2017年10月19日
暗闇演劇「イヤホン」

大変久し振りに小劇場での芝居を観た、というより聴いてきた?
暗闇演劇というのは大川興業が主催している芝居のタイトル。大川興業は「応援団ふうのパフォーマンスをするお笑いグループ」という認識しかなかったが、今は芝居がメインの芸能プロダクションになっているみたいだ。もっとも芸人としての大川興業がテレビによく出ていたのは1980年代中頃だから、現在アラサー以下の年代なら知らない人のほうが多いだろう。ちなみに江頭2:50は大川興業の所属。
代表のことは大川総裁と呼ぶ。まあ芸名みたいなもの。友人のY君がその大川総裁と知り合いで、招待チケットを回してくれて今回の観劇となったしだい。10月6日のこと。
場所は下北沢のザ・スズナリという小劇場。下北沢はあまり馴染みがなく25年は訪れていないので、開場の少し前に着いてタウンウォッチをすることにした。しかし当日はあいにくの雨。しかも時々土砂降り(/o\)
駅に着いた時はまだ普通の雨だったので駅周辺を歩いてみる。だんだんと雨が強くなりドトールみたいなところに入ろうと思ったのだが、そういう店が見あたらない。そのうち土砂降りになり、たまらず何でも屋みたいなお店の軒先というか入口に避難。そこには灰皿があってJTのキャンペーンガールが新商品の試喫を勧めていた。彼女に尋ねると、やはりドトールのような店は下北沢にはないということ。このクラスの規模の駅前なら、どこにでもあると思っていた認識を改めることに。
話はそれるがキャンペーンガールは事前に教えられているのか、この近辺でタバコの吸えるカフェをすべて把握していた。駅の反対側だったりしたのでそこへは行かなかったが、けっこうプロフェッショナルなんだと感心。
雨が少し弱くなったのでタウンウォッチング再開。
しかし本日の教訓。
暗くなってから歩き回っても街のことはあまり頭に入らない(^^ゞ
劇場に着くと準備が遅れているとかで、1階のガレージみたいなところで待たされる。指定席はなく当日来た順番に番号入り整理券を渡され、その番号を呼ばれたら劇場に入る仕組み。やがて番号が呼ばれ始めたが、途中で何回も「ご招待の方は一番最後にご案内します」といわれる。周りの人はお金を払ってチケットを買っているのに何となく気まずい。
これがザ・スズナリ。
(写真はhttp://shibainomachi.com/2017/01/30/0189/から引用)
見るからにレトロというかボロい感じ。1980年頃にアパートだった建物を改築してできたらしい。劇場の入口は2階で写真にある黒い階段で上がるが、その幅は人一名分しかない。下北沢が演劇の街と呼ばれるのは本多劇場があるからだが、スズナリは本多系列で最初にできた劇場とのこと。
ーーー続く
wassho at 08:19│Comments(0)│
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