2019年08月02日

ポンピング効果

長梅雨の後、この1週間くらいで急に真夏らしくなってきた。本日の東京は最高気温35.1度を記録。37度や38度といった予想気温が連発されていた昨年に較べればまだマシだが、暑いことに変わりはない。


暑くなるといつも「立ち止まると汗が噴き出す」という現象に悩まされている。例えば駅まで歩いているときはそれほど汗をかかないのに、駅のホームで立ち止まった途端に汗が噴き出してくる。運良く電車が来たときにホームに着き、すぐ電車に乗ってその冷房が寒いと思うくらい効いていても同じように汗が吹き出す。

   身体を動かしているときのほうが暑いはずなのにナゼ?

ひょっとして異常体質かもと思っていた。まあ汗をかかないより、汗をかいたほうが健康なのだと自分を納得させていたけれど。


でも先日、この現象は科学的に説明できることを知った。

  服と身体の間には空気の層がある。
  これが体温で温められる(→暑い)
  身体を動かしていると暖められた空気が服の隙間から逃げる(→涼しい)
  身体の動きが止まると空気が逃げない(→暑い)

という理屈。
この身体の動きによって空気が押し出されることをポンピング効果という。

とりあえずは納得。異常体質じゃなくてよかった。冬はじっとしていると寒いとか、普通に歩いている程度でそんなに空気が循環するかといった疑問は残るが。


それで昨日、実験してみた。駅のフォームで両手で服をつまんでパタパタと。かなり激しくやったから挙動不審な人物と思われたかも(^^ゞ

     結果はビミョー

パタパタ効果で若干の涼しさはあったものの、汗の吹き出しは変わらず。これなら片手で扇子を使い、片手にハンカチを持って汗を拭ったほうがいいというのが結論。ザンネン


暑中見舞い代わりにUnsplashで拾ってきた涼しげなカクテルの写真でも。

Unsplash カクテル


wassho at 23:38│Comments(0) 生活、日常 

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