2016年03月02日
曽我梅林 その2
梅は枝が上に延びて花をつける。満開の梅を見ていると、その生命力と美しさが天に昇っているようである。見ていてもきれいだし、こちらの背中もスーッと伸びるというか、頭のテッペンから何か抜けていくような感じがして気持ちがいい。
こちらは逆方向に垂れるしだれ梅。
見る角度によっては梅が空から降ってくるようでもある。
花数が多いと打ち上げ花火にも見えるし、
正月の飾り物である餅花を連想したりする。なんとなくおめでたい気持ちにもなるのも観梅のいいところ。品種改良してピンクと白い梅が交互に咲くようにしてくれたら、もっとメデタクなれるのに(^^ゞ
曽我梅林は食用梅を生産している果樹園なので売店周り以外にベンチとかはない。こうやって地面に座ってくつろいだりお弁当を食べるのが、ここでの鑑賞スタイル。売店で貸しゴザも用意されている。
梅林のあちこちにあった水瓶。どれも一杯に水が張られている。雨水だけでこれほど溜まるとは思えない。それに何のための水? 梅の木に水を撒くためだとしたら数が少なすぎる。一切がナゾの水瓶。
こういうのを道祖神というのかな。かなり昔からある雰囲気。
黄色や白の粉が吹いたようになっている。
曽我梅林ではあまりなかったが、梅林ではよく見かける光景。白いのはたぶんウメノキゴケ。黄色も同じく地衣類の何かだろう。地衣類はコケという名前が付いていてもコケとは別物。コケと地衣類の違いはーーーよく知らない(^^ゞ 地衣類は付着しているだけで寄生しているのではないから木の生育には影響ないらしい。
引っ掻いたような模様のある梅の木。花だけじゃなくて幹を見て回るのも楽しい。
川沿いに多くの人が写真を撮っている木があった。
これくらい離れていると梅の花にも見えるが、
これは河津桜。
今年は河津桜を見に行く時間は取れないと思っていたのでラッキー。ソメイヨシノは花見に行くという幸せ感が好きだが、花そのものは河津桜のほうが断然いいと思っている。
梅と桃と桜の違いは花びらで見るなら
梅:花びらの先が丸い
桃:花びらの先がとがっている
桜:花びらの先が割れている
もう1つの見分け方ポイントは以前に書いたから、気になったら参照してちょうだい。
こちらが梅の花。
花びらの先が丸くて、茎が伸びずに枝に密着して直接花が咲いているのが梅。河津桜の写真は茎があまり写っていないけれど、花びらの先が割れているのはわかると思う。
曽我梅林は食用梅の生産地を開放しているところだから、品種は少ないし、グニャグニャとビックリするような曲がり方をしている鉄幹と呼ばれる老木もない。梅の木は整然と植えられており、日本庭園的なしつらえがあるわけではない。そういう意味ではちょっと単調だし風情を期待してはいけない。
そのかわり本数は3万5000本と圧倒的。数がもたらす密集感もあるし、お腹一杯になるまで梅を見ることができる。面積は45ヘクタールと90ヘクタールという情報があってはっきりしないが、仮に45ヘクタールだとしても充分に広いことに変わりはない。かなりの見物客が来ていたが食堂や売店のある広場以外は混み合うこともない。(ちなみにディズニーランドが51ヘクタール)。
いってみれば素朴でノンビリした梅林である。お土産屋なんかも観光地でよくあるガツガツした雰囲気は皆無。
帰りは海沿いを走りたくなり、2〜3キロ南下して国道1号線に出る。海と山があって小田原はいいところである。小田原の1号線は片側1車線でローカルな雰囲気。いつの季節に走ってもなぜか夏休みの気分を思い出すから不思議。
国府津〜二宮〜大磯と進み、そういえば平塚の海岸に降りたことがないのを思い出す。茅ヶ崎の手前の平塚漁港あたりに出たかったのだが、右折できる交差点がなく、そのまま相模川を渡って茅ヶ崎〜辻堂と来てしまった。
それでバイクの無料駐車場がある定番の鵠沼海岸。
隣は江ノ島。あまり乗れるような波は来ていなかったがサーファーは50人くらいいたかな。風がとても強くウインドサーフィンはすごいスピードで走っていた。
広い砂浜を見るとなぜか落ち着く。
江ノ島から国道467号を北に上がり、藤沢を経由して新湘南バイパス西向きで圏央道に乗った。しかし藤沢の手前がいつも以上に大渋滞。海沿いを西に戻って北向きの新湘南バイパスにすればよかったと後悔。地図を貼って説明するほどのことでもないので詳細は省略。
東名の渋滞をこなして午後6時半頃帰宅。走行170キロ。
今年も梅を見に行けてよろこばし。
ところで松竹梅でおめでたい組み合わせになる。梅はあちこち見に行っているし、松も三保の松原までツーリングした。でも竹を目的に出かけたことはバイクでもそれ以外でも一度もない。竹も名所があるのかな? あったとして竹を見て楽しいかな? そのうち調べてみよう。まあタケノコご飯ツーリングになる気もするけど。
おしまい
こちらは逆方向に垂れるしだれ梅。
見る角度によっては梅が空から降ってくるようでもある。
花数が多いと打ち上げ花火にも見えるし、
正月の飾り物である餅花を連想したりする。なんとなくおめでたい気持ちにもなるのも観梅のいいところ。品種改良してピンクと白い梅が交互に咲くようにしてくれたら、もっとメデタクなれるのに(^^ゞ
曽我梅林は食用梅を生産している果樹園なので売店周り以外にベンチとかはない。こうやって地面に座ってくつろいだりお弁当を食べるのが、ここでの鑑賞スタイル。売店で貸しゴザも用意されている。
梅林のあちこちにあった水瓶。どれも一杯に水が張られている。雨水だけでこれほど溜まるとは思えない。それに何のための水? 梅の木に水を撒くためだとしたら数が少なすぎる。一切がナゾの水瓶。
こういうのを道祖神というのかな。かなり昔からある雰囲気。
黄色や白の粉が吹いたようになっている。
曽我梅林ではあまりなかったが、梅林ではよく見かける光景。白いのはたぶんウメノキゴケ。黄色も同じく地衣類の何かだろう。地衣類はコケという名前が付いていてもコケとは別物。コケと地衣類の違いはーーーよく知らない(^^ゞ 地衣類は付着しているだけで寄生しているのではないから木の生育には影響ないらしい。
引っ掻いたような模様のある梅の木。花だけじゃなくて幹を見て回るのも楽しい。
川沿いに多くの人が写真を撮っている木があった。
これくらい離れていると梅の花にも見えるが、
これは河津桜。
今年は河津桜を見に行く時間は取れないと思っていたのでラッキー。ソメイヨシノは花見に行くという幸せ感が好きだが、花そのものは河津桜のほうが断然いいと思っている。
梅と桃と桜の違いは花びらで見るなら
梅:花びらの先が丸い
桃:花びらの先がとがっている
桜:花びらの先が割れている
もう1つの見分け方ポイントは以前に書いたから、気になったら参照してちょうだい。
こちらが梅の花。
花びらの先が丸くて、茎が伸びずに枝に密着して直接花が咲いているのが梅。河津桜の写真は茎があまり写っていないけれど、花びらの先が割れているのはわかると思う。
曽我梅林は食用梅の生産地を開放しているところだから、品種は少ないし、グニャグニャとビックリするような曲がり方をしている鉄幹と呼ばれる老木もない。梅の木は整然と植えられており、日本庭園的なしつらえがあるわけではない。そういう意味ではちょっと単調だし風情を期待してはいけない。
そのかわり本数は3万5000本と圧倒的。数がもたらす密集感もあるし、お腹一杯になるまで梅を見ることができる。面積は45ヘクタールと90ヘクタールという情報があってはっきりしないが、仮に45ヘクタールだとしても充分に広いことに変わりはない。かなりの見物客が来ていたが食堂や売店のある広場以外は混み合うこともない。(ちなみにディズニーランドが51ヘクタール)。
いってみれば素朴でノンビリした梅林である。お土産屋なんかも観光地でよくあるガツガツした雰囲気は皆無。
帰りは海沿いを走りたくなり、2〜3キロ南下して国道1号線に出る。海と山があって小田原はいいところである。小田原の1号線は片側1車線でローカルな雰囲気。いつの季節に走ってもなぜか夏休みの気分を思い出すから不思議。
国府津〜二宮〜大磯と進み、そういえば平塚の海岸に降りたことがないのを思い出す。茅ヶ崎の手前の平塚漁港あたりに出たかったのだが、右折できる交差点がなく、そのまま相模川を渡って茅ヶ崎〜辻堂と来てしまった。
それでバイクの無料駐車場がある定番の鵠沼海岸。
隣は江ノ島。あまり乗れるような波は来ていなかったがサーファーは50人くらいいたかな。風がとても強くウインドサーフィンはすごいスピードで走っていた。
広い砂浜を見るとなぜか落ち着く。
江ノ島から国道467号を北に上がり、藤沢を経由して新湘南バイパス西向きで圏央道に乗った。しかし藤沢の手前がいつも以上に大渋滞。海沿いを西に戻って北向きの新湘南バイパスにすればよかったと後悔。地図を貼って説明するほどのことでもないので詳細は省略。
東名の渋滞をこなして午後6時半頃帰宅。走行170キロ。
今年も梅を見に行けてよろこばし。
ところで松竹梅でおめでたい組み合わせになる。梅はあちこち見に行っているし、松も三保の松原までツーリングした。でも竹を目的に出かけたことはバイクでもそれ以外でも一度もない。竹も名所があるのかな? あったとして竹を見て楽しいかな? そのうち調べてみよう。まあタケノコご飯ツーリングになる気もするけど。
おしまい