2017年08月30日

高円寺の阿波おどり(4)

あづま通り商店街から曲がった場所は、純情演舞場へ向かうのに道路1本分北側だったみたいだけれど、それほど迷うことなく到着。演舞場となっていたのは高円寺庚申通り商店街というところ。
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写真の右側に進んだところがスタート地点。阿波おどりは隊列の最後尾に鳴り物(音楽隊)が続く。それで彼らは前方がつかえているので、まだこの場所で待機という光景。
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鳴り物が歩き出したので、それに続いて演舞場に入る。ここなど商店街に設けられた演舞場は通路が狭くて、踊り手と接するばかりだとは聞いていたがまさにその通りだった。写真右の青いチェックのシャツを着たおじいさんが、この後に移動したのでそこに陣取って見学することにした。
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おじいさんの足元にある白いテープがスタート地点の印。つまり桃園演舞場に続いて、またスタート地点からの見物となってしまった。本当はもう少し先で隊列が迫ってくる様子を正面寄りの角度で眺めたかった。しかし、おじいさんがいなくなって「あっ、場所空いた」とつい反射的にその場所へ。 ネットでいろいろな動画を見ると、踊りは後半につれて盛り上がるみたいだ。今回は阿波おどり見物まったくの初心者だったけれど、今後にこの経験を生かそう。


「北浦和阿呆連」。
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始まる前なのに、もう構えている姿が可愛らしい。
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クラシックの音楽祭であるラ・フォル・ジュルネ・オで初めて阿波おどりを見て、着物に網笠を被る女踊りはある一定以上の年齢が、それより若い女性(だいたいアラサーあたりが分岐点)はハッピを着て踊るものだと思っていた。しかし今回いろいろな連の踊りを見て、特にそんな決まりやしきたりはないみたいだ。子供はハッピの連が多いように思うが、この北浦和阿呆連は小学生と思われる女踊りも。
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お姉様達は着物の色が違っても、踊り方は同じだったような気がする。
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「騒連中」。
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「炎士」(えんじ)
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男性も女性も腰に何かぶら下げている。ハンマーのような形のものは鉦(かね)を叩くもの。木の箱にはスマホが入っているのかな?
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50人から100人はいるサンバのバテリア(打楽器隊)と較べると、阿波おどりの鳴り物は多くて30人ほどだから、音量ではかなわない。しかし、こんな手を伸ばせば届くようなところで太鼓を叩かれると話は別。強烈なビートに脳みそが揺れて快感(^^ゞ
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しかし鉦(かね)を目の前で打ち鳴らされると鼓膜が破れそうになる。阿波おどりは午後5時から8時まで。演舞場から次の演舞場へ移動する時間があるから実質的に踊っているのは2時間くらいかな。鉦担当の人は耳栓もしていないが、大丈夫なのかと他人事ながら気になる。
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「びっくり連」。
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少し年長のオジョウちゃんが指導するもボクちゃんは自由気まま(^^ゞ
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立っているのも疲れたので、その場にしゃがみ込む。
というわけでここからはローアングル。
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「美遊ひよこ連」は先頭の3名がひと踊りしてから隊列がスタートする。
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小さなひよこ。
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思春期のひよこ。
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お約束のひよこ(^^ゞ
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こちらは徳島からやって来た連。
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阿波おどりが好きで駆けつけるのか、あるいは招待チームみたいな位置づけなんだろうか。連の名前は舞女流華とかいてマジョルカと読む。ヤンキーかっ(^^ゞ


しかし踊りは細かな動きが多く入っていて、さすが本場の徳島はひと味違うと感心。
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ジ様もかくしゃくと。
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「郵便局連」。
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「胡蝶連」。
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「久米川連」。またしても目の前で鉦が(>_<)
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華純連(かすみれん)。鳴り物は後ろからスタートするのが一般的だが、スタート位置のサイドに並ぶ連もある。そうすると踊り手がよく見えない。でも後ろ姿を眺めるのも楽しい。
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提灯ではなく毛槍の「葵新連」。
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企業連の「コムシスグループ連」。
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ノリノリの宴会部長参上!
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目があうと近寄ってくる(^^ゞ
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「かせい連」。
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「ドコソコ連、スタートしてください」というような進行係のアナウンスが聞こえてくるのだが、このかせい連が踊り出してしばらくすると「お疲れ様でした」という声が響いて演舞場は拍手に包まれた。踊りが終わったというより終了時刻の午後8時になったからのような気がする。

それぞれの連は定められた演舞場からスタートして、すべての演舞場を順番に回ると最初のエントリーで書いたのは、私の勘違いだったようだ。パンフレットを見ると「かせい連」は後ふたつ踊っていない演舞場があるから、やはり時間で区切っているのかと思う。


ーーー続く

wassho at 21:20│Comments(0) イベント、旅行 

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