2016年10月02日
権現堂堤で彼岸花
久し振りのツーリングーーーーと、このところバイクに乗る度に、その枕詞を書いている気がする。週末に用事があったり、バイクへのモチベーションが下がり気味なこともあるけれど、なんといっても今年は夏から雨の日が多すぎる。温暖化で台風がたくさん発生して、夏から秋にかけて日本は雨期ということに今後なりませんように。
この日曜日は何とか晴れとなったので、埼玉県の幸手市(さってし)にある権現堂堤(ごんげんどうつつみ)という所に彼岸花を見に出かけてきた。中川という利根川の支流沿いに桜名所の堤があって、その斜面に秋になると彼岸花が咲くことでも有名なところ。中川沿いには春に八潮へ桃を見に行ったし、初めて訪れた時はその雄大な光景に「ここは本当に葛飾区か?」と驚いた水元公園も中川から引き込んだ水路だし、普段は名前を聞くこともないのに何かと縁のある川である。
ルート的には90%以上高速道路で味気ないのは仕方ないところ。首都高で都心を抜けて東北自動車道に入り、久喜白岡ジャンクションで圏央道に乗り換えて1つ目の幸手インターで降りる。インターからは10分くらい。

出発は午前11時半頃。最高気温の予想は28度だったので少し迷ったが、自宅を出ると夏のような日差しだったのでメッシュの革ジャン着用。ところでこのルートだと首都高6号線で隅田川沿いを走ることになる。2020年の東京オリンピックのボート会場が揉めているらしいが、どうして隅田川でやらないのかと思う。まあ単に隅田川とボートはイメージ的に似合うというだけの思いつきでしかないが。
渋滞はほとんどなく、途中のサービスエリアで昼ご飯を食べて午後1時前には到着した。
ガランとした駐輪場にバイクを止める。駐車場も公園も無料。
休憩用のテント。ちなみにこの日が9月10日から開かれていた曼珠沙華(まんじゅしゃげ)祭りの最終日。彼岸花を見るには遅すぎる時期であるが、今年の天候不順が幸いして、まだ見られるというのが事前に得た情報。
まずは堤の下を上流方向に向かって歩くことにした。写真で彼岸花の上に重なって見えるのは桜の木で、春にはさぞ見事だろうと思わせる。
萎れている花も多かったが、充分に赤いカーペットを楽しめた。
最終日は大変混雑すると幸手市のホームページに書かれていたが、人出は少なかった。
しばらく歩くと一番端まで来た。
振り返って。
背の高い脚立でもないと、長く伸びる彼岸花の帯を写せないのが残念。
現在位置は看板の左端。ここから下流側へ850メートル桜並木が続いているとの案内。彼岸花の情報はないが、同じエリアに植えられているのだと思う。
堤の上に出る。
権現堂堤の一部が桜堤と呼ばれているようだ。
堤の上から中川はあまり見えない。
彼岸花も少し植えられている程度。
ということで、川のほうへ降りることにした。
川側斜面の彼岸花は完全に見頃過ぎ。堤の左右でずいぶん違うものだ。
川側は北東で反対側が南西の斜面になる。
川べりまで広場のようになっている。
川に面した小道。
たいした景色じゃなかった。
でも久し振りの青空がまぶしかった。
写真で左右に流れているのが中川。
その中川に直角に接しているのが権現堂川で堰が設けられている。
権現堂川をまっすぐ進むと利根川だが、現在は利根川と中川を結ぶ水路というより水害防止等の調整池となっているようだ。グーグルマップでは権現堂川と表示されるが、幸手市のホームページでは行幸湖(みゆきこ)という扱い。このあたりは川の氾濫が多かった地域で(だから大きな堤があるのだろう)江戸時代から河川の付け替えとかを多くやっていた模様。ただし少し調べた程度では変遷の全容をつかめず。権現堂川は昭和3年に廃河川となっているが、46年に一級河川に指定されている。よくわかんない。
少し下流に洒落たデザインの吊り橋。
川沿いの一画にヤギが飼育されていた。
日向ぼっこも好きみたい。
まったく愛想がないというか人間に興味を示さないのでシャッターチャンスに恵まれず。エサと勘違いしないかと、ハンカチなどをそれっぽく取り出して見るも効果なし。
屋久島ヤギという種類らしい。
動物園でも同じだが、展示という表現には少し引っかかりを感じる。
少し公園的に整備されたところもあった。
でも特に見るべきようなところもなかったので堤に戻る。
ーーー続く
この日曜日は何とか晴れとなったので、埼玉県の幸手市(さってし)にある権現堂堤(ごんげんどうつつみ)という所に彼岸花を見に出かけてきた。中川という利根川の支流沿いに桜名所の堤があって、その斜面に秋になると彼岸花が咲くことでも有名なところ。中川沿いには春に八潮へ桃を見に行ったし、初めて訪れた時はその雄大な光景に「ここは本当に葛飾区か?」と驚いた水元公園も中川から引き込んだ水路だし、普段は名前を聞くこともないのに何かと縁のある川である。
ルート的には90%以上高速道路で味気ないのは仕方ないところ。首都高で都心を抜けて東北自動車道に入り、久喜白岡ジャンクションで圏央道に乗り換えて1つ目の幸手インターで降りる。インターからは10分くらい。

出発は午前11時半頃。最高気温の予想は28度だったので少し迷ったが、自宅を出ると夏のような日差しだったのでメッシュの革ジャン着用。ところでこのルートだと首都高6号線で隅田川沿いを走ることになる。2020年の東京オリンピックのボート会場が揉めているらしいが、どうして隅田川でやらないのかと思う。まあ単に隅田川とボートはイメージ的に似合うというだけの思いつきでしかないが。
渋滞はほとんどなく、途中のサービスエリアで昼ご飯を食べて午後1時前には到着した。
ガランとした駐輪場にバイクを止める。駐車場も公園も無料。
休憩用のテント。ちなみにこの日が9月10日から開かれていた曼珠沙華(まんじゅしゃげ)祭りの最終日。彼岸花を見るには遅すぎる時期であるが、今年の天候不順が幸いして、まだ見られるというのが事前に得た情報。
まずは堤の下を上流方向に向かって歩くことにした。写真で彼岸花の上に重なって見えるのは桜の木で、春にはさぞ見事だろうと思わせる。
萎れている花も多かったが、充分に赤いカーペットを楽しめた。
最終日は大変混雑すると幸手市のホームページに書かれていたが、人出は少なかった。
しばらく歩くと一番端まで来た。
振り返って。
背の高い脚立でもないと、長く伸びる彼岸花の帯を写せないのが残念。
現在位置は看板の左端。ここから下流側へ850メートル桜並木が続いているとの案内。彼岸花の情報はないが、同じエリアに植えられているのだと思う。
堤の上に出る。
権現堂堤の一部が桜堤と呼ばれているようだ。
堤の上から中川はあまり見えない。
彼岸花も少し植えられている程度。
ということで、川のほうへ降りることにした。
川側斜面の彼岸花は完全に見頃過ぎ。堤の左右でずいぶん違うものだ。
川側は北東で反対側が南西の斜面になる。
川べりまで広場のようになっている。
川に面した小道。
たいした景色じゃなかった。
でも久し振りの青空がまぶしかった。
写真で左右に流れているのが中川。
その中川に直角に接しているのが権現堂川で堰が設けられている。
権現堂川をまっすぐ進むと利根川だが、現在は利根川と中川を結ぶ水路というより水害防止等の調整池となっているようだ。グーグルマップでは権現堂川と表示されるが、幸手市のホームページでは行幸湖(みゆきこ)という扱い。このあたりは川の氾濫が多かった地域で(だから大きな堤があるのだろう)江戸時代から河川の付け替えとかを多くやっていた模様。ただし少し調べた程度では変遷の全容をつかめず。権現堂川は昭和3年に廃河川となっているが、46年に一級河川に指定されている。よくわかんない。
少し下流に洒落たデザインの吊り橋。
川沿いの一画にヤギが飼育されていた。
日向ぼっこも好きみたい。
まったく愛想がないというか人間に興味を示さないのでシャッターチャンスに恵まれず。エサと勘違いしないかと、ハンカチなどをそれっぽく取り出して見るも効果なし。
屋久島ヤギという種類らしい。
動物園でも同じだが、展示という表現には少し引っかかりを感じる。
少し公園的に整備されたところもあった。
でも特に見るべきようなところもなかったので堤に戻る。
ーーー続く


























