2019年01月24日

そうですね そうですね いうな

ずいぶんと前から気になっていて、
特にスポーツ選手に多い気もするのだが、
インタビューを受けて答える時、
必ず最初に「そうですね」と言ってから話し始める人がやたら増えた。

私が覚えている範囲で、最初に「そうですね」を連発しだしたのは水泳の北島康介。「チョー気持ちいい」の頃だから2004年。そのあたりから、だんだんと蔓延してきたような気がする。今年も正月は箱根駅伝を見たら、ほとんどの選手が「そうですね」と言ってから話し始めた。

インタビュー



それほど詳しい分野ではないが、コミュニケーションのテクニックにおいて、会話の切り返しを「そうですね」で始めるのは

  「そうですねと」といったん間を取ることによって、考えをまとめる時間を稼ぐ。

   相手に同調して好感を得る。あるいは、あなたの話の内容を理解したという
   サインでもある。

   また例え反論する場合でも、相手を拒絶したのではなく、受け入れた上で自分の
   意見を述べている印象を与える。

などの効果があるとされる。

その効果は否定しないけれど、それは繰り返される会話のやりとりを毎回毎回「そうですね」で話し始めろということではない。逆に毎回「そうですね」で話を返されると相手をバカにしている印象も与えかねない。とりあえず私は「そうですね」だらけのインタビューだと、それが耳障りでイライラしてくる。

もっとも「そうですね」を連発する人は、もう口癖になって無意識に発しているのだろう。「あー」とか「えっとー」みたいなものである。でも身に覚えのある人は、相槌のバリエーションを増やして欲しいな。


それにしても、どうして「そうですね」が蔓延したのだろう。ある時期にそういうコミュニケーション・トレーニングが流行ったのだろうか。スポーツ選手に多いのは、インタビューを聞く機会が多いせいもあるだろうが、その同調性が体育会系のノリにあっているからかもしれない。また何となく就活のセミナーなんかでもテクニックとして教えているような気もする。

誰か北島康介に尋ねてきてくれないかな。
きっと「そうですね」といいながら答えてくれるはず(^^ゞ

wassho at 07:17│Comments(0) ノンジャンル 

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