2017年10月27日
ブレードランナー2049
「ブレードランナー2049」は本日公開された映画のタイトル。テレビでコマーシャルも流れているからご存じの方も多いはず。前作「ブレードランナー」の公開は1982年でなんと35年振りの続編となる。
私にとって前作はかなりインパクトのあった作品で、このブログでも2回取り上げている。
2005年05月05日
前振りに使っただけだが2009年06月27日
前作のストーリーは2019年という設定。つまり再来年。映画でクルマは空を飛んでいたが、あと2年でそんな未来社会は実現しそうにない(^^ゞ また有名なSF映画である「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」はもちろんタイトルとなっている年が舞台設定。とっくに過ぎたが2001年レベルもまだまだ先の話。
それぞれが何年先の未来を描いたのかを整理すると
2001年宇宙の旅 1968年公開→33年後の未来
2010年宇宙の旅 1984年公開→26年後の未来
ブレードランナー 1982年公開、舞台は2019年→37年後の未来
ブレードランナー2049 2017年公開、舞台は2049年→32年後の未来
こう並べてみると「2001年宇宙の旅」はひょっとしたら33年後の未来予想に多少は盛った程度で制作されたのかもしれないが、それ以外は現実をまったく無視した内容だとわかる。実現可能性がないのに比較的近い未来に年代を設定するのは、そのほうが漠然とはいえリアリティを感じてもらえると考えているからなのかな。ちなみに1963年から放送された鉄腕アトムの誕生日は2003年4月7日!
ブレードランナー2049では面白いプロモーションをしている。前作と今回でどの程度ストーリーがつながっているかは不明だが、2019年から2049年の間を埋める3本のショートフィルムが公開されている。予習してから観に来いということ?
2022年編「ブラックアウト」
2036年編「ネクサス・ドーン」
2048年編「ノーウェア・トゥ・ラン」
2022年編では核ミサイルによる電磁パルス攻撃が取り上げられている。これは北朝鮮が脅している攻撃と同じもの。彼らがそのことを言い出したのは今年の9月になってから。それをヒントにストーリーに入れたのか(ちょっと制作期間的に無理な気もするが)、あるいは偶然の一致なのかは興味があるところ。
さてブレードランナー2049を映画館に観に行くかどうかを目下思案中。レンタルDVDになるのはまだ先だし、映画館のほうが映像に迫力があることはわかっている。でもこの映画はきっとストーリーが込み入っているはず。映画館だとDVDと違って「?」と思った時にちょっと巻き戻して確認できない。もうそういう鑑賞方法にすっかり身体が慣れてしまったのが辛いね。でもまあ観に行くんだろうな。3本のショートフィルムでもうウズウズしてきたから。
ところで前述したように35年振りの続編である。映画の続編ができるまでの期間ランキングではおそらく1位のはず。それで思い出すのが「ウォール街」から23年振りの続編だった「ウォール・ストリート」。続編ということ以外に価値のない作品だった(/o\) またパート2から26年後に制作された「ゴッドファーザー・パート3」。コッポラの娘の大根役者振りに泣けた(>_<) だから久し振りの続編と聞くと心配になってくる。今回はそんなことがなければいいのだが。
私にとって前作はかなりインパクトのあった作品で、このブログでも2回取り上げている。
2005年05月05日
前振りに使っただけだが2009年06月27日
前作のストーリーは2019年という設定。つまり再来年。映画でクルマは空を飛んでいたが、あと2年でそんな未来社会は実現しそうにない(^^ゞ また有名なSF映画である「2001年宇宙の旅」「2010年宇宙の旅」はもちろんタイトルとなっている年が舞台設定。とっくに過ぎたが2001年レベルもまだまだ先の話。
それぞれが何年先の未来を描いたのかを整理すると
2001年宇宙の旅 1968年公開→33年後の未来
2010年宇宙の旅 1984年公開→26年後の未来
ブレードランナー 1982年公開、舞台は2019年→37年後の未来
ブレードランナー2049 2017年公開、舞台は2049年→32年後の未来
こう並べてみると「2001年宇宙の旅」はひょっとしたら33年後の未来予想に多少は盛った程度で制作されたのかもしれないが、それ以外は現実をまったく無視した内容だとわかる。実現可能性がないのに比較的近い未来に年代を設定するのは、そのほうが漠然とはいえリアリティを感じてもらえると考えているからなのかな。ちなみに1963年から放送された鉄腕アトムの誕生日は2003年4月7日!
ブレードランナー2049では面白いプロモーションをしている。前作と今回でどの程度ストーリーがつながっているかは不明だが、2019年から2049年の間を埋める3本のショートフィルムが公開されている。予習してから観に来いということ?
2022年編「ブラックアウト」
2036年編「ネクサス・ドーン」
2048年編「ノーウェア・トゥ・ラン」
2022年編では核ミサイルによる電磁パルス攻撃が取り上げられている。これは北朝鮮が脅している攻撃と同じもの。彼らがそのことを言い出したのは今年の9月になってから。それをヒントにストーリーに入れたのか(ちょっと制作期間的に無理な気もするが)、あるいは偶然の一致なのかは興味があるところ。
さてブレードランナー2049を映画館に観に行くかどうかを目下思案中。レンタルDVDになるのはまだ先だし、映画館のほうが映像に迫力があることはわかっている。でもこの映画はきっとストーリーが込み入っているはず。映画館だとDVDと違って「?」と思った時にちょっと巻き戻して確認できない。もうそういう鑑賞方法にすっかり身体が慣れてしまったのが辛いね。でもまあ観に行くんだろうな。3本のショートフィルムでもうウズウズしてきたから。
ところで前述したように35年振りの続編である。映画の続編ができるまでの期間ランキングではおそらく1位のはず。それで思い出すのが「ウォール街」から23年振りの続編だった「ウォール・ストリート」。続編ということ以外に価値のない作品だった(/o\) またパート2から26年後に制作された「ゴッドファーザー・パート3」。コッポラの娘の大根役者振りに泣けた(>_<) だから久し振りの続編と聞くと心配になってくる。今回はそんなことがなければいいのだが。
wassho at 21:22│Comments(0)│
│映画、ドラマ、文学