2016年06月11日
湯河原 星ヶ山公園 さつきの郷
ツツジとサツキは同じツツジ目〜ツツジ科〜ツツジ属の植物で、学術的には区別しないらしい。もちろん園芸的には別扱いする。大変よく似ていて
・花も葉っぱも形は同じだが
・ツツジの花や葉っぱはサツキの1.5倍くらい大きい
・ツツジが咲くのは4月中旬から5月中旬
・サツキは5月中旬から6月中旬とツツジの後に咲く
というのが一番の違い。両者を掛け合わせたようなものもあるし、個別の品種によっては見分けがつかないこともある。どちらも街中でよく見かけるが、ツツジと違ってサツキはその名所と呼ばれるところに行ったことがなかった。というわけでサツキ園を見るのが本日の第1目的。ちなみにやはり花の大きなツツジのほうが人気があるらしく、ツツジと較べてサツキの名所の数はかなり少ない。
実はこのツーリングは1週間前の6月4日に行く予定だった。星ヶ山公園のある湯河原町のホームページによると6月2日に見頃となったという情報。しかし朝起きて準備を整え、出発前に道路情報をチェックすると、東名高速で玉突き衝突事故とその他2件の事故が起きていてかなりの大渋滞。どうしようか迷っているうちに、だんだんとモチベーションが下がり、気がついたらモーニングビール(^^ゞ この季節だから次の週末の天候はどうなるかわからない。幸いにも本日は晴れという予報だったので1週間遅れで再チャレンジ。ところが金曜日の夜に湯河原町ホームページを見てみると「6月9日 見頃過ぎとなりました」というショッキングな文字が(/o\) ツツジやサツキって2〜3週間は咲いているイメージがあったんだけど。
まあでも多少は花も残っているだろうし、今回はサツキだけが目的のツーリングでもないので、予定通りに湯河原方面へ出かけてきた。ルートは東名で厚木まで行き、そこで小田原厚木道路に乗り換える。伊豆半島に入ってからは国道135号ではなく、その旧道である県道740号で湯河原まで。
朝、道路情報をチェックするとまたもや東名高速で事故3件の大渋滞。皆さん、安全運転を心掛けましょう。6時過ぎに起きた事故だったので、もうしばらくすれば渋滞は解消するかと様子を見ていると、だんだんと渋滞距離が伸びてくる。事故処理が終わらずにクルマの数が増えれば渋滞はひどくなるということか。今回は中止したくなかったのでツーリング決行。出発は午前9時半頃。
気温は既に30度近くで日差しも強く暑かった。メッシュの革ジャンにしようかとも考えたが、まだ早いかと普通の革ジャン。そのかわりVENTZというベンチレーション補助器具のようなものをつけてみた。夏にはいつも使っているが、実はメッシュでない革ジャンに装着したのは初めて。街中ではほとんど効果はないものの、高速に入って60キロ以上のスピードになると、革ジャンの中を風が通り抜けていくのがメッシュの時よりも明確にわかる。身体を冷やす効果も充分で、高速道路上で31.5度まで気温が上がったが涼しすぎるくらいだった。メッシュなら袖口から取り込んだ風はすぐ抜ける。普通の革ジャンなら革ジャンが風でパンパンに膨れあがるかもと心配したが、そんなことにはならなかった。もっとも渋滞時にはスリヌケしたとしても、そんなにスピードは出ないから暑いけれど。
東名の渋滞を何とか切り抜け小田原厚木道路へ。東名からだとジャンクション形式ではなく、いったん東名を降りて小田原厚木道路に入り直す形になる。それで小田原厚木道路を数キロ進むとまたもや渋滞。この渋滞は出かける前の道路情報にはなかったから直前に起きた事故かもしれないと考える。
しかし、しばらく進んだ先にあったのは事故車両ではなく、道路に置かれて燃え尽きた発煙筒と、まだ炎を出している発煙筒が合わせて10個ほど。つまり事故の処理は終わっているのに、発煙筒を避けるために1車線通行になって渋滞していたというわけ。発煙筒を焚くのは警察か道路会社か知らないが、用が済んだら片付けとけよ(怒)。
ところで小田原厚木道路は好きな道でもあり嫌いな道でもある。好きな理由は全区間の半分弱に当たる厚木から平塚までの平野部では、高速道路なのに高架ではなく地面に造られた道路だから。道路側面に防音壁もなく周りがよく見える。水田が多いので今の季節だと緑豊かな景色が広がって気分よし。地に足が付くの反対で、高架の道路を走るのは精神的に微妙なプレッシャーを受けているような気がする。
嫌いな理由は覆面パトカーがやたら多いこと。私の知る限り関東エリアで覆面パトカー密度は断トツに高い。全長30キロほどなのに、この日も往復それぞれ3台づつが捕まっているのを目撃。それがここでの日常風景。実は小田原厚木道路は高速道路ではなく一般有料道路。制限速度は70キロなので神奈川県警のドル箱路線となっている。とにかくここを走る時は不審な後続車がいないか細心の注意が必要。
東名では31.5度まで上がった気温計も、小田原厚木道路では26度前後まで下がる。早くもヒートアイランド現象かな? そして小田原厚木道路が終わると西湘バイパスを少しだけ通って、伊豆半島の東海岸沿いを走る国道135号線に出る。以前に真鶴に行った時、135号線と平行する県道740号線がとてもいい道だったので、もちろん今回もそちらを選ぶ。前回は根府川駅の手前で135号線から740号線にそれたが、地図を見ると西湘バイパスが終わってすぐに、740号線ではないが、そのまま進むと740号線につながる枝道があったのでトライ。
西湘バイパスが終わって最初に右折できるところに進入する。いかにも地元の生活道路といった雰囲気。135号線は渋滞しているが、こちらは誰もいない。ヤッターと思って数百メートル進んだら135号線に戻った(/o\) そこから10数メートル先にまた右折可能な道が。そちらが正解だったようで、今度はそのまま740号線まで走ることができた。ただ距離にすれば、このルートは1キロもないのでわざわざ選ぶ価値はあまりなかった。
以前にも訪れた根府川駅。海が見渡せるのどかな無人駅である。
列車は1時間に3〜4本だから、そんなに少ないわけではない。
無人駅とはいえここは東海道本線。
今回は少しだけ内部も覗いてみる。レトロな雰囲気の廊下と階段。
こちらは下りの熱海方向。
駅の前にあったこの案内板によると、江戸時代には根府川に関所があったり、伊豆から鎌倉に向けて挙兵した源頼朝が、ここで敗れていったん箱根に退却したりと、歴史的にいろいろあったエリアのようである。
案内板の隣にあった「片浦学区6つの心掛け」。私も心掛けよう(^^ゞ
ーーー続く
・花も葉っぱも形は同じだが
・ツツジの花や葉っぱはサツキの1.5倍くらい大きい
・ツツジが咲くのは4月中旬から5月中旬
・サツキは5月中旬から6月中旬とツツジの後に咲く
というのが一番の違い。両者を掛け合わせたようなものもあるし、個別の品種によっては見分けがつかないこともある。どちらも街中でよく見かけるが、ツツジと違ってサツキはその名所と呼ばれるところに行ったことがなかった。というわけでサツキ園を見るのが本日の第1目的。ちなみにやはり花の大きなツツジのほうが人気があるらしく、ツツジと較べてサツキの名所の数はかなり少ない。
実はこのツーリングは1週間前の6月4日に行く予定だった。星ヶ山公園のある湯河原町のホームページによると6月2日に見頃となったという情報。しかし朝起きて準備を整え、出発前に道路情報をチェックすると、東名高速で玉突き衝突事故とその他2件の事故が起きていてかなりの大渋滞。どうしようか迷っているうちに、だんだんとモチベーションが下がり、気がついたらモーニングビール(^^ゞ この季節だから次の週末の天候はどうなるかわからない。幸いにも本日は晴れという予報だったので1週間遅れで再チャレンジ。ところが金曜日の夜に湯河原町ホームページを見てみると「6月9日 見頃過ぎとなりました」というショッキングな文字が(/o\) ツツジやサツキって2〜3週間は咲いているイメージがあったんだけど。
まあでも多少は花も残っているだろうし、今回はサツキだけが目的のツーリングでもないので、予定通りに湯河原方面へ出かけてきた。ルートは東名で厚木まで行き、そこで小田原厚木道路に乗り換える。伊豆半島に入ってからは国道135号ではなく、その旧道である県道740号で湯河原まで。
朝、道路情報をチェックするとまたもや東名高速で事故3件の大渋滞。皆さん、安全運転を心掛けましょう。6時過ぎに起きた事故だったので、もうしばらくすれば渋滞は解消するかと様子を見ていると、だんだんと渋滞距離が伸びてくる。事故処理が終わらずにクルマの数が増えれば渋滞はひどくなるということか。今回は中止したくなかったのでツーリング決行。出発は午前9時半頃。
気温は既に30度近くで日差しも強く暑かった。メッシュの革ジャンにしようかとも考えたが、まだ早いかと普通の革ジャン。そのかわりVENTZというベンチレーション補助器具のようなものをつけてみた。夏にはいつも使っているが、実はメッシュでない革ジャンに装着したのは初めて。街中ではほとんど効果はないものの、高速に入って60キロ以上のスピードになると、革ジャンの中を風が通り抜けていくのがメッシュの時よりも明確にわかる。身体を冷やす効果も充分で、高速道路上で31.5度まで気温が上がったが涼しすぎるくらいだった。メッシュなら袖口から取り込んだ風はすぐ抜ける。普通の革ジャンなら革ジャンが風でパンパンに膨れあがるかもと心配したが、そんなことにはならなかった。もっとも渋滞時にはスリヌケしたとしても、そんなにスピードは出ないから暑いけれど。
東名の渋滞を何とか切り抜け小田原厚木道路へ。東名からだとジャンクション形式ではなく、いったん東名を降りて小田原厚木道路に入り直す形になる。それで小田原厚木道路を数キロ進むとまたもや渋滞。この渋滞は出かける前の道路情報にはなかったから直前に起きた事故かもしれないと考える。
しかし、しばらく進んだ先にあったのは事故車両ではなく、道路に置かれて燃え尽きた発煙筒と、まだ炎を出している発煙筒が合わせて10個ほど。つまり事故の処理は終わっているのに、発煙筒を避けるために1車線通行になって渋滞していたというわけ。発煙筒を焚くのは警察か道路会社か知らないが、用が済んだら片付けとけよ(怒)。
ところで小田原厚木道路は好きな道でもあり嫌いな道でもある。好きな理由は全区間の半分弱に当たる厚木から平塚までの平野部では、高速道路なのに高架ではなく地面に造られた道路だから。道路側面に防音壁もなく周りがよく見える。水田が多いので今の季節だと緑豊かな景色が広がって気分よし。地に足が付くの反対で、高架の道路を走るのは精神的に微妙なプレッシャーを受けているような気がする。
嫌いな理由は覆面パトカーがやたら多いこと。私の知る限り関東エリアで覆面パトカー密度は断トツに高い。全長30キロほどなのに、この日も往復それぞれ3台づつが捕まっているのを目撃。それがここでの日常風景。実は小田原厚木道路は高速道路ではなく一般有料道路。制限速度は70キロなので神奈川県警のドル箱路線となっている。とにかくここを走る時は不審な後続車がいないか細心の注意が必要。
東名では31.5度まで上がった気温計も、小田原厚木道路では26度前後まで下がる。早くもヒートアイランド現象かな? そして小田原厚木道路が終わると西湘バイパスを少しだけ通って、伊豆半島の東海岸沿いを走る国道135号線に出る。以前に真鶴に行った時、135号線と平行する県道740号線がとてもいい道だったので、もちろん今回もそちらを選ぶ。前回は根府川駅の手前で135号線から740号線にそれたが、地図を見ると西湘バイパスが終わってすぐに、740号線ではないが、そのまま進むと740号線につながる枝道があったのでトライ。
西湘バイパスが終わって最初に右折できるところに進入する。いかにも地元の生活道路といった雰囲気。135号線は渋滞しているが、こちらは誰もいない。ヤッターと思って数百メートル進んだら135号線に戻った(/o\) そこから10数メートル先にまた右折可能な道が。そちらが正解だったようで、今度はそのまま740号線まで走ることができた。ただ距離にすれば、このルートは1キロもないのでわざわざ選ぶ価値はあまりなかった。
以前にも訪れた根府川駅。海が見渡せるのどかな無人駅である。
列車は1時間に3〜4本だから、そんなに少ないわけではない。
無人駅とはいえここは東海道本線。
今回は少しだけ内部も覗いてみる。レトロな雰囲気の廊下と階段。
こちらは下りの熱海方向。
駅の前にあったこの案内板によると、江戸時代には根府川に関所があったり、伊豆から鎌倉に向けて挙兵した源頼朝が、ここで敗れていったん箱根に退却したりと、歴史的にいろいろあったエリアのようである。
案内板の隣にあった「片浦学区6つの心掛け」。私も心掛けよう(^^ゞ
ーーー続く