2020年09月11日

雨と晴れの境目

これは本日に大阪で撮られたニュース写真。タイトルは「ゲリラ豪雨をもたらす巨大雨柱」となっていた。

雨柱

なかなか見られない光景だと思うが、どうして雨柱の全体を写真に捉えなかったのだろう。右側がどこまで続いているのか気になるじゃないか(^^ゞ


この写真では雨が降っているところと、降っていないところが雨柱によってきれいに分かれている。ところで普通の雨でも降っているところと、いないところの境目はあるはず。もっとも境目付近で雨量は徐々に少なくなるから気づきにくい。だから境目を目撃したことのある人はほとんどいないと思う。

でも私はある(自慢)。


それは中学校の時。私は水泳部だった。校庭の隅にプールがあり、その隣には屋外のバスケットコートがあった。夏休みに練習していると、たまに「水泳部〜、頼むう〜」とバスケ部員がプールとコートの境にあるフェンスまでやってくるので、プールの水をバケツで掻き出してかけてやったものである。

ある日、カンカン照りの快晴だったのが突然に雲行きが怪しくなった。しばらくするとゴォーと大きな雨音が聞こえだした。しかし雨は降っていない。??と思ってプールの外を見ると、雨は校舎のあたりに降っていた。そしてゆっくり校庭のほうに雨雲が移動し、しばらくしてプールも土砂降りになった。いわゆる夕立レベルの雨の強さ。

しかし雨はプールを横切っていったものの、プールとバスケットコートの境にあるフェンスのところで止まった。そして2〜3分もしないうちに雨は上がり、すぐにカンカン照りに戻った。

   ナンデヤネン!
   水がいるのはコッチや!

と嘆くバスケ部員(^^ゞ

校庭を見ると雨が降ったところと降らなかったところで、一直線に色分けされていた。顧問の先生が「こんなことは滅多にない」といっていたのを覚えている。実際その通りで、あれから50年近く経ったけれど、雨と晴れの境目を体験したのは今のところあれが最初で最後である。

しかしこういうのは確率の問題だから、今のようにゲリラ豪雨が日常茶飯事になってくると体験する人も増えてくるかな。待ちきれない人はゲリラ豪雨に遭ったら、境目を目指して走りましょう(^^ゞ

wassho at 23:13│Comments(0) 生活、日常 

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