2018年07月13日

サッカー・ワールドカップ準決勝で気付いたこと

日本がベスト16で敗退した後はニュースのダイジェストは別として、ワールドカップの試合を丸ごと見ることはないと思っていた。理由は以前にも書いた通り、応援する選手やチームがなければスポーツ観戦は盛り上がらないものだからである。

だったんだけれど、準決勝を2試合とも見てしまった(^^ゞ
しかもフランスvsベルギー戦は生中継で。

もっとも見ようと思って見たのではなく、その日はたまたま遅くまで起きていて、そろそろ寝なきゃと思った時に試合が始まったので、ついズルズルとであったが。

フランスの戦術は守備をガチガチに固めて、一瞬の隙を突いて超高速カウンター攻撃を仕掛けるもの。日本にあんなスピードがあるかどうかは別として、参考になる戦い方じゃないかなと思った。結果は1ー0でフランスの勝利というかベルギーの攻めあぐね負け。初めて見るフランスチームに対して、日本戦で馴染みのあるベルギーチーム。気持ち的にはベルギーの肩を持っていたので少し残念。

せっかくフランスvsベルギー戦を見たので、ついでにクロアチアvsイングランド戦も見るかとなり、こちらは録画で見た。我が家のテレビには24時間・全チャンネル録画機能がついているので、ワールドカップやオリンピックの時は便利。

イングランドが試合開始直後に得点し、クロアチアが後半に追いつき、さらに延長戦で追加点を上げ2−1でクロアチアの逆転勝ち。この試合は面白かった。いわゆる日本の組織的なサッカーを見慣れている目には、ボクシングでいうならノーガードの打ち合いのように写った。

ところでロアチアvsイングランド戦は録画で見たが、実は試合結果を事前に知らなかった。つまり日本が敗退した後は、どこの国が勝とうが興味がない程度のサッカーファンである。日本戦以外つまりヨソの国同士の試合をすべて観たのも実に久し振り。



それで気がついたのはーーー
日本戦じゃない、すなわち熱中して試合を観るのではなく少し客観的に眺めていると、サッカーのことがよくわかるということ。具体的にいうと日本戦だとボールのあるところしか見ていないが、日本戦以外だともっと選手のいろいろな動きに目が行くようになる。

テレビの解説で「A選手がここにいる時、B選手がこう動いて、だからここにスペースができてーーー」などといわれることがある。そんな風に観戦というか観察するなんて一生無理と思っていたが、解説者とはレベルの違いはあるとはいえ意外とわかるものである。

生活やビジネスでも前のめりになりすぎると、視野狭窄に陥って事が上手く運ばないことがある。サッカー観戦でも同じなんだと改めて気付いた。

私のサッカーを見る目もちょっとは進化したかな。
でも日本戦だと熱中するから、今までと変わらないかも(^^ゞ


サッカー・ピッチ


wassho at 22:42│Comments(0) ノンジャンル 

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