2017年06月28日

オンキョー DP-X1A その4

音質は最高、操作性は最悪に続くパート3はデザインは凶悪というお話。


DP-X1Aは大きくて重たいから持ち運びに不便。またこのサイズでは片手で操作するのは不可能。不満には思っているが、それらは承知した上での購入だから仕方がない。でも使ってみてわかったのは、DP-X1Aのボディのエッジがやたらシャープだということ。

  ★ボディは直方体。つまり6つの面で構成されている。
  ★その面と面が接しているところがエッジ。


エッジ=面と面が作る角度は直角。工業製品で手で扱うものは面取りといって、エッジを少し丸めるか斜めに削ぎ落とすもの。でもDP-X1Aは面取りせずにキリッと直角のまま。実際にそんなことはないが、エッジで指を素早く滑らせれば切れそうな気がしてしまう。

実はエッジのシャープさは店頭で手に取った時に気がついていた。でも使っているうちに慣れるだろうと考えていたのである。しかし半年経った現在もまったく慣れない。前回のエントリーで「DP-X1Aは押しにくい電源ボタンを押し、見つけにくいアルバムリストを探す」のが毎日のストレスと書いたが、その前にDP-X1Aを触る度に指先に伝わる不快感がある。


使ってみて初めてわかったのは2面でできるエッジがシャープなら、3面が集まる「角」も尖っているかのようにシャープだということ。DP-X1Aを持った時にボディのその角が、手のひらの親指の付け根あたりに食い込むから痛い。まあそんなに長く持ち続けるものではないから実用上の支障はない。でも1日に何度もの不快感が、音質は気に入っているのに、どこかこの製品を好きになれない原因だと思う。


おそらくボディをシャープに見せるために面取りをしなかったんだろう。その成果は現れていてDP-X1Aの見栄えはなかなかいい。しかし面取りせずにシャープな印象を与えるなんて猿でもできるやり方。使い心地や人間の心理までをくみ取ってこそデザインである。操作画面の最悪さも「使う人の気持ちや行動」まで考えが及んでいないから。オンキョーにはそういった分野での成長を期待したい。


ところでアルミの削りだしで造られているDP-X1Aのボディは極めて堅牢。つまりメチャ固い。そして角は先ほど書いた通り。ここで力を込めて人の頭を殴ったら致命傷を与えられるに違いない(^^ゞ それがデザインは凶悪というオチm(_ _)m

エッジ



いったん、おしまい

wassho at 08:18│Comments(0) 音楽、オーディオ 

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