2019年01月06日
明治神宮まで
「2時間でまわる伊勢神宮」という番組を見てインスパイアされ、散歩がてら訪れた神社だったが大混雑でーーーという話は元旦に書いた。その後、熊野古道と熊野大社に関する番組も見て、だからというわけでもないのだが、初詣の混雑もそろそろ収まった明治神宮にでも行ってみるかと。
もっとも神話の世界と重なっているかのような伊勢神宮や熊野大社と違って、明治神宮はその名の通り明治天皇を祀って建てられた、歴史はまだ100年程の新しい神社。ところでいわゆる神様だけじゃなくて、人間も神として扱うことができるのが神社。靖国神社は特殊だから別として、一番新しい神様って誰なんだろう?あるいは次の神様候補は?
神話の雰囲気は味わえないとしても、明治神宮の魅力は「神宮の森」と称される木々に囲まれた広大な敷地。原宿駅から徒歩数分で別世界にワープできる。広さは約73ヘクタール(22万坪)。比較のためにディズニーランドとディズニーシーが合わせて100ヘクタール。
航空写真を見ると広さがよくわかる。なお明治神宮で矢印してある緑地エリアの上半分が明治神宮で、下半分は代々木公園。
明治神宮は少し離れたところに神宮外苑も持っている。その面積は外苑に隣接する明治記念館の敷地も含めて30ヘクタール。だから神社境内と合わせて103ヘクタール。明治神宮は都心の大地主でもある。
東京は私鉄と地下鉄の乗り入れが進んだので、自宅からは乗り換えなしで明治神宮まで行けるようになった。ドア to ドアならぬドア to 鳥居で30分少々。
地上に出てJR原宿駅。
山手線の線路をまたぐ神宮橋。
神宮橋から表参道を見る。まっすぐ行くと青山に出る。普段は意識していないが明治神宮の「表参道」が地名の由来。
神宮橋を渡ると明治神宮の南側入口。たぶんここが正面口だと思う。
最初の鳥居。
鳥居をくぐったらもう異空間。5分ほど前には原宿駅にいたのに。
足元に注意するようなものはないのだけれど?
橋になっているからか?
橋の下には伊勢神宮のような清流はなかった(^^ゞ
さらに歩く。
フォレストテラス明治神宮というレストランや土産物屋の入った建物。いきなり出現する近代建築である。周りの景観と整合性を図るという発想はないみたい。
大量の酒樽。写真は全部の酒樽をカバーしたはず。奥の方が見えにくいが35列くらい。縦は6段だから35x6=210樽ほど。
酒造メーカーがお酒を奉納すると、こういう場所に樽を置くことができると聞いたことがある。ただし奉納するのは一升瓶で、これはディスプレー用の樽だとか。よく見ると複数の樽を並べているブランドと一樽だけのがある。奉納本数によって違うのか、あるいは設置広告料があって、その違いか?
酒樽の向かいにはなんとワインの樽!
明治天皇はワイン好きだったんだ。
参道は左に曲がって、また鳥居をくぐる。
なぜか提灯が青い文字。
そして次は右に曲がると社殿が見えてくる。
現在位置は3つ目の矢印の根本。
突然の行列。
前方に行ってみると臨時の手洗い設備。
本来の手水舎はその先にある。それにしても初詣の混雑を考えれば、臨時のを含めてもまったくキャパ不足だと思う。
ところで手水舎は「ちょうずしゃ」と変わった読み方をするものと思っていたが、前述の伊勢神宮の番組では「てみずしゃ」と普通の音読みだった。どっちでもいいらしい。
3つ目、最後の鳥居。これは色が白木だから、まだ新しいもののようだ。
鳥居の先の南神門より社殿エリアに入る。
元旦は身動きできないほどの混雑だが、もう6日なので、ほどよい賑わいといったところ。
「お宮参り専用申込用紙」。こんなテーブルが5つくらいあった。
おみくじの英訳が POEM DRAWING?直訳すれば「詩を引く」となる。おみくじに書かれていることなんてポエムだといえば、それはそれで正しい気もするが。
調べてみると明治神宮のおみくじは、他の神社と違い吉凶を占うものではなく、明治天皇または昭憲皇太后の詠んだ詩や和歌から、人倫道徳の指針となる教訓的なものが集められ、それを引くスタイルになっている。だからPOEM DRAWING。でも知らないで、おみくじを引いたらビックリするね。
書道の展示。最近は用紙一杯にデカい字を書くのがヨシとされているのか? 字は上手でもバランスがおかしいと思う。「子供は元気よく」ハラスメントじゃない?
売り場のお姉さんたち。赤い袴が見えないと巫女さんという雰囲気が出ないなあ。
お値段はそこそこ。写真をクリックすれば大きくなって文字が読めるはず。それにしても病気平癒と安産のお守りが、他のお守りより値段が高いのはWATCHING FOOT:足元を見ている気がする。 (なおそんな英語はありません)
参拝に並ぶ列。列の長さはそれほどでもないのに、皆さんのお祈りが長いのか全然進まない。というわけで、この位置から心の中で参拝ということで(^^ゞ
見えているのは、いってみれば神社で働く人なんだけれど、白装束でネット越しにうっすらと見えると神様っぽい。なおネットは遠くから投げた賽銭が、社殿の中に飛び込むのを防ぐためのもの。
とりあえず社殿エリアから退出。
ーーー続く
もっとも神話の世界と重なっているかのような伊勢神宮や熊野大社と違って、明治神宮はその名の通り明治天皇を祀って建てられた、歴史はまだ100年程の新しい神社。ところでいわゆる神様だけじゃなくて、人間も神として扱うことができるのが神社。靖国神社は特殊だから別として、一番新しい神様って誰なんだろう?あるいは次の神様候補は?
神話の雰囲気は味わえないとしても、明治神宮の魅力は「神宮の森」と称される木々に囲まれた広大な敷地。原宿駅から徒歩数分で別世界にワープできる。広さは約73ヘクタール(22万坪)。比較のためにディズニーランドとディズニーシーが合わせて100ヘクタール。
航空写真を見ると広さがよくわかる。なお明治神宮で矢印してある緑地エリアの上半分が明治神宮で、下半分は代々木公園。
明治神宮は少し離れたところに神宮外苑も持っている。その面積は外苑に隣接する明治記念館の敷地も含めて30ヘクタール。だから神社境内と合わせて103ヘクタール。明治神宮は都心の大地主でもある。
東京は私鉄と地下鉄の乗り入れが進んだので、自宅からは乗り換えなしで明治神宮まで行けるようになった。ドア to ドアならぬドア to 鳥居で30分少々。
地上に出てJR原宿駅。
山手線の線路をまたぐ神宮橋。
神宮橋から表参道を見る。まっすぐ行くと青山に出る。普段は意識していないが明治神宮の「表参道」が地名の由来。
神宮橋を渡ると明治神宮の南側入口。たぶんここが正面口だと思う。
最初の鳥居。
鳥居をくぐったらもう異空間。5分ほど前には原宿駅にいたのに。
足元に注意するようなものはないのだけれど?
橋になっているからか?
橋の下には伊勢神宮のような清流はなかった(^^ゞ
さらに歩く。
フォレストテラス明治神宮というレストランや土産物屋の入った建物。いきなり出現する近代建築である。周りの景観と整合性を図るという発想はないみたい。
大量の酒樽。写真は全部の酒樽をカバーしたはず。奥の方が見えにくいが35列くらい。縦は6段だから35x6=210樽ほど。
酒造メーカーがお酒を奉納すると、こういう場所に樽を置くことができると聞いたことがある。ただし奉納するのは一升瓶で、これはディスプレー用の樽だとか。よく見ると複数の樽を並べているブランドと一樽だけのがある。奉納本数によって違うのか、あるいは設置広告料があって、その違いか?
酒樽の向かいにはなんとワインの樽!
明治天皇はワイン好きだったんだ。
参道は左に曲がって、また鳥居をくぐる。
なぜか提灯が青い文字。
そして次は右に曲がると社殿が見えてくる。
現在位置は3つ目の矢印の根本。
突然の行列。
前方に行ってみると臨時の手洗い設備。
本来の手水舎はその先にある。それにしても初詣の混雑を考えれば、臨時のを含めてもまったくキャパ不足だと思う。
ところで手水舎は「ちょうずしゃ」と変わった読み方をするものと思っていたが、前述の伊勢神宮の番組では「てみずしゃ」と普通の音読みだった。どっちでもいいらしい。
3つ目、最後の鳥居。これは色が白木だから、まだ新しいもののようだ。
鳥居の先の南神門より社殿エリアに入る。
元旦は身動きできないほどの混雑だが、もう6日なので、ほどよい賑わいといったところ。
「お宮参り専用申込用紙」。こんなテーブルが5つくらいあった。
おみくじの英訳が POEM DRAWING?直訳すれば「詩を引く」となる。おみくじに書かれていることなんてポエムだといえば、それはそれで正しい気もするが。
調べてみると明治神宮のおみくじは、他の神社と違い吉凶を占うものではなく、明治天皇または昭憲皇太后の詠んだ詩や和歌から、人倫道徳の指針となる教訓的なものが集められ、それを引くスタイルになっている。だからPOEM DRAWING。でも知らないで、おみくじを引いたらビックリするね。
書道の展示。最近は用紙一杯にデカい字を書くのがヨシとされているのか? 字は上手でもバランスがおかしいと思う。「子供は元気よく」ハラスメントじゃない?
売り場のお姉さんたち。赤い袴が見えないと巫女さんという雰囲気が出ないなあ。
お値段はそこそこ。写真をクリックすれば大きくなって文字が読めるはず。それにしても病気平癒と安産のお守りが、他のお守りより値段が高いのはWATCHING FOOT:足元を見ている気がする。 (なおそんな英語はありません)
参拝に並ぶ列。列の長さはそれほどでもないのに、皆さんのお祈りが長いのか全然進まない。というわけで、この位置から心の中で参拝ということで(^^ゞ
見えているのは、いってみれば神社で働く人なんだけれど、白装束でネット越しにうっすらと見えると神様っぽい。なおネットは遠くから投げた賽銭が、社殿の中に飛び込むのを防ぐためのもの。
とりあえず社殿エリアから退出。
ーーー続く
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