2016年05月14日
津久井湖城山公園でルピナス
以前、あしかがフラワーパークでも見たルピナスという花。神奈川県にある津久井湖の公園に咲いているというので出かけてきた。いろんな花壇で見る花だが、まとまって植えられているのは東京近郊ではここだけのようである。
往きは高速道路。中央自動車道を八王子ジャンクションで圏央道に乗り換えて、2つめのインターである相模原で降りて10分くらいの距離。
ついでに地図に東京の西側にある大きな湖を記してみた。今回訪れたのが津久井湖で帰りは相模湖を回ってきた。奥多摩湖、宮ヶ瀬湖、丹沢湖はバイク・ツーリングのコースとしては定番的存在。狭山湖と多摩湖はバイクを含めて今まで訪れたことがない。街中にあって他のツーリング・スポットからは離れた場所にあるのでなかなかチャンスがない。ちなみに野球場の西武ドームが多摩湖の横にある。
午前10時半頃に出発して1時間15分くらいで到着。
(この案内図は南北が逆さま)
1965年に相模川をダムで堰き止めてできたのが津久井湖。津久井湖東端の南にあるのが標高375メートルの城山。鎌倉〜戦国時代にはここに津久井城があった。津久井湖城山公園は津久井湖と城山の両方にまたがる公園。湖岸にはこの水の苑地と、対岸に花の苑地という2カ所の公園がある。
ところで津久井湖西端の北側にも標高670メートルの城山があって、同じ名前だからややこしい。そちらにも山城があった。もともとどちらも山には名前がなくて、城ができたから城山と呼ばれるようになったのだろう。日本の山の名前で城山というのが一番多いらしく、全国に276もあるそうだ。
駐車場はけっこう広くバイクを駐めるスペースもゆったりしている。
湖岸に降りていく通路にルピナスが植えられている。
そのコーナーを回るとルピナスの花壇が目に飛び込んでくる。
一度見たら忘れられないルピナスの形。
ルピナスを知らない人には決してイメージできない光景(^^ゞ
私もこんなにたくさん咲いているのを見るのは初めてである。
別名が昇り藤とのこと。
なかなか納得のいく名前。藤もマメ科である。
スイングパノラマで広めに撮ってみた。
全部で1万2000株あるらしい。
花壇上部のルピナス。
花壇の上から津久井湖を眺める。
階段には噴水が設けられている。
シャッタースピード早めで水滴の瞬間を撮るのがなぜか好き。
さらに芝生まで降りて振り返る。
丸い石のオブジェと滝。
噴水と同じように滝も流れたり止まったりする。
滝の裏側に行けることに気がついた。
裏側に入る。
そこから景色を眺めても特にどうということはない。丸い石が大きく見える程度。
夏だと気化熱効果で涼しいのかな。
湖岸には降りられないようになっていた。
もっとも埋め立て湖だから砂浜のような部分はないのだが。
でもこんな階段があったので、
降りて奥に進んでみる。
ボート乗り場というか放置場所? 桟橋は岸につながっていない。
テニスコートの横を通って、
さらに奥に進むと釣り人がいて、
その横で行き止まり。
冒険は3分で終了してしまった。
とりあえず記念に写真を撮る。向こう側が相模川の上流方向。
帰りにボートをよく見るとーーー帽子を被った白鳥というのは珍しいかも。パンダのボートも見たことはない気がする。ところでパンダって泳げるの?
降りた階段とは別の階段で公園に上がるとボートの切符売り場があった。
廃業ではなく休業らしいが。
公園の一角にあった小学生の絵。
何気なく写真を撮ってみただけだけれど、
絵をどのように防水加工しているのか今になって気になってきた。
この公園のメインは城山であり水の苑地はそれほど広くない。道路を挟んで少し小高くなったところに相模川を堰き止めている城山ダムを眺める展望テラスがあるようだが、それを除いてだいたい見て回れたかな。
再びアップ中心でルピナス。
上の方がトウモロコシのヤングコーンのようになっているのは、まだ花がツボミの段階。ルピナスは下から順番に咲いていくみたい。
低い位置からの撮影も試みるが、あまり空が青くなかったのが残念。
ルピナスは結構いい香りがする。藤のように濃厚な甘みではなく、スッキリとした甘い香り。ただし香りはそれほど強くないので花に近づいてクンクンする必要あり。
ルピナスが満開の不思議な光景を堪能した後は、津久井湖から相模湖まで進み、そこから大垂水峠(おおたるみとうげ)経由で帰ってきた。
津久井湖南岸の国道413号線は適度なクネクネとアップダウンがあるいい道路なのだが、渋滞していることが多い。この日はゴールデンウイークの次の週末ということで普段よりはクルマが少なかった。相模湖もダムによる人造湖。1947年と津久井湖の18年前に完成。もっとも最初の地図に記した7つの湖はすべてダム湖である。
相模湖には立ち寄らず、そのまま甲州街道・国道20号線に出て大垂水峠に向かう。20号線が高尾山の南側を通る15キロほどの区間が大垂水峠と呼ばれる。東京と神奈川の県境をまたいでいて、つまり都心から近いワインディングロードなので、走り屋のメッカとしてはもっとも古くから有名な場所だと思う。今もメッカかどうかは知らないが、昼間は交通量が多くてゆっくりとツーリングを楽しむだけである。コーナーは減速のためのデコボコ舗装が続くのであまり快適じゃない。
大垂水峠を抜けると圏央道の高尾山インターがある。もう少し甲州街道を走ろうかと素通り。しばらくすると京王電鉄の高尾山口駅。登山・ハイキング客で駅の周りはとっても混雑していた。高尾山は標高599メートル。都心から電車で1時間ほどで麓駅に着き、山の中腹までケーブルカーもあるので手軽に登れる。入山者は年間260万人と世界一らしい。
そのまま高尾〜八王子と進むとそろそろ道路も混んできたが、高速道路には乗らずズルズルとそのまま一般道を走ることに。結局3時間近く市街地走行をして午後4時半頃帰宅。走行135キロ。なぜかこの日はあまり渋滞があまり苦にならず。公園で、こんな光景を見て愉快な気持ちになっていたからかもしれない。
往きは高速道路。中央自動車道を八王子ジャンクションで圏央道に乗り換えて、2つめのインターである相模原で降りて10分くらいの距離。
ついでに地図に東京の西側にある大きな湖を記してみた。今回訪れたのが津久井湖で帰りは相模湖を回ってきた。奥多摩湖、宮ヶ瀬湖、丹沢湖はバイク・ツーリングのコースとしては定番的存在。狭山湖と多摩湖はバイクを含めて今まで訪れたことがない。街中にあって他のツーリング・スポットからは離れた場所にあるのでなかなかチャンスがない。ちなみに野球場の西武ドームが多摩湖の横にある。
午前10時半頃に出発して1時間15分くらいで到着。
(この案内図は南北が逆さま)
1965年に相模川をダムで堰き止めてできたのが津久井湖。津久井湖東端の南にあるのが標高375メートルの城山。鎌倉〜戦国時代にはここに津久井城があった。津久井湖城山公園は津久井湖と城山の両方にまたがる公園。湖岸にはこの水の苑地と、対岸に花の苑地という2カ所の公園がある。
ところで津久井湖西端の北側にも標高670メートルの城山があって、同じ名前だからややこしい。そちらにも山城があった。もともとどちらも山には名前がなくて、城ができたから城山と呼ばれるようになったのだろう。日本の山の名前で城山というのが一番多いらしく、全国に276もあるそうだ。
駐車場はけっこう広くバイクを駐めるスペースもゆったりしている。
湖岸に降りていく通路にルピナスが植えられている。
そのコーナーを回るとルピナスの花壇が目に飛び込んでくる。
一度見たら忘れられないルピナスの形。
ルピナスを知らない人には決してイメージできない光景(^^ゞ
私もこんなにたくさん咲いているのを見るのは初めてである。
別名が昇り藤とのこと。
なかなか納得のいく名前。藤もマメ科である。
スイングパノラマで広めに撮ってみた。
全部で1万2000株あるらしい。
花壇上部のルピナス。
花壇の上から津久井湖を眺める。
階段には噴水が設けられている。
シャッタースピード早めで水滴の瞬間を撮るのがなぜか好き。
さらに芝生まで降りて振り返る。
丸い石のオブジェと滝。
噴水と同じように滝も流れたり止まったりする。
滝の裏側に行けることに気がついた。
裏側に入る。
そこから景色を眺めても特にどうということはない。丸い石が大きく見える程度。
夏だと気化熱効果で涼しいのかな。
湖岸には降りられないようになっていた。
もっとも埋め立て湖だから砂浜のような部分はないのだが。
でもこんな階段があったので、
降りて奥に進んでみる。
ボート乗り場というか放置場所? 桟橋は岸につながっていない。
テニスコートの横を通って、
さらに奥に進むと釣り人がいて、
その横で行き止まり。
冒険は3分で終了してしまった。
とりあえず記念に写真を撮る。向こう側が相模川の上流方向。
帰りにボートをよく見るとーーー帽子を被った白鳥というのは珍しいかも。パンダのボートも見たことはない気がする。ところでパンダって泳げるの?
降りた階段とは別の階段で公園に上がるとボートの切符売り場があった。
廃業ではなく休業らしいが。
公園の一角にあった小学生の絵。
何気なく写真を撮ってみただけだけれど、
絵をどのように防水加工しているのか今になって気になってきた。
この公園のメインは城山であり水の苑地はそれほど広くない。道路を挟んで少し小高くなったところに相模川を堰き止めている城山ダムを眺める展望テラスがあるようだが、それを除いてだいたい見て回れたかな。
再びアップ中心でルピナス。
上の方がトウモロコシのヤングコーンのようになっているのは、まだ花がツボミの段階。ルピナスは下から順番に咲いていくみたい。
低い位置からの撮影も試みるが、あまり空が青くなかったのが残念。
ルピナスは結構いい香りがする。藤のように濃厚な甘みではなく、スッキリとした甘い香り。ただし香りはそれほど強くないので花に近づいてクンクンする必要あり。
ルピナスが満開の不思議な光景を堪能した後は、津久井湖から相模湖まで進み、そこから大垂水峠(おおたるみとうげ)経由で帰ってきた。
津久井湖南岸の国道413号線は適度なクネクネとアップダウンがあるいい道路なのだが、渋滞していることが多い。この日はゴールデンウイークの次の週末ということで普段よりはクルマが少なかった。相模湖もダムによる人造湖。1947年と津久井湖の18年前に完成。もっとも最初の地図に記した7つの湖はすべてダム湖である。
相模湖には立ち寄らず、そのまま甲州街道・国道20号線に出て大垂水峠に向かう。20号線が高尾山の南側を通る15キロほどの区間が大垂水峠と呼ばれる。東京と神奈川の県境をまたいでいて、つまり都心から近いワインディングロードなので、走り屋のメッカとしてはもっとも古くから有名な場所だと思う。今もメッカかどうかは知らないが、昼間は交通量が多くてゆっくりとツーリングを楽しむだけである。コーナーは減速のためのデコボコ舗装が続くのであまり快適じゃない。
大垂水峠を抜けると圏央道の高尾山インターがある。もう少し甲州街道を走ろうかと素通り。しばらくすると京王電鉄の高尾山口駅。登山・ハイキング客で駅の周りはとっても混雑していた。高尾山は標高599メートル。都心から電車で1時間ほどで麓駅に着き、山の中腹までケーブルカーもあるので手軽に登れる。入山者は年間260万人と世界一らしい。
そのまま高尾〜八王子と進むとそろそろ道路も混んできたが、高速道路には乗らずズルズルとそのまま一般道を走ることに。結局3時間近く市街地走行をして午後4時半頃帰宅。走行135キロ。なぜかこの日はあまり渋滞があまり苦にならず。公園で、こんな光景を見て愉快な気持ちになっていたからかもしれない。