2016年04月16日

あけぼの山農業公園でチューリップ

今年のチューリップ・ツーリングは千葉県柏市にある「あけぼの山農業公園」に行ってきた。以前にもブラッと訪れたり、ヒマワリを見に来たこともある。過去のエントリーを見ると2012年の日付でそんなに前だったかと驚く。歳を取るわけだ(^^ゞ

前日の天気予報では晴れ時々曇りで昼間は晴天のはずだったのに、朝起きると空の色はかなりグレー。チューリップは青空の下で元気な姿を見たい。でも翌日は雨の予報で現在満開という情報だし。雨雲は出ていないようだったので昼を過ぎれば晴れるかもと期待して出発。

首都高6号線で都心を抜けて常磐自動車道の柏インターで降りる。そこからは国道16号〜県道7号と続く。公園の手前が少しややこしいが、以前と違って道順を示す立て看板がたくさん出ていた。
tizu

ところで自宅近くのセルフスタンドでガソリンを入れたのだけれど、給油ノズルのレバーを握ってもガソリンが出てこなかった。何度か握り直しても同じ。店員を呼んで彼がこちらに来る間にもう一度握ったら出てきた。そんなこともあるんだと初体験。

午後1時前に到着。渋滞がなかったので1時間半ほど。以前より臨時駐車場があちこちにできていた。でも人の歩いていない歩道の片隅に何台かバイクが駐めてあったのでそれに便乗。
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オランダ風の風車がお出迎え。風車が動いているのを見たことがないし、だいたい風車の羽根が枠組みだけだから、たぶん回らないんだろう。
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チューリップ畑に入るとこんな感じ。ベランダのチューリップもキレイに咲いているけれど、やっぱりこのボリュームや密集感はたまらないね。
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少し高いところから。この2枚でだいたい全景をカバーしている。
そんなに広いわけじゃない。
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でもこんな風に写真を撮ると延々チューリップが続いているように見える。
観光地の写真にはご用心(^^ゞ
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風車とのツーショット。
青空じゃないのが恨めしい。
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欲張ってチューリップを大きく写そうとすると風車のピントがぼける(/o\)
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一部の畝にはこんなプラカード。
何年何組じゃなくて班単位なのはどうしてだろうと想像してみる。
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すべてのチューリップの根本にはビオラが一緒に植えられていた。この組み合わせで植えるところも多い。ビオラはたぶん苗で植えるから、チューリップの球根を植えるより大変かも。ちなみにビオラとパンジーはスミレの仲間で、その区別は曖昧みたい。
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基本的にチューリップと同じ色のビオラが植えられ、紫チューリップが青紫ビオラ、赤チューリップがワイン色ビオラの組み合わせだった。
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でも大宮花の丘農林公苑で見たようなコントラストのある組み合わせのほうがキレイかも。


突然変異のチューリップ発見!
他にもないか探したが見つけられず。
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花を大きくしかも密集した感じに撮るには倍率の高い望遠レンズで、遠くの景色を切り取るように撮影する。しかし私が持っているのは35ミリ換算(説明省略)で24mm〜105mm相当とあまり望遠タイプじゃない。それでデジタルズームで拡大して撮ることを思いつく。

デジタルズーム2.5倍。だから262mmの望遠レンズ相当。
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花が大きくかつ密集感があっても何となくノッペリした写真。
画像自体は荒くなっていることはないのだが。

こちらはデジタルズームなしで105ミリ相当。
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較べると立体感がずいぶんと違う。デジタルズームはちょっと期待はずれだった。



このチューリップ畑は1.2ヘクタールで16万球が植えられている。ボリューム的には満足したものの、植えられているのが赤、白、黄色、オレンジ、ピンク、紫の6種類だけ。ベーシックな品種のみで花の形のバリエーションもなく、だからとても単調な印象。正直にいうとつまらない。ベランダでいろいろな種類を育てているし、あちこちにチューリップを見に行って目が肥えてしまったのかもしれない。写真を整理してアップで撮ったものがなかったのは自分でも驚いた。



ちなみに私が見に行った中で一番キレイだったのは昭和記念公園かな。植えられている風景込みでの評価。僅差の2位はひたち海浜公園。ただしここはネモフィラが圧巻なので、それをセットで評価すれば断トツの1位になる。第3位は自宅のベランダということにしておこう(^^ゞ




あけぼの山農業公園にいたのは1時間くらい。帰りに利根川を見ようと思いつく。公園からは1キロ程度である。県道47号線で新大利根橋というのを目指したが、川の手前で土手のほうに降りられるような脇道はなかった。仕方なくそのまま橋を渡る。それでわかったのが、土手と土手の間がとても広く、水が流れている川幅はその1/4くらいの面積なので、もし川沿いを走れたとしても川は見えないということ。目論見失敗。

橋を渡ってUターンして戻ってくると、利根川の土手の手前が広い畑になっていて農道が貫いていることを発見。帰りはそこを通ってきた。畑に一直線に延びる農道を走るととてもツーリング気分。ただし対向車は多いしセンターラインもないので少し緊張する。あけぼの山農業公園はこのルートを推奨しているようで「あけぼの山農業公園帰路」という立て看板がたくさん配置されていた。

やがて常磐自動車道と農道は交差し、高速道路沿いに南下して柏インターまで戻る。そこにも要所要所に「あけぼの山農業公園帰路」の立て看板があり迷うことはない。信号はまったくないので、往きの国道〜県道ルートの半分くらいの時間で柏インターについたと思う。次に来る時があれば、往きもこのルートを使おう。


午後3時半頃帰宅で走行約120キロ。この時間帯だから帰りも渋滞なしで快走。バラエティ感に物足りなさはあったが、今年も広いチューリップ畑を見られてよかった。カラフルな原色がワーッと飛び込んできてまだ目に残っている感じ。

wassho at 22:41│Comments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

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