2019年08月11日
ウィーン・モダン展 その4
先月のクリムト展で、クリムト以外のウィーン画家の絵をいろいろ楽しめた。
今回はハンス・マカルトをよく知ることができたのが最大の収穫。
それ以外で一番目だっていたのはこれかな。
「黄色いドレスの女性(画家の妻)」 マクシミリアン・クルツヴァイル 1899年
ポーズが斬新というかナゾというか。無表情な顔が印象的で、この絵の前に立つとなんとなく叱られているような気分にもなってくる。それにしてもウエストが細いね。ただし、いい絵なんだけれど実物は肌の色がやたら白くて、とても厚化粧に見えて少し違和感があった。おそらく絵の具も厚く塗られている。
それでもこの絵はインパクトがあって目に焼き付く。それはおそらく黄色いドレスの色が強烈だからーーーと思い、夏休みの自由研究ということでドレスを地味な色にしてみた。
意外とインパクトは変わらない。
女性の表情やポーズに存在感があるということか。
ところで画像ソフトをいじっていると、普通に絵を眺めているだけでは見過ごすようなことに気づく。それはスカートの形。生地をソファに広げているが、この生地の分量が多すぎない? この広がりはおそらく絵としての創作で、この分量でスカートのデザインは成り立たないと思うのだが。誰か自由研究で裁縫してみて。
そのほかの画家アレコレ。
印象派系統の画風で、どことなく優しい感じがするのが、
この頃のウイーン絵画の特徴かな。
「コーヒー工場にて」 1900年 カール・モル
「朝食をとる母と子」 1903年 カール・モル
「画家の子供たち(レシとハンス) 1902年 フランツ・フォン・マッチュ
「ゾフィーエンザールの特別席」 1903年 ヨーゼフ・エンゲルハルト
ーーー続く
今回はハンス・マカルトをよく知ることができたのが最大の収穫。
それ以外で一番目だっていたのはこれかな。
「黄色いドレスの女性(画家の妻)」 マクシミリアン・クルツヴァイル 1899年
ポーズが斬新というかナゾというか。無表情な顔が印象的で、この絵の前に立つとなんとなく叱られているような気分にもなってくる。それにしてもウエストが細いね。ただし、いい絵なんだけれど実物は肌の色がやたら白くて、とても厚化粧に見えて少し違和感があった。おそらく絵の具も厚く塗られている。
それでもこの絵はインパクトがあって目に焼き付く。それはおそらく黄色いドレスの色が強烈だからーーーと思い、夏休みの自由研究ということでドレスを地味な色にしてみた。
意外とインパクトは変わらない。
女性の表情やポーズに存在感があるということか。
ところで画像ソフトをいじっていると、普通に絵を眺めているだけでは見過ごすようなことに気づく。それはスカートの形。生地をソファに広げているが、この生地の分量が多すぎない? この広がりはおそらく絵としての創作で、この分量でスカートのデザインは成り立たないと思うのだが。誰か自由研究で裁縫してみて。
そのほかの画家アレコレ。
印象派系統の画風で、どことなく優しい感じがするのが、
この頃のウイーン絵画の特徴かな。
「コーヒー工場にて」 1900年 カール・モル
「朝食をとる母と子」 1903年 カール・モル
「画家の子供たち(レシとハンス) 1902年 フランツ・フォン・マッチュ
「ゾフィーエンザールの特別席」 1903年 ヨーゼフ・エンゲルハルト
ーーー続く
wassho at 09:21│Comments(0)│
│美術展