2019年03月09日
「カメラを止めるな!」をテレビで観た
昨日、テレビで放送されていた「カメラを止めるな!」という映画をテレビで観た。今はまだ3月初めだけれど、今年、これ以上に楽しい体験が出来るだろうかと思うくらい最高に面白かった。
「カメラを止めるな!」が公開されたのは昨年。300万円という低予算で制作され、当然ながら出演しているのは無名の俳優ばかりで、当初はミニシアター2館だけで始まったインディーズ映画。しかし徐々に口コミで評価が広まり、やがて全国で上映されて、国内外の映画祭で賞をたくさん取り、2018年の映画ランキングでは邦画の7位に入っている。興行収入は31億円。31億円÷300万円=1033倍だから10万円ほど出資しておけばよかった(^^ゞ
「カメラを止めるな!」のストーリーを説明するのは難しい。まず冒頭に37分間のB級感たっぷりのゾンビ映画が展開される。これは劇中劇みたいなもので、メインはそのゾンビ映画の企画から撮影までの人間模様を映画にしたもの。だから撮影シーンでは、ゾンビ映画撮影のメイキング映像を観るような作りになっている。
ゾンビ映画と書いたが、正確にはケーブルテレビ局の開局記念として「ゾンビもので、生中継で、ワンカット」の番組として企画されたものという設定。ワンカットというのは1台のカメラを回し放しにして撮影するという手法。これがキモとなっている。生中継で1つしかないカメラの撮影を止められないから、撮影中に次から次に降りかかるトラブルをスタッフが必死に乗り越えようとする珍妙な行動に笑わされる。ゾンビ映画の中で??と思うシーンもあるのだが、それは裏でこういうハプニングが起きていたのかということがわかり、それにもニヤニヤしてしまう。
ウン、ストーリーの説明になっていないし、面白さもまったく伝わらない文章だね(^^ゞ
DVDやアマゾンのネットビデオもあるからぜひ観ましょう。ちなみにウチのテレビには24時間全チャンネル自動録画という機能がついているのだが、昨日はその録画で2回続けて観た!
念のために言っておくと、冒頭の37分間はわざとB級アルアルな仕上げにしていると思うが、全体としてもB級映画であることに変わりない。なんたって300万円で撮ったドタバタ劇。ちなみに300万円はスターウォーズ撮影予算の2秒分なのだとか。でも二層構造になっているストーリーは緻密だし、コメディ部分もよく練られていて素直に笑える。そして作品に対する情熱や映画愛のようなものが画面から伝わってくる。その「純な」な部分がちょっぴりうらやましくもあり、またこの作品に好感をいだく理由かもしれない。
とりあえずオススメ★5つ。
何のためにもならないけれど、ぜひとも観るべき映画。
「カメラを止めるな!」が公開されたのは昨年。300万円という低予算で制作され、当然ながら出演しているのは無名の俳優ばかりで、当初はミニシアター2館だけで始まったインディーズ映画。しかし徐々に口コミで評価が広まり、やがて全国で上映されて、国内外の映画祭で賞をたくさん取り、2018年の映画ランキングでは邦画の7位に入っている。興行収入は31億円。31億円÷300万円=1033倍だから10万円ほど出資しておけばよかった(^^ゞ
「カメラを止めるな!」のストーリーを説明するのは難しい。まず冒頭に37分間のB級感たっぷりのゾンビ映画が展開される。これは劇中劇みたいなもので、メインはそのゾンビ映画の企画から撮影までの人間模様を映画にしたもの。だから撮影シーンでは、ゾンビ映画撮影のメイキング映像を観るような作りになっている。
ゾンビ映画と書いたが、正確にはケーブルテレビ局の開局記念として「ゾンビもので、生中継で、ワンカット」の番組として企画されたものという設定。ワンカットというのは1台のカメラを回し放しにして撮影するという手法。これがキモとなっている。生中継で1つしかないカメラの撮影を止められないから、撮影中に次から次に降りかかるトラブルをスタッフが必死に乗り越えようとする珍妙な行動に笑わされる。ゾンビ映画の中で??と思うシーンもあるのだが、それは裏でこういうハプニングが起きていたのかということがわかり、それにもニヤニヤしてしまう。
ウン、ストーリーの説明になっていないし、面白さもまったく伝わらない文章だね(^^ゞ
DVDやアマゾンのネットビデオもあるからぜひ観ましょう。ちなみにウチのテレビには24時間全チャンネル自動録画という機能がついているのだが、昨日はその録画で2回続けて観た!
念のために言っておくと、冒頭の37分間はわざとB級アルアルな仕上げにしていると思うが、全体としてもB級映画であることに変わりない。なんたって300万円で撮ったドタバタ劇。ちなみに300万円はスターウォーズ撮影予算の2秒分なのだとか。でも二層構造になっているストーリーは緻密だし、コメディ部分もよく練られていて素直に笑える。そして作品に対する情熱や映画愛のようなものが画面から伝わってくる。その「純な」な部分がちょっぴりうらやましくもあり、またこの作品に好感をいだく理由かもしれない。
とりあえずオススメ★5つ。
何のためにもならないけれど、ぜひとも観るべき映画。
wassho at 23:29│Comments(0)│
│映画、ドラマ、文学
