2017年02月25日

ラジオ体操を始めました その3

Eテレのラジオ体操放送時間は10分間。2つの体操といくつかの補助的なメニューを併せて、実際に身体を動かすのは9分弱くらい。キッチリやると終わった時には軽く息がはずむ。それとこちらの写真説明でわかるように、体操によっては両脚はカカトを揃えて立つ、あるいはそのポジションのままカカトを上げるというのが正しい動作。それをすると脚の筋肉がストレッチされていることが実感できる。朝礼で体操していた子供の頃はそんなことは知らず常に両足は開いていたし、カカト上げもしていなかったと思う。別に細かな動きの指導もなかったし。


前回に書いた、ラジオ体操をして気がついた身体の不具合というのは2つある。まず私は膝が弱くなっているようだ。膝に負担が掛かる動きをするとちょっと辛い。普段の生活でそんなことはまったく感じていなかったから少しビックリした。膝って鍛え方ってあるのかな? 人生の課題がひとつ増えた。

ところで3つある体操のうち「みんなの体操」は高齢者を意識した運動量の低いもの。最初は手の指を開いたり握ったりすることから始まる。しかし、その6番目の動作はとても膝に負担が掛かり(倒した上体を起こしながら膝を曲げる部分)私にとってはもっとも難易度が高い。リンクした写真の説明よりかなり身体を倒し込んでいるせいもあるけれど、上体を起こす時に堪らず膝を床についてしまう。この体操をしている全国のジイちゃん・バアちゃんたちは、これが普通にできているのかな? もしそうならショックだ(^^ゞ

ちなみに毎日スクワットをやっていることも最初のエントリーで書いたが、スクワットの話をすると「膝を痛めるでしょ?」という反応が返ってくることが多い。それはやり方が間違っているから。スクワットはできるだけ膝を前に出さずに行うのが正しいポーズ。そうすれば膝にはほとんど負担が掛からない。イメージとしてはスキー競技の滑降のフォーム。ご参考までに。



もう1つの不具合はちょっと不安に思っている。みんなの体操で首を左右に傾ける動作がある。また3つの体操以外にショートレッスンのようなものが毎日あって、それにも首を倒したり回したりするものが多い。前からわかっていたことだが、私は首を右には45度ほど傾けられるが左にはその半分くらいしかできない。そして今回、首を傾ける際に右方向だけ小さく「グチュ」という音がしていることを発見した。ごく小さな音ではあるが、とてもイヤな音というか気になる響きの音である。頸椎(けいつい:首の骨)がずれたり変形したりしているのかなあ。首を左に倒せないこととも関係あるのだろうか。場所が場所だけに気になる。今すぐどうこうはないと思うが一度検査を受けるべきだろうか。悩み中。



ラジオ体操はよくできた全身運動で、健康や体調に効果があることは間違いない。問題はそれがどの程度かである。1日に9分程度じゃたいした運動量ではないようにも思えるし、でもゼロと9分の違いはとてつもなく大きいような気もするし。今のところの期待値は10年続けたら老化のスピードが5%遅くなっている、大きな病気にかかるリスクが10%減少するといったところかな。たぶん消費カロリー的にメタボにはほとんど効かないだろう。今後何か効果が出たらまたこのブログで報告する予定。


ところで「ラジオ体操第4」というパロディ動画を見つけた。
とりあえず笑えるからクリックしてみて。

これはリーボックが作成したものらしい。企業名はまったく出てこないので、マーケティング効果がどれだけあったかは疑問だが、こういう遊びも企業活動には大切。スニーカーはニューバランス派だけれど、楽しませてもらったから次はリーボックにしようかな。


ところで、いいオッサンがテレビの前で、しかも真剣に体操しているのは滑稽な光景である。誰も窓から覗いていませんように(^^ゞ


おしまい

wassho at 17:57│Comments(0) 生活、日常 

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