2020年09月21日

三角柱サボテンの枝分かれ?

写真の後列で、緑の茎の上に、黄色や赤の丸い花が咲いているように見えるのが緋牡丹(ひぼたん)というサボテン。「緋」は鮮やかな赤という意味だが、なぜか色に関係なく緋牡丹と呼ぶ。
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正確にいうと丸く色のついた部分が緋牡丹で、コイツらは

   葉緑素を持たないから
     ↓
   光合成してエネルギーを得られず
     ↓
   だから単体では生きられないので
     ↓
   他の柱状のサボテンを台木として、その先端に接ぎ木して育てる

ということになっている。つまりは寄生植物みたいなもの。ならば自然の状態ではどう生きているのか興味があるが、ざっと調べた程度ではわからなかった。

それで台木には袖ヶ浦や竜神木(サボテンの種類)も使われるらしいが、もっとも安価な三角柱というサボテンが一般的。私は三角柱以外の緋牡丹は見たことがない。名前の通りに三角形の柱状に伸びるサボテン。

しかし三角柱は数年で枯れてしまう弱い品種。なんと緋牡丹の本体よりも寿命が短いとのこと。台木がダメになったら別の台木に移植することも可能だが、それはマニアの領域。だからその数年を楽しむのが緋牡丹というサボテン。


赤と黄色の緋牡丹は2018年、ピンクとオレンジのは2019年のそれぞれ12月の世田谷ボロ市で買った。赤と黄色は2019年の11月に1つのプランターに植え替え、今年の5月に4色をまとめて寄せ植えした。
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しかし7月にピンクの緋牡丹がご臨終(/o\)
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三角柱がダメになって緋牡丹が枯れたのではなく、緋牡丹自体が枯れた。ちょっと聞いていた話と違うけれど。またピンクのを買ってくるかと、とりあえず寄せ植えはそのままにしてあった。写真は8月22日の撮影。
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すると9月の最初に三角柱から葉のようなものが出てきて、あれよあれよという間に大きくなった。これは9月15日の撮影。1週間経った現在もほぼ同じ大きさ。葉ではなく三角の断面になっている。見てわかるように台木部分と違って新緑の鮮やかさ。台木にはないトゲまで生えている。
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これを切り取って植え直せば育つかな? それとピンクの台木だった三角柱が元気なことがわかったから、ダメ元で他の緋牡丹の子株(丸い粒みたいな部分)を移植してみようかなとかを検討中である。

wassho at 23:10│Comments(2)   *チューリップ以外 

この記事へのコメント

1. Posted by おこめ   2020年10月06日 23:32
はじめまして。ウチの緋牡丹と全く同じ事になってる〜と思って思わずコメント書きました。最初に出てきたのは、まだ緋牡丹が元気な時で緋牡丹に悪影響が出ると思ってすぐ切ったのですが、ほどなく肝心の緋牡丹は枯れ、2本目が出てきました。そして出てきた子のど真ん中から気根?のようなものがニョキニョキ伸びてます。コレってどゆこと?と検索してここに辿り着きました。元気なんだなぁと思ってただ見守ってますが、ホントはどうしたらいいんでしょうね
2. Posted by 晴れ時々マーケティング   2020年10月07日 21:57
おこめ様

コメントありがとうございました。

緋牡丹が元気なときは何の存在感もないのに、
こんなふうに枝分かれすると意外とカワイイですよね。

ホントはどうしたらいいか私も知りませんが、
いずれ切り離して別の鉢に植え直すつもりです。
でも、まだ生まれて1ヶ月ほどの赤ちゃんなので、
もう少し大きくというか太くなるまで待とうかと思っています。

ただし枝分かれしているところがやたら細いので、
そこからもげ落ちないかと心配しながら
成長を楽しみにしているといった感じです。

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