2018年11月18日

MDR-ZX660

MDR-ZX660はソニーのヘッドホンである。
今、これを買ってしまったことを猛烈に後悔している。

MDR-ZX660


購入動機はこんないきさつでーーー

かつては週末に10キロほどジョギングするのが日課(週課?)だったが、かれこれ10年ほどは走っていない。何度か数キロほどを走り、さあこれからジョギングを復活させるぞ!とこのブログにも書いたことがあるけれど、その宣言を守ったことはなく(/o\)

もっとも週末にそれくらい走る程度では体調・体力・体重にほとんどプラス効果はない。それでもマイナスになるのを防ぐ効果はあるわけで。その積み重ねが10年分蓄積してかなりヤバイ現状に。

走らなくなった第1の理由は、ジョギングコースにしていた公園から離れたところに引っ越したこと。引っ越した当初は自転車でその公園まで行ってジョギングしていたものの、それがだんだんと億劫になり。ちなみに私はジョギングコースのある公園でジョギングを始めたせいか、一般道を走るのがどうも苦手。何度か試したこともあるが、走っていて苦しい時に赤信号に引っかかると気持ちが萎えて、それを言い訳にして走れなくなってしまう。

第2の理由は7年前に再び乗り始めたバイクかな。ジョギングも楽しいから20年ほど走っていたのだが、そりゃバイクで走るほうがもっと楽しいわけで(^^ゞ

でもまあバイクも降りてしまったし、また自分の足で走ろうかと。しかし、そろそろ寒くなるし、いきなりジョギング再開じゃなくて、まずは脚力回復ということで週末に長い距離の散歩を自分に義務づけることにした。



そろそろ本題へ。

それでお散歩用のヘッドホンを買うことにしたというわけ。コンプライというイヤーピースに交換してからイヤホンの音質には満足している。しかし安物でもヘッドホンのほうがイヤホンよりいい音がするだろうという考えから。普段の外出でヘッドホンをつけるのは、なんとなく見た目的に抵抗があるのだが、実はヘッドホンの音質で音楽を聴きながら外を歩いてみたい気持ちはあった。お散歩ならそれもいいかと。

またベイヤーダイナミックのT90というヘッドホンも持っているが、外に持ち出すにはちょっと大げさな感じ。それに開放型の構造だから音が外に漏れる。何よりケーブルが3メートルと室内用になっているので、外で携帯音楽プレーヤーに挿して聴くには長すぎて不向き。

だから機種選定の条件は

   小型のオンイヤータイプで
   密閉型で
   5000円から1万円くらい

となった。

オンイヤー(on ear)というのは、ヘッドホンの耳当て部分が耳くらいの大きさで「耳にのせる」タイプのもの。反対語はアラウンドイヤーあるいはオーバーイヤーで、耳当てが耳の周りをスッポリ覆うタイプ。

スライド1

オンイヤーにしたのは大げさな感じにしたくなかったのと、耳を覆わないので多少の音漏れはするが、逆に外からの音も入ってくるので、ボーッと散歩するには安全かなと考えてのこと。これから寒くなって「防寒の耳当て」としてはアラウンドイヤーのほうが優れてはいるが。なおオンイヤーのヘッドホンは携帯音楽プレーヤーで鳴らすことを想定されているからか、ケーブルは1m20cmくらいの長さのものが多い。

予算的には特に根拠はなく、散歩のお伴の用途なら私の耳にはそれくらいで大丈夫でしょうと。それに暖かくなる頃にはジョギングを再開しているはずだから使用期間も短いので。


そういうわけで音質にそれほどこだわらない買い物ということで、試聴せずにネット通販で購入。eイヤホンという専門店のサイトで調べて、アマゾンの価格と比較してアマゾンで買うという「あるある」なパターン。レビューではそこそこの評価だったし、ソニーのイヤホンを2台続けて使って気に入っていたという安心感もMDR-ZX660を選んだ理由のひとつ。価格は5500円程だった。ちなみにこれは既に型落ち品で発売当初は7000円くらいだったようである。

日付が変わった深夜に注文したにもかかわらず、その日のうちに届いた。お急ぎ便のプライム会員じゃないのにビックリ。そういえばネット通販の荷物が多すぎて運送会社のキャパを超えてタイヘンというニュースを聞かなくなったが、どうなったのだろう。


さっそく届いたことを喜んだのもつかのま、
すぐに絶望を味わうことになる。


ーーー続く

wassho at 22:10│Comments(0) 音楽、オーディオ 

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