2018年05月29日

山下公園で春バラ その2

山下公園が開園したのは1930年(昭和5年)。1923年(大正12年)に起きた関東大震災による瓦礫で横浜港の一部を埋め立てて造成された。いわゆる震災復興事業の一環。さすがに95年前の震災だからか山下公園にそれを伝えるものはないようだ。そういえば東日本大震災の瓦礫処理に関するニュースはもう聞かなくなった。7年経ったから解決したんだろうか。

ここのバラ園は2年前にリニューアルされた。50品種・350株から140品種・2300株への大幅拡大。しかしバラ園が公表している品種数と株数というのは実はあまり当てにならない。1000品種のバラ園が100品種のバラ園より、10倍バラエティに富んだバラを見られるかというとそうではない。

   品種は違っていても、ほとんど見分けられないものもある。
   わずかにしか植えられていない品種もある。
   訪れた日にすべての品種が咲いているわけではない。

などが主な理由。株数については

   まず面積あたりの株数で考えないと意味がない。
   もちろん植え方、レイアウトに大きな影響を受ける。
   株数よりも、1株にいくつバラが咲いているかに印象が左右される。
   大きな株も小さな株も、木立もツルも1株とカウントされる。
   そもそも株=幹や茎の本数ではない。

あたりかな。例えば京成バラ園と谷津バラ園はどちらも7000株ということになっている。しかし両園を訪れたことがある人なら、目にするバラの数に大きな差があることを知っているはず。


それはさておき、
山下公園のバラ園はボリューム的に充分満足いくもの。ここが無料だということを考えると手を合わせて拝んでもいいくらい(^^ゞ 前回のエントリーに載せた写真で、その雰囲気を多少は伝えられていればと思う。バラエティ的にはもう少しガンバッテ欲しいかな。しかしアーチやタワーなど立体的な造園が多くあって見飽きることはない。


アップでいろいろ。前日に訪れた横浜イングリッシュガーデンより天気がよかったので、日差したっぷりの写真が多い。快晴の日に撮るのが私の最大の撮影テクニック(^^ゞ

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タワーにしつらえられたバラ。やはり背景が青空だとバラもよりキレイ。
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前日の横浜イングリッシュガーデンと併せてバラざんまいの2日間だった。ここからすぐ近くにある「港の見える丘公園」のバラも見るつもりで出かけたが、トライアスロン観戦や大さん橋にも行って充分に遊んだので、それは来年あるいは秋バラの季節の楽しみに取っておくことに。


おしまい

wassho at 08:52│Comments(0) お花畑探訪 

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