2016年09月10日
横須賀美術館〜燈明崎
久し振りの晴れとなった週末。
というわけで7月2日の軽井沢以来となるバイクツーリング。
まあ2ヶ月ほど乗っていなかったことになるものの、その間に禁断症状は皆無(^^ゞ
5年ほど前に35年振りにバイクに乗り始めたわけだが、日帰りでいけるところはだいたい出かけたし、泊まりでツーリングに行く気もあまりないし、走ること自体を楽しむタイプでもないので、最近はモチベーション低下気味。年間でバイクに乗る回数を考えたら、レンタルバイクのほうが圧倒的に合理的。しかし、それだと今日は晴れたからーーーといった思いつきの行動が取れないのが難点。まあしばらくはズルズルとしたバイクライフを送るのかな。乗れば毎回、必ず楽しいのが困る(^^ゞ
特に出かけたいところもなかったので、とりあえず海でも見てくるかと考える。房総半島を回ってくるほどの気合いはこの日はなし。すると三浦半島か湘南か、あるいはその先辺りということになる。9月になったけれど、雨の多かった8月の後の久し振りの晴天だし、海に来る人多いだろうなあ、渋滞しているだろうなあと思うと気分が萎えてきた。そんなこんなでグズグズしてネットを見ていると、横須賀美術館でちょっとよさそうな展覧会が始まっているのを発見。というわけでそれを見て、その近くにあるお気に入りスポットの燈明崎に行く、その後は気分次第というプランに決定。
毎度おなじみの場所なので地図にするほどでもないが。往きは左側のルートで第3京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路を終点まで。結局、燈明崎以外のビーチには行かず、帰りは右側のルート。横須賀の市内を抜けて幸浦から首都高湾岸線に乗り、ベイブリッジ経由で戻ってきた。
なんやかんやで出発は12時半頃。気温30.5度。高速道路上で33.5度。もう真夏のような日差しではないのでメッシュの革ジャン・革パンで充分に涼しい。インナーは普通のTシャツ。今年は気化熱で体温を下げるクールベストや、同じく気化熱効果のあるピチピチの超速乾ウエアは着ずじまいで終わったことになる。
横浜横須賀道路の最後で眼下に海が見えてくると、もう何度もそこを通っているのに「ヤッター、海だ!」とテンションが上がって「コドモか?」といつも自分に突っ込みを入れている(^^ゞ 高速道路を降りて数分、観音崎の手前にある横須賀美術館に着いたのは午後2時前。
このブログで何度か紹介したが、海沿いに建つ美術館である。
海を眺めながら食事のできるレストランのテラス席。横須賀美術館は展覧会より、レストランにやってくる人のほうが多い気がする。
見てきたのはこの展覧会。バイクに乗る言い訳で訪れたようなものだったが、なかなか楽しめた。感想はまた別のエントリーで。
美術館から観音崎は歩いて行ける距離。海だけじゃなく密林的な自然のあるいい場所なのだが、この日はスルー。浦賀の市街地を抜けて燈明崎に向かう。浦賀はこの日お祭りだったようで、何台かの山車(だし)が引かれているのを見かけた。そういえばお祭りというものには長いこと出かけていない。
燈明崎(とうみょうざき)到着。
この時期、駐車場はまだ有料。でもバイクは入口の広場に乗り入れることができる。
初めて来た時はあまりの美しさに絶句した北側の海岸。
たった50メートルほどの短い海岸。この日は誰もいなくてプライベートビーチ気分を味わうことができた。いつもより打ち上げられている海藻が多いのは何度も接近した台風の影響かな。
三浦海岸も湘南も砂が黒いのに、なぜか燈明崎は白い砂。
水もきれいで、
周りに団地は建っていても、それすらも絵になる光景。
東京湾越しに対岸の房総半島が見えて、ドッカーンと開放感のある海ではないけれど、自宅から1時間の場所にこんな景色があることに何度来ても感激する。私は燈明崎を東京から一番近い楽園と勝手に名付けている。
ちなみに燈明崎は北向きの短い海岸と、東向きの海岸に挟まれている。
こちらが東向き海岸。夏を惜しんで海水浴をする人がチラホラ。
この石垣を背もたれにしてマッタリとくつろぐ。
日陰になっているし浜風も吹いているので暑さはまったくなし。
波が打ち寄せる音を聞いて、行き交う船を眺めて、
だんだんと脳みそが溶けていく心地よさを味わう。
空には夏の雲と秋の雲。
1時間近くボケーッとしていたかな。最初は三浦半島を横切って葉山あたりで夕日でも見て帰ろうかと思っていたが、ここ燈明崎で充分満足したので、そのまま帰ることに。走行150キロで午後6時半頃に帰宅。もう真っ暗。この時期って、こんなに日が落ちるのが早かったけと思う。バイクにしばらく乗っていないと季節を感じる勘も鈍るみたいだ。秋はできるだけツーリングしたいが、今年は台風の当たり年のようでーーー
追伸
燈明崎は燈明堂という日本で最初の灯台が建てられたので、その地名になった。
興味があったら以前のエントリーで。
というわけで7月2日の軽井沢以来となるバイクツーリング。
まあ2ヶ月ほど乗っていなかったことになるものの、その間に禁断症状は皆無(^^ゞ
5年ほど前に35年振りにバイクに乗り始めたわけだが、日帰りでいけるところはだいたい出かけたし、泊まりでツーリングに行く気もあまりないし、走ること自体を楽しむタイプでもないので、最近はモチベーション低下気味。年間でバイクに乗る回数を考えたら、レンタルバイクのほうが圧倒的に合理的。しかし、それだと今日は晴れたからーーーといった思いつきの行動が取れないのが難点。まあしばらくはズルズルとしたバイクライフを送るのかな。乗れば毎回、必ず楽しいのが困る(^^ゞ
特に出かけたいところもなかったので、とりあえず海でも見てくるかと考える。房総半島を回ってくるほどの気合いはこの日はなし。すると三浦半島か湘南か、あるいはその先辺りということになる。9月になったけれど、雨の多かった8月の後の久し振りの晴天だし、海に来る人多いだろうなあ、渋滞しているだろうなあと思うと気分が萎えてきた。そんなこんなでグズグズしてネットを見ていると、横須賀美術館でちょっとよさそうな展覧会が始まっているのを発見。というわけでそれを見て、その近くにあるお気に入りスポットの燈明崎に行く、その後は気分次第というプランに決定。
毎度おなじみの場所なので地図にするほどでもないが。往きは左側のルートで第3京浜〜横浜新道〜横浜横須賀道路を終点まで。結局、燈明崎以外のビーチには行かず、帰りは右側のルート。横須賀の市内を抜けて幸浦から首都高湾岸線に乗り、ベイブリッジ経由で戻ってきた。
なんやかんやで出発は12時半頃。気温30.5度。高速道路上で33.5度。もう真夏のような日差しではないのでメッシュの革ジャン・革パンで充分に涼しい。インナーは普通のTシャツ。今年は気化熱で体温を下げるクールベストや、同じく気化熱効果のあるピチピチの超速乾ウエアは着ずじまいで終わったことになる。
横浜横須賀道路の最後で眼下に海が見えてくると、もう何度もそこを通っているのに「ヤッター、海だ!」とテンションが上がって「コドモか?」といつも自分に突っ込みを入れている(^^ゞ 高速道路を降りて数分、観音崎の手前にある横須賀美術館に着いたのは午後2時前。
このブログで何度か紹介したが、海沿いに建つ美術館である。
海を眺めながら食事のできるレストランのテラス席。横須賀美術館は展覧会より、レストランにやってくる人のほうが多い気がする。
見てきたのはこの展覧会。バイクに乗る言い訳で訪れたようなものだったが、なかなか楽しめた。感想はまた別のエントリーで。
美術館から観音崎は歩いて行ける距離。海だけじゃなく密林的な自然のあるいい場所なのだが、この日はスルー。浦賀の市街地を抜けて燈明崎に向かう。浦賀はこの日お祭りだったようで、何台かの山車(だし)が引かれているのを見かけた。そういえばお祭りというものには長いこと出かけていない。
燈明崎(とうみょうざき)到着。
この時期、駐車場はまだ有料。でもバイクは入口の広場に乗り入れることができる。
初めて来た時はあまりの美しさに絶句した北側の海岸。
たった50メートルほどの短い海岸。この日は誰もいなくてプライベートビーチ気分を味わうことができた。いつもより打ち上げられている海藻が多いのは何度も接近した台風の影響かな。
三浦海岸も湘南も砂が黒いのに、なぜか燈明崎は白い砂。
水もきれいで、
周りに団地は建っていても、それすらも絵になる光景。
東京湾越しに対岸の房総半島が見えて、ドッカーンと開放感のある海ではないけれど、自宅から1時間の場所にこんな景色があることに何度来ても感激する。私は燈明崎を東京から一番近い楽園と勝手に名付けている。
ちなみに燈明崎は北向きの短い海岸と、東向きの海岸に挟まれている。
こちらが東向き海岸。夏を惜しんで海水浴をする人がチラホラ。
この石垣を背もたれにしてマッタリとくつろぐ。
日陰になっているし浜風も吹いているので暑さはまったくなし。
波が打ち寄せる音を聞いて、行き交う船を眺めて、
だんだんと脳みそが溶けていく心地よさを味わう。
空には夏の雲と秋の雲。
1時間近くボケーッとしていたかな。最初は三浦半島を横切って葉山あたりで夕日でも見て帰ろうかと思っていたが、ここ燈明崎で充分満足したので、そのまま帰ることに。走行150キロで午後6時半頃に帰宅。もう真っ暗。この時期って、こんなに日が落ちるのが早かったけと思う。バイクにしばらく乗っていないと季節を感じる勘も鈍るみたいだ。秋はできるだけツーリングしたいが、今年は台風の当たり年のようでーーー
追伸
燈明崎は燈明堂という日本で最初の灯台が建てられたので、その地名になった。
興味があったら以前のエントリーで。