2020年11月19日

視覚の錯覚

数日前にネットで少し話題になっていた写真。
後ろのクルマは合成だけれど、その画像サイズは前のクルマと同じだという。
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どう見ても倍くらいは大きいように思えたがーーー


わかりやすいように後ろのクルマに赤い印をつけて、
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それをコピペして、サイズは変えずに前のクルマと並べるとアレ?
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念のため前のクルマをコピペして後ろに並べてもーーー疑り深い(^^ゞ
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周りを塗りつぶしたのと、
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もう一度見較べましょう。
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おそらくこれは、脳が経験によって

    「遠くのものは小さく見える」

という判断基準を持っているのに、遠くに同じ大きさのクルマを置いたので

    「遠くで同じ大きさに見えるなら、実際にはとても大きい」

と逆算して解釈しているからだと思う。平たくいえば錯覚、ややこしくいえば認知の歪みということだろうか。あるいは単に遠近法で小さくなった風景との対比でそう感じるのか。いずれにせよ前と後ろのクルマの画像サイズは同じだと、コピペや塗りつぶしで確かめた後でも、やはり後ろのクルマが化け猫的に大きく見えるから、人間の感覚って大して当てにならないなあと思ったり。


こういう錯覚を利用して部屋が広くなるインテリアとか誰か考えて(^^ゞ

wassho at 23:00│Comments(0) ノンジャンル 

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