2017年07月16日

古代蓮の里

ゲンナリするほど暑いけれど、こういう時こそ精神修行と思って1ヶ月ぶりのバイク・ツーリング。前回は山梨でスイレンを見たので今回はハス。似たような花を続けてみるのもいいかなと。

スイレンと違ってハスの名所は数多い。今回ほどよい距離ということで選んだ古代蓮の里は埼玉県北部の行田市にある。1973年(昭和48年)に工事現場で、地中に埋もれていた1400年から3000年ほど前のハスの実を偶然に掘り起こし、その後に発芽・開花したのが行田蓮。それが自生したところを公園として整備したのが古代蓮の里。


出発は午前6時半。埼玉と群馬の県境まで行くにしてはずいぶんと早いが、これはハスが午前中しか咲かないから。ベストな時間帯は午前7時から10時頃までとされる。酷暑に備えメッシュ革ジャンの下は、スポーツ用の超ピチピチ速乾Tシャツにドライクールベストの組み合わせ。今年初めて革パンもメッシュ。
ちず

ガレージを出た時のバイク気温計は29.5度。まだ午前6時半なのに(/o\) 首都高の山の手トンネルに入ると36.5度まで上昇。相変わらずの殺人トンネル。この時間帯だから渋滞はなかったが。東北自動車道の途中で事故渋滞が少しあった程度で順調に走行。羽生インターを降りると水田が広がる風景で、もっと遠くまで来たような気分。


午前8時過ぎ古代蓮の里に到着。かなり広い駐車場なのに既にほぼ満車状態。駐車場は午前5時から開いている。
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クルマの駐車は有料だがバイクは無料。なお公園も無料で入れる。
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駐車場の隣にあるのが世界の蓮園と名付けられた池。ポツンポツンとハスが咲いている。それでもこれだけのハスを見るのは十何年も前の上野公園以来かもしれない。
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このピンクのハスは人の頭くらいの大きさでデカイ!
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ハスの花の中央には花托(かたく)と呼ばれる独特の形をした雌しべがある。これが蜂の巣に似ているからハチス→ハスと呼ばれるようになったとか。ハスの地下茎がレンコンだが、雌しべと茎が同じ形なのは、どういう理由でそう進化したんだろう?

いずれにしても花托は変わった形なので、上の写真のようにそれが見える見えないで花の印象は少し違ってくる。

でも花托がハスの特徴なのだからオッピロゲで。花托の下のヒゲが雄しべ。
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いろいろなハス。といっても色と大きさくらいしか違いがわからない。
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花托は花びらが散ると果托に呼び名が変わる。ちなみにハスは4日で散る。
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しばらくすると果托の中に実が現れる。
ハスはレンコンだけじゃなく実も食べられるらしい。未だ経験なし。
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ところでハスの実を見たらなぜか昔懐かしいETの宇宙人を思い出した。私の記憶の何がヒットしたんだろう? シワシワとツブツブ? でもETの目玉は2つだから不思議。




古代蓮の里のメインは公園中央にある古代蓮池と水生植物園。そこに行田蓮がある。
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なんだけどーーー池に近づいても目に入るのはグリーンのみ。
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池のあちこちを回ってもほとんど咲いていない(/o\)
何となく10日ほど来るのが遅かった雰囲気。
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とりあえず、これが行田蓮。普通のハスとどこが違うのかは見分けられず。大きさは手を一杯に広げたぐらい。
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シャワーヘッドみたいな果托。
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だんだんと変色していくみたい。
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ーーー続く

wassho at 23:12│Comments(0)   *ツーリング | お花畑探訪

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