2019年06月18日

初めての入院 その13

退院してから3回目の通院。

前回は血液検査の結果が思わしくなかった。今回も少し改善した程度で無罪放免とはならず。体調的にはまったくノーマルなのに、どこが悪いのだろう。

とりあえず抗生剤はやめて2週間様子を見ることになった。薬を飲まないのだから、そんなに心配することはないだろうと自分に言い聞かせる。


その抗生剤。抗生物質という名前の方がなじみがあるが、抗生物質を薬にしたものを抗生剤というみたいだ。抗生物質は「微生物が産生し、ほかの微生物の発育を阻害する物質」という定義。だから平たくいうと細菌を壊したり増えるのを抑える薬が抗生剤である。ちなみに世界で最初に開発されたのはペニシリン。名前だけはよく知っていたが、調べてみると肺炎、梅毒、喉頭炎、中耳炎などに効く薬だった。それぞれの病気につながりはなさそうに思えるが。

私が処方されていた抗生剤をネットで調べると、細菌のDNA複製を阻害し、殺菌作用があると書かれていた。適応する疾患は

   肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、急性気管支炎、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、
   咽頭・喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、腎盂腎炎、
   前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、感染性腸炎、
   腸チフス、パラチフス、コレラ、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、外耳炎、中耳炎、
   副鼻腔炎、化膿性唾液腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、炭疽、ブルセラ症、
   ペスト、野兎病、Q熱、結核、膀胱炎、表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、
   リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、痤瘡(化膿性炎症を伴うもの)、
   外傷・熱傷および手術創等の二次感染、胆管炎、胆のう炎、バルトリン腺炎、
   子宮内感染及び付属器炎、子宮頸管炎

と、これまた幅広い。
どうでもいいけれど「ブルセラ症」なんて名前の病気があるんだ。


この抗生剤の効果はすぐわかる。飲むとウンチがクッチャくなるから。抗生剤は細菌に作用するものの、都合よく悪い細菌だけをやっつけてはくれない。腸内には善玉菌と悪玉菌がいる。FZ医師によるとこの抗生剤は両方の細菌をやっつけてしまうとのこと。善玉菌がいなくなるとウンチがクッチャくなるのだ(^^ゞ

ということは今、私の腸には善玉菌はいないけれど悪玉菌もいない。だから「善玉菌を増やす」とうたっているヨーグルトやサプリメントを摂れば善玉菌だらけになるのかな?


今回の検査で無罪放免にはならなかったが、普通の生活、食事をしていいし、飲み過ぎなければアルコールもOKという許可も出た。まあ仮釈放といったところかな。

というわけで病院から自宅に戻ってきた昼過ぎに祝杯(^^ゞ
まだ先はあるだろうが、ここまでの道のりも長かったゼ。
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ーーー続く

wassho at 20:50│Comments(0) 生活、日常 

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