2018年11月06日

ちょっと困ったサンセベリア

このブログには初登場となるサンセベリア。割とポピュラーな品種なので、観葉植物に興味がなくても目にしたことがある人は多いはず。こいつは茎は地中に埋まっていて葉だけがニョキニョキ出てくるまさに「観葉」植物である。和名はトラノオ(虎の尾)。模様がそんな感じ。本当かどうか知らないけれど、観葉植物の中でもっとも空気清浄効果が高いともいわれている。

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サンセベリアの原産はアフリカで、そのせいか乾燥にめっぽう強い。どれくらい強いかというと、休眠状態に入る12月から3月くらいの間は一切水をやらなくてよい驚異の我慢強さ。冬の間は室内に取り込むから、そんなに低温にならないとしても、それでも水やりは不要。逆にその時期に水をやると根腐れしてしまうほど。

以前はそんなことを知らず冬でもたまに水をやっていた。すると葉の根本が腐ったようになって株から抜けてしまう。でもその葉を何等分かに切って土に挿しておくと、その葉の下からまた新しい葉が出てくる。

ただし、そうして増やしたサンセベリアは葉の模様が元のものと同じにならない。写真のセンターがオリジナル、両サイドは挿し葉で増やしたものである。挿し葉では葉の縁取りの部分のラインが消えてしまう。株分けで増やした場合はオリジナルの模様が保たれる。


買ってきたときは小さかったのに、いつの間にか大きくなり、株分けや挿し葉で3鉢になってしまった。そして今年の夏は猛暑だったので故郷のアフリカを思い出したのか、気がついたらあっというまに葉の枚数が増えていた。
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窒息しそうな密集度合いである。しかしもうすぐ休眠期なので株分けするのはためらわれる。来年の春まで息していてくれるかな?

そして暖かくなったら株分けはするとして、3鉢以上もサンセベリアは要らない。そうすると間引きをしなくてはいけない。それはツライのでどこかに姥捨て山をしてこようか。

植物を増やすのは、大好きな土いじりができるから嬉々としてやっちゃうけれど、増えたら増えたで、それをどうするかが悩みどころ。フリーマーケットで売る、あるいは譲るなどの話も聞くが、フリーマーケットでものを買ったことすらないし。


ところでサンセベリアを育てて6〜7年になるが、昨年からまるで白骨化のように葉が白くなったり、穴が空いたりするようになった。穴は虫の仕業かと思い注意深く観察したものの、それらしきものは発見できず。ネットで調べても特に情報なし。今もってナゾ
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とにかくもうすぐ部屋が狭くなる季節。

wassho at 21:52│Comments(0)   *チューリップ以外 

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