2017年10月15日

ベンジャミンの鉢上げ

幹が三つ叉に分かれていてブサイクだし、葉の茂る部分が広くなってしまい冬に部屋で育てる時に場所を取る我が家のベンジャミン。そこで枝を1本切り、それを利用して昨年は失敗した挿し木に再挑戦したのが7月8日。

18本の挿し木のうち、8月19日までに4本、9月3日までにさらに2本、すなわち2ヶ月で3割が枯れた。最終的に1〜2本が「木」に育ってくれればいいのだが、枯れるペースがちょっと早かったので心配になる。

以上についてのエントリーはこちら


それから1ヶ月ほどの間に枯れた挿し木はなし。もう充分に発根したと考え、10月9日に鉢上げをした。鉢上げとは苗床で育てた苗がある程度大きくなって鉢に移し替えること。


10月9日の挿し木の状況。8月19日の時からほとんど成長していない。土は赤玉のみで栄養分はないから、これくらいが限界なのかもしれない。
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根が伸びているのはペットボトルの外からもよく見える。
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写真では反射してわかりにくいが、赤玉土のところどころに緑色のコケのようなものが発生している(右下から1/3位のところ)。いいことなのか悪いことなのかは知識不足でわからず。
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一番大きい挿し木を引き抜いたところ。
これだけ根が伸びていれば大丈夫じゃないかと思う。
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他のも引き抜いてみると根の出方が二通りに分かれていた。

枝のあちこちから根が伸びているもの。
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枝の一番下からしか根が出ていないもの。
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内訳は、枝のあちこちから根が伸びているものが6本。一番大きい挿し木もこのタイプなので合計7本。下からしか根が出ていないものが5本。なお根の周りにある丸いのは赤玉土ね。
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こうやって並べてみると、あちこちから根が伸びているもののほうが元気に成長しているような気がする。その7本だけを鉢上げすることも考えたが、昨年も鉢上げしてから全滅したのを思い出し、安全策を採って12本すべてを鉢に移植した。



土作りは先日購入したものから、赤玉土5割。
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ところでこの赤玉土。同じ「創和」というブランドの「細粒」を以前に購入したことがあり品質がよかったのでリピートした。細粒じゃちょっと細かすぎるかと思い今回は「小粒」を選択。しかし封を切ってみると粒の大きさが一定していない。細粒と小粒のミックスになっている。細粒の時は粒の大きさが揃っていたのに。


バーミキュライトを2割。
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チップ状になったバーク堆肥を3割。
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配合割合は単なる直感。栄養分がちょっと足らない気もするが、今回は水はけ重視で考えた。バケツで混ぜたらこんな感じ。
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プランターに鉢底石を入れブレンドした用土を少し入れて、そのうえに炭化鶏糞を薄く敷く。いわゆる元肥(もとごえ)のつもり。炭化鶏糞は謳い文句通りまったく匂いはしなかった。ちなみに普通の鶏糞堆肥はチョー臭い(^^ゞ
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特に意味はないが軽くかき混ぜてみる。
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一番大きい挿し木はかなり枝分かれしていたので剪定した。
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プランターの上まで用土を入れ、水をかけてから穴をグリグリ。根が長くて上手く入れられなかったので半分くらいに切った。たぶん影響はないと思うけど。
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長さの割に枝が細く曲がり気味だったので支柱を立てて紐で矯正。写真を撮った後もう少し上の部分も支柱に沿わせた。
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もうしばらくしたら部屋の中に入れなければならないから、残りはあちこちから根が伸びている6本と下から根が出ている5本を、それぞれ1つのプランターにまとめ植え。まだ小さいからケンカすることはないだろう。日当たりに難があるかもしれないから、時々プランターを回転させることにした。こちらも少し葉を切り落としてある。
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鉢上げから約1週間たった本日。特に変化なし。この数日で急に寒くなったことが気掛かりだが、部屋の中に入れると日光が不足するのでーーー。

さて次の春にはどうなっていることやら。

wassho at 12:31│Comments(0)   *チューリップ以外 

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