2018年04月25日

仰げば尊し我が BMW F800R

こういう風景をバイク界隈ではドナドナといったりする。
その由来はこの唄。

  ♪ある晴れた昼さがり 市場へ続く道〜

サビの部分である

  ♪ドナ・ドナ・ドナ・ドナ子牛を乗せて、
  ♪ドナ・ドナ・ドナ・ドナ荷馬車がゆれる〜

の歌詞とメロディは印象的だから覚えている人は多いんじゃないかな。ドナとは牛を追う時の掛け声らしい。曲名はズバリそのものの「ドナドナ」。唄えても曲名は知らない人はいるかもしれない。
ドナドナ


さて伊豆へのラストツーリング12回連載と、それより前にバイクでハシゴした美術館の話などを先に書いたので、早いものでもう1ヶ月近く経ってしまった。ドナドナされたのは3月28日。

手放したのはここに書いた駐車場が閉鎖になったのが理由。屋根なしの場所に保管する気はなかったし、別の業者が運営する屋内バイク専用駐車場も見つけたが空き待ち。それに自宅からはちょっと遠かった。そういうわけで潔くか仕方なくかは微妙であるが、とりあえずはバイクを降りるとした。



7年前に気まぐれで買ったバイク。その2週間前までそんなつもりはまったくなく、自分でもビックリの衝動買い。しかしこの7年間はかけがえのない時間を過ごしたと思う。メジャーな観光地からマイナースポットまで、いろいろなところをツーリングしてきた。人生の体験値がとても豊かになったと実感している。

バイクの楽しみ方は人それぞれ。私の場合はバイクに乗るそれ自体より、ツーリングの目的地優先だった。どこかへ出かけ、そこで日常とは少し違った過ごし方をする時間を大切にしてきた。それが最高のリフレッシュ、リセットになる。ストレスを解消しすぎて人間としての切れ味が鈍った気もするくらい(^^ゞ

だから、どちらかというとバイクは移動手段だったかもしれない。バイクいじりも必要最小限。それでも同じ場所に行くならクルマを運転するよりバイクのほうが楽しいとの気持ちはあるし(ツライことも多いが)、クネクネした道ではライディングそのものも味わってきた。ただしコーナーを「攻める」なんてまねは一度もしなかったけれど。



またバイクに乗りたいとは思っているものの、いつになるかはわからない。実現しない可能性もある。こういうのは成り行きに任せるのをポリシーとしている。どうしてもウズウズしたらレンタルバイクという手もある。それに関東より遠いエリアなら別の交通手段を利用して、現地ツーリングをレンタルバイクで走るほうがいいかなとも考えている。

考えてみるとBMW F800R自体の評価や感想をブログに書いたことはほとんどない。これしか乗っていないのでわからないのが正直なところ。でも7年間も乗り続けたのは特に大きな不満がなかった証でもある。世評ではスポーツでもなくツアラーでもない中途半端な性格のバイクとされている。そういうところが私にピッタリでした!


それではご斉唱ください(^^ゞ

   ♪思えば いと疾(と)し この年月(としつき)
   ♪今こそ 別れめ いざさらば ーーーーーーーーー 号泣 (☍﹏⁰)。

wassho at 07:28│Comments(0)   *バイク関連 

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