2018年03月29日

ラストツーリングは伊豆半島 その3 東伊豆から南伊豆へ

伊豆スカイラインの料金所を抜けた先は伊豆高原というエリア。ここは高原とは名ばかりで標高は200メートルほどしかない。ディベロッパーがこのあたりを別荘地として開発した際に、売りやすいよう「高原」というネーミングを付けたマーケティング戦略。

それなりにリゾート感のある県道111号線を下ると国道135号線に突き当たる。伊豆半島東海岸を走る道路だが、このあたりでは内陸部を通っておりまだ海は見えない。そして道路沿いの景色がリゾートから観光地的な雰囲気に変わってくる。文章にすると商業的なニュアンスになってしまうが、それはそれで旅行に来た気分が盛り上がって悪いものじゃない。

海が見えるのは赤沢を抜けてから。そこから北川、熱川と温泉地の地名が続く。ちなみに熱川(あたがわ)と聞くと、今でも「加代、おみゃーにやる飯はにゃーずら」を思い出す。わかる年代の人にしかわからない話。山水館だったっけ?


次の稲取から135号線を離れて内陸部に向かい、やってきたのが稲取細野高原。
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こんな細い道をくぐり抜けて山を登ると、
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開放感たっぷりの丘陵に出る。
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ここは伊豆半島の隠れた名所と何かで知った。風景的に珍しいタイプであるのは確かだが、なんとなく荒涼とした雰囲気に今ひとつ馴染めず。どうしてこの季節にこの色合い? 後で知ったが細野高原は秋にススキを見に来るところらしい。

遠くの山並みと風車群。やっぱり春の景色は緑色じゃないと。
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細野高原から伊豆大島を望む。写真ではレンズの倍率しだいだから大きさは関係ないが、伊豆スカイラインの滝知山からみた時と較べると、距離的には半分以下なのでかなり近く感じる。
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細野高原から135号線に戻り南下を続ける。今井浜を過ぎると河津桜で有名な河津(かわづ)。河津桜は早咲きなのでとっくにシーズンオフ。その河津から内陸部を国道414号線で北上すると石川さゆりの唄で有名な天城峠と淨蓮の滝がある。またその手前には河津七滝といって7つの滝が並んでいる場所も。今回は時間の余裕がなく滝はオアズケ。まあ見たいものを残して置いたほうが、また伊豆に来るモチベーションになるというもの。

というわけで海を見ながらのツーリングに徹する。この頃になると天気は晴天で気温も15度と少し暑くなってきた。


道路沿いに眺望用のパーキングがあったので立ち寄る。
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もう南伊豆エリア。
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写真中央に見える三段になった地形が新島。その左の小さなのが利島(としま)で、さらに左が伊豆大島。そして写真右が神津島。新島と神津島の間に式根島が見えているが、ブログに貼った写真では水平線と見分けがつかない。
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またここからは見えていないが、この先に三宅島と御蔵島がある。伊豆七島にはなぜか半島から近い式根島は含まれず、伊豆大島、利島、新島、神津島、三宅島、御蔵島に加えて、かなり離れたところにある八丈島の7つということになっている。

パーキングから見える白浜海岸。
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伊豆の白浜は有名だが海岸としては3つに分かれている。写真の一番奥つまり南が大浜海岸、その右側が中央海岸、桟橋のような物を挟んでさらに右側が板戸海岸。板戸は一色(いちき)海岸とも呼ばれる。


パーキングを出発してその白浜は、バイクを駐める所を探しているうちに通り過ぎてしまった。それで立ち寄ったのが、その南に位置する外浦(そとうら)海岸。

ここにしたのは正解。誰もいなくて海岸独り占め!
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砂も白くてきれい。
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打ち上げられた海藻まで新鮮そうに思える。
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お約束のローアングル。
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美しい外浦海岸をバックにBMW F800R。
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ちょっと珍しいアングルで。
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外浦海岸の後はチェックインの時間も迫っていたので、下田市内は素通りして弓ヶ浜まで直行。弓ヶ浜手前のいくつかの目的地を訪れられなかったが、それは翌日に持ち越すことにした。


ーーー続く



8東伊豆


wassho at 08:39│Comments(0)   *ツーリング 

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