2018年03月23日
ラストツーリングは伊豆半島 序章
借りていた駐車場が閉鎖となり、35年振りの復帰から7年間親しんできたバイクを降りることになったことは何度か書いてきた。現在は売却先を選定中。これでバイクライフは終了なのか、あるいはまた乗り始めるかはわからないが、今回がBMW F800Rで行く最後のツーリングなのは確か。
実はバイクを買った時に出かけてみたいエリアが2つあった。それは東北地方と伊豆半島。東北はあまり訪れたことがないからであり、伊豆は以前によく遊びに行って雰囲気が好きだからと理由は正反対。
ところがバイクを買ったのが2011年の2月。そして翌月の3月11日に東日本大震災が起きてしまう。状況が落ち着いてしばらくした後に「復興のためにも東北に観光に来てくれ」というような呼びかけが始まった。でも行かなかった。それは復興のためにという理屈には納得できても、まだガレキの残るところに出かけてボランティアをするでもなく、ノホホンと観光をする気になれなかったから。
もちろん今なら東北までツーリングしてもなんの問題もないと思うが、もうひとつの理由は、やっぱり東北はバイクで行くにはチョット遠かった。伊豆半島の先端の石廊崎までなら片道200キロほどだが、それが例えば松島だと380キロになる。あちこち回るとなると2泊3日は欲しいところであり、それはなかなかハードルが高い。今回は泊まりがけなので絶景道路の多い福島の磐梯や猪苗代あたりも考えてみたが(300キロくらい)、そのあたりは季節的にまだ寒いかなと軟弱な理由で却下。まあ東北はいずれ別の交通手段で回ってみることにしようと思う。
一方の伊豆半島は、走って帰ってくるだけなら日帰りで一周ツーリングはギリギリ可能。しかし私はバイクに乗る以上に、現地をあれこれ見て回るのが趣味なので。というわけで今までは城ヶ崎がもっとも深くまで足を運んだ伊豆だった。泊まりで行かなかったのは時間が取れなかったこともあるけれど、週末は1人だと泊めてくれる宿がなかったから。
そこで今回は最後のツーリングを言い訳にして金曜日に泊まるプランで考えた。それでもいわゆる旅館は軒並みネットの予約ではじかれる。せっかく伊豆まで行くなら優雅に過ごしたかったのに。仕方ないので方針変更をして民宿を探したら予約できた。民宿に泊まったのは学生時代以来となる。幸いにも当時とはかなりレベルが違ってけっこう満足度は高かった。
ルートの概略地図。
城ヶ崎までの海岸部分は過去に走っているので、東名の厚木インターから小田原厚木道路に入り、箱根経由で伊豆スカイラインを使って時間短縮。城ヶ崎に降りてから下田までは国道135号線。途中に細野高原という所に立ち寄り。
下田からは136号線となり弓ヶ浜で一泊。翌日は石廊崎と堂ヶ島が2大目的地。予定では伊豆半島の西側の付け根まですべて海岸線を走るつもりだったが、気が変わって西天城高原線と西伊豆スカイラインへ向かう。結果的にマーガレットラインも含めて伊豆の4大名道をすべて廻ったことになった。最後は修善寺から三島に抜けて東名高速へ。
ラストツーリングだし距離も長いので、いつもより回数を多く別けて書く予定。
出だしは何と雪景色の中をバイクで走る羽目に!
ーーー続く
実はバイクを買った時に出かけてみたいエリアが2つあった。それは東北地方と伊豆半島。東北はあまり訪れたことがないからであり、伊豆は以前によく遊びに行って雰囲気が好きだからと理由は正反対。
ところがバイクを買ったのが2011年の2月。そして翌月の3月11日に東日本大震災が起きてしまう。状況が落ち着いてしばらくした後に「復興のためにも東北に観光に来てくれ」というような呼びかけが始まった。でも行かなかった。それは復興のためにという理屈には納得できても、まだガレキの残るところに出かけてボランティアをするでもなく、ノホホンと観光をする気になれなかったから。
もちろん今なら東北までツーリングしてもなんの問題もないと思うが、もうひとつの理由は、やっぱり東北はバイクで行くにはチョット遠かった。伊豆半島の先端の石廊崎までなら片道200キロほどだが、それが例えば松島だと380キロになる。あちこち回るとなると2泊3日は欲しいところであり、それはなかなかハードルが高い。今回は泊まりがけなので絶景道路の多い福島の磐梯や猪苗代あたりも考えてみたが(300キロくらい)、そのあたりは季節的にまだ寒いかなと軟弱な理由で却下。まあ東北はいずれ別の交通手段で回ってみることにしようと思う。
一方の伊豆半島は、走って帰ってくるだけなら日帰りで一周ツーリングはギリギリ可能。しかし私はバイクに乗る以上に、現地をあれこれ見て回るのが趣味なので。というわけで今までは城ヶ崎がもっとも深くまで足を運んだ伊豆だった。泊まりで行かなかったのは時間が取れなかったこともあるけれど、週末は1人だと泊めてくれる宿がなかったから。
そこで今回は最後のツーリングを言い訳にして金曜日に泊まるプランで考えた。それでもいわゆる旅館は軒並みネットの予約ではじかれる。せっかく伊豆まで行くなら優雅に過ごしたかったのに。仕方ないので方針変更をして民宿を探したら予約できた。民宿に泊まったのは学生時代以来となる。幸いにも当時とはかなりレベルが違ってけっこう満足度は高かった。
ルートの概略地図。
城ヶ崎までの海岸部分は過去に走っているので、東名の厚木インターから小田原厚木道路に入り、箱根経由で伊豆スカイラインを使って時間短縮。城ヶ崎に降りてから下田までは国道135号線。途中に細野高原という所に立ち寄り。
下田からは136号線となり弓ヶ浜で一泊。翌日は石廊崎と堂ヶ島が2大目的地。予定では伊豆半島の西側の付け根まですべて海岸線を走るつもりだったが、気が変わって西天城高原線と西伊豆スカイラインへ向かう。結果的にマーガレットラインも含めて伊豆の4大名道をすべて廻ったことになった。最後は修善寺から三島に抜けて東名高速へ。
ラストツーリングだし距離も長いので、いつもより回数を多く別けて書く予定。
出だしは何と雪景色の中をバイクで走る羽目に!
ーーー続く
wassho at 22:52│Comments(0)│
│ *ツーリング