの)のステーキナイフを紹介していた。イッピンはNHKのGテレ(一般放送)で、おもに地場産業の名品を紹介するような番組。
やたら切れ味鋭いステーキナイフが人気を博していることはどこかで聞いたことがあった。これがそのステーキナイフかと思い、いくら位するんだろうと番組を見ながらタブレットで検索してみた。
1本 2万4440円(税込み)!
ペアとなるフォークは1万4040円。
セットだと3万8480円。家族4人分を揃えたら15万3920円。タカっ!
その価格にもビックリしたが、
さらに驚いたのはホームページに掲載されていた次のお知らせ。
なんと5年待ち!
ステーキ冷めるわ(^^ゞ
こちらがメーカーである龍泉刃物のホームページ。ところでこんな高価なステーキナイフを買う人は、その切れ味が必要な固い肉を食べないような気がするけど。
別の日にEテレの「美の壺」を見た。これも「和の美しさ」をテーマにしたような番組。その時は南部鉄器を紹介していた。南部鉄器とは旧南部藩である岩手県で製造される伝統的な鉄の鋳物製品。いろんな種類があるが、この時は鉄瓶(てつびん:鉄のヤカン)を中心とした内容だった。
鉄瓶で湧かしたお湯はまろやかで珈琲やお茶を淹れるとおいしいらしい。それでまた番組を見ながらタブレットで検索してみると、
まず、このお店は全部品切れ。
このお店は新規注文を受け付けていない。
ここも全部完売。
ここは納期1年から2年。たくさん注文すると、さらに待たされる。
ここも約1年待ち。
ーーーと、ことごとく手に入れることができない。先ほどのステーキナイフは1社だけが生産しているものだが、鉄瓶は南部鉄器の産地全体での状況。鉄瓶がそんなに引っ張りだことは知らなかった。(状況は本日2016年1月21日現在)
それにしても納期5年や2年とかで客を待たして商売ができるなんて、ほとんどの企業にしてみれば夢のまた夢みたいな話だろう。生産量とかゴーストオーダーとか、マーケティングに携わるものとしての興味や確かめたいことはもちろんあるけれど、とりあえずブッタマゲタのでまずは報告まで。
先日「イッピン」という番組を見ていたら、福井県の越前打刃物(うちはもの)のステーキナイフを紹介していた。イッピンはNHKのGテレ(一般放送)で、おもに地場産業の名品を紹介するような番組。
やたら切れ味鋭いステーキナイフが人気を博していることはどこかで聞いたことがあった。これがそのステーキナイフかと思い、いくら位するんだろうと番組を見ながらタブレットで検索してみた。
1本 2万4440円(税込み)!
ペアとなるフォークは1万4040円。
セットだと3万8480円。家族4人分を揃えたら15万3920円。タカっ!
その価格にもビックリしたが、
さらに驚いたのはホームページに掲載されていた次のお知らせ。
なんと5年待ち!
ステーキ冷めるわ(^^ゞ
こちらがメーカーである龍泉刃物のホームページ。ところでこんな高価なステーキナイフを買う人は、その切れ味が必要な固い肉を食べないような気がするけど。
別の日にEテレの「美の壺」を見た。これも「和の美しさ」をテーマにしたような番組。その時は南部鉄器を紹介していた。南部鉄器とは旧南部藩である岩手県で製造される伝統的な鉄の鋳物製品。いろんな種類があるが、この時は鉄瓶(てつびん:鉄のヤカン)を中心とした内容だった。
鉄瓶で湧かしたお湯はまろやかで珈琲やお茶を淹れるとおいしいらしい。それでまた番組を見ながらタブレットで検索してみると、
まず、このお店は全部品切れ。
このお店は新規注文を受け付けていない。
ここも全部完売。
ここは納期1年から2年。たくさん注文すると、さらに待たされる。
ここも約1年待ち。
ーーーと、ことごとく手に入れることができない。先ほどのステーキナイフは1社だけが生産しているものだが、鉄瓶は南部鉄器の産地全体での状況。鉄瓶がそんなに引っ張りだことは知らなかった。(状況は本日2016年1月21日現在)
それにしても納期5年や2年とかで客を待たして商売ができるなんて、ほとんどの企業にしてみれば夢のまた夢みたいな話だろう。生産量とかゴーストオーダーとか、マーケティングに携わるものとしての興味や確かめたいことはもちろんあるけれど、とりあえずブッタマゲタのでまずは報告まで。
wassho at 08:57│Comments(0)│
│マーケティング、ビジネス