2020年05月21日
長い鉤括弧(かぎかっこ)が嫌い
これはお菓子のパッケージの説明書き。
「」の線がやたらに長いのに注目して欲しい。
手書きなら鉤括弧を示す水平・垂直2本の線は同じ長さで書くはず。
出版・印刷業界では30年ほど前からDTPという技術が導入され始めた。DTPとはデスクトップ・パブリッシングの略で、簡単に言うと印刷の一歩手前までの作業をすべてパソコンで行うことである。
その頃から、つまりDTPによって長い「」が出現した。
時系列的に私の理解しているところでは
30年前は「」の形でDTPか、そうでないかが判別できた。
20年前はほぼすべてがDTPになり、ほとんどが長い「」になった。
最近は長くない「」も見るようになってきた。
といったところ。
印刷物に使われるフォントと一般のパソコンに入っているフォントでは種類が違うものの、標準フォントの新旧を比較してみると、新しいMacでは「」が少し短くなっている。ただしWindowsは長いままである。
参考までにMacとWindowsで私のブログを表示させてみると。
<Mac>
<Windows>
なおiPhoneでは同じApple社製だから短い「」なのは当然として、
Androidも短い「」だった。
パソコンのフォントで「」が長い理由はよく分からない。昔から疑問に思っているのだが、そんなことを気にしている人はほとんどいないみたいで、ネットで調べてもヒットしない。私の推察では
昔は画面が荒くて視認性が悪かったので、わかりやすいように「」を長くした。
しかしMacでは画面性能が向上したので「」をあまり長くしなくなった。
Windowsパソコンは画面性能が低いものもあるし、ブラウザやメールは
未だにギザギザ文字だからまだ長い「」を使っている。
といったところ。
ただしフォントのデザイナーが長い「」を単にカッコイイと思っているだけかも知れない。なぜなら教科書体という「文字の書き方のお手本」に近い形とされるフォントでは、Windows系である游フォントでも「」の長さが控えめだから。

パソコンと印刷物の話が混ざって少しややこしくなったけれど、とにかく長い「」には違和感を感じる。おそらくその理由は日本文字として美しくないからだ。
周りにある印刷物を手に取って、一緒に憤慨して。
「」の線がやたらに長いのに注目して欲しい。
手書きなら鉤括弧を示す水平・垂直2本の線は同じ長さで書くはず。
出版・印刷業界では30年ほど前からDTPという技術が導入され始めた。DTPとはデスクトップ・パブリッシングの略で、簡単に言うと印刷の一歩手前までの作業をすべてパソコンで行うことである。
その頃から、つまりDTPによって長い「」が出現した。
時系列的に私の理解しているところでは
30年前は「」の形でDTPか、そうでないかが判別できた。
20年前はほぼすべてがDTPになり、ほとんどが長い「」になった。
最近は長くない「」も見るようになってきた。
といったところ。
印刷物に使われるフォントと一般のパソコンに入っているフォントでは種類が違うものの、標準フォントの新旧を比較してみると、新しいMacでは「」が少し短くなっている。ただしWindowsは長いままである。
参考までにMacとWindowsで私のブログを表示させてみると。
<Mac>
<Windows>
なおiPhoneでは同じApple社製だから短い「」なのは当然として、
Androidも短い「」だった。
パソコンのフォントで「」が長い理由はよく分からない。昔から疑問に思っているのだが、そんなことを気にしている人はほとんどいないみたいで、ネットで調べてもヒットしない。私の推察では
昔は画面が荒くて視認性が悪かったので、わかりやすいように「」を長くした。
しかしMacでは画面性能が向上したので「」をあまり長くしなくなった。
Windowsパソコンは画面性能が低いものもあるし、ブラウザやメールは
未だにギザギザ文字だからまだ長い「」を使っている。
といったところ。
ただしフォントのデザイナーが長い「」を単にカッコイイと思っているだけかも知れない。なぜなら教科書体という「文字の書き方のお手本」に近い形とされるフォントでは、Windows系である游フォントでも「」の長さが控えめだから。

パソコンと印刷物の話が混ざって少しややこしくなったけれど、とにかく長い「」には違和感を感じる。おそらくその理由は日本文字として美しくないからだ。
周りにある印刷物を手に取って、一緒に憤慨して。
wassho at 21:46│Comments(0)│
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