2017年08月09日

チューリップ2017シーズン総集編(6)

きれいに咲いていたチューリップも、やがて盛りを過ぎて花の形が崩れてくる。その朽ちゆく姿や、あらわになった雄しべ雌しべを愛でるのが私の高尚な変態趣味(^^ゞ


滅びの美学?
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雄しべ雌しべを花の横から。
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真上から眺める。
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萎れて面白い形になるチューリップはたくさんあるのだが、なぜか写真に撮るとイマイチなことが多い。写真のテクニックの未熟さを棚に上げて説明すると、それは人間の目というか脳は「見たい部分を強調して、なおかつ見たいように解釈あるいは改ざんして見ているから」である。仮に花に面白い形の部分が10%あったとしたら、私の目にはそれが30%に見えている。でも写真には10%分しか写らない。

機会があったら海岸に行った時に試して欲しい。海に向かって写真を撮る。そこに写っているのは砂浜、海、空である。そして、その3つに占める海の比率は目で見ているより少ないはずである。目は海を見たがっているのだ。

バイクであちこちツーリングするようになって、海を撮った写真に海があまり写っていないことに気がついた。最初はレンズの特性なのかなとも考えたが、レンズを変えたりズームの比率を変えたりしても結果は同じ。それに写真の周辺部ならともかく中央部が圧縮されるのがレンズというものの特性だとしたら写真は成り立たない。だから海は脳の中で広めに増幅されているというのが現在の仮説。

人間の視野や写真の構図を厳密に揃えて検証したわけじゃないから、この理論に100%の確証を持っているわけではない。でも好きになった女性はかわいく見えるから、たぶん当たっていると思うよ(^^ゞ


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ーーー不定期に続く

wassho at 08:27│Comments(0)   *チューリップ 

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