2020年02月04日

桃栗3年柿8年 リンゴは?

去年の秋に柿を食べていて、この種を植えたら芽が出るのかな?と思い種をとっておいた。すっかり忘れていたのだが、棚にキッチンペーパーに包まれた不審なものを発見し、開いてみたらその種だった。

おそらく種まきは春にするものと思うが、春まで待ったらまた忘れるだろうからと、植えてみたのが2月2日の日曜日。

写真がピンボケなのはご容赦をm(_ _)m

けっこう乾燥して種の表面がしわくちゃになっている。
これは「種なし柿」から出てきた種(^^ゞ
DSCF4897

こっちは「種あり柿」の種。
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ついでにリンゴの種もとってあった。
リンゴの種はしわくちゃになっていない。
DSCF4895


ベランダに転がっていたポットに植えた。土は培養土と赤玉土を半分ずつ。
レンガ色がリンゴで6粒。黒いポットにガムテープを2枚貼ってあるのが種なし柿2粒、もうひとつに種あり柿4粒。
DSCF4901


ところで桃栗3年柿8年とは、物事をなすには時間がかかるという教訓を示した言葉だと思っていた。しかし調べてみると本当に種を植えてから実を収穫できる期間がそれくらいとのこと。

それにしても、挿し芽で増やすクリスマス・カクタスが花を咲かせるのは3年後である。2017年9月に挿し木したベンジャミンは約2年半経った現在もたいして大きくならず、いまだ木ではなく枝といった感じでひょろっと細いままだ。だから柿の8年はともかく、桃や栗が種から植えて3年で実がなるというのはどうにも信じ難い。

でも農協系のホームページで確認したから桃栗は3年なんだろう。
ただし柿はもう少し早いらしい。


ところで桃栗3年柿8年を調べていると、桃と栗と柿に続いて他の植物について表現している言葉がたくさんあった。

   桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、
   柚子の大馬鹿十八年、ミカンのまぬけは二十年

   桃栗三年柿八年、梅はすいすい十三年、柚子の大馬鹿十八年、
   林檎にこにこ二十五年、銀杏のきちがい三十年、
   女房の不作は六十年、亭主の不作はこれまた一生

   柚子(ゆず)は9年で成り下がり 梨のバカめは18年

   梅は酸いとて13年 柚子は9年花盛り 枇杷(びわ)は9年でなりかねる

ほとんど言葉遊びである。ユズについては18年説と9年説で2倍の開きがある。また「桃栗三年、後家一年」というものまであった(^^ゞ


桃栗3年柿8年と違って、これらに書かれている年数は正確ではないようである。リンゴが収穫できるまで25年もかかるなら育てる農家はいないはず。それで色々調べてみるとリンゴは5〜6年といったところ。これはぜひウチのベンジャミンに見習わせたい。


ポットに植えたリンゴと柿は、もちろん実がなるほど成長するなんて事は期待していない。ひょっとして芽が出てくれたら面白いかなという程度の遊び。なんたって食べカスだからコストゼロでのお楽しみ。

夏になったら桃にもチャレンジしよう。

wassho at 19:57│Comments(0)   *チューリップ以外 

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