2021年02月05日

延長コードにブレーカー

食卓でお鍋をする時は定番のカセット式ガスコンロではなく、卓上型のIHヒーターを使っている。こんなタイプの商品。
IH

実際はキッチンで完成させて、テーブルの上では保温程度に使うことが多い。だから7段階ある加熱レベルの下から2つか3つ目あたりで使うことがほとんど。

しかし先日、珍しくフルパワーで加熱した。すると、しばらくしてからピーピーと音が2回鳴って加熱が止まった。ガスコンロには鍋やフライパンの温度が高くなりすぎると、過熱防止のセンサーが働いてガスが止まる機能が付いている。IHヒーターにもそういう仕掛けがあるのだろうなと、その時は特に気にもせず。

鍋を食べている途中で、少し冷めてきたので弱く加熱しようと思い、操作パネルを見ると電源が入っていない状態。

  安全装置が働くと電源が切れるのかと思い、電源スイッチを押すが反応なし。

  こういう場合は一旦コンセントを抜かなければいけないのかと思い、
  コンセントを抜くも反応なし。

  どこかにリセットスイッチがあるのかと、IHヒーターの裏側まで確かめたが、
  そんなものはどこにも見当たらず。

というわけで、その時はあきらめて食事続行(^^ゞ



後で、品番を確かめてメーカーのホームページで取扱説明書を読む。どこかにリセット方法が書いてあると期待したのだが、わかったことは、

  鍋などの温度が異常に上がった場合に、
  加熱をコントロールする機能はあるが、加熱を自ら止める機能はなく、
  加熱が止まるのは最後のキー操作から2時間が経過した場合のみということ。

つまりIHヒーターが止まったのは「ご臨終」ということ(/o\) 購入したのは10年ちょっと前になるとはいえ、年に何回かしか使っていないのにエ〜という気分。

しかし、こういう場合、しばらくするとなぜか治っている場合もあるというのが今までの経験則。それで翌日に再チャレンジ。しかし前日と同じく無反応。得意のアチコチ叩いてみる修理方法も効果なく。

その時、IHヒーターの電源プラグを差し込んであった、延長コードのタップ部分に何気なく目がいき、ボディー側面にある丸いポッチのようなものが飛び出していることに気がついた。(写真は飛び出していない状態)
IMG_0236

こんなところにポッチがあるなんて今まで知らなかった。このタップはUSBの差し込み口も付いているのが気に入って買ったもので、コンセントとUSBそれぞれに電源を流す流さないのスイッチも付いている。そしてそのスイッチがオフになっているじゃないか。
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どうやらこの電源タップにはブレーカーのような機能が組み込まれているらしい。ちっとも知らなかった。それでそのスイッチをオンにするとIHヒーターもメデタク復活! まあ復活という表現はおかしいが。

IHヒーターの取説によると最大で流れる電力は1300ワット。この電源タップの許容量がどれくらいなのかは調べていないが、大きな電力のものは延長コードなどを使わないほうがいいから、今後は壁コンセントに直刺しすることにしよう。というかIHヒーターの電力量なんて考えたこともなかったな。

というわけで

  IHヒーターの消費電力
  電源タップ(延長コード)にはブレーカー機能が付いているものもある

と2つ賢くなったというお話でした。

wassho at 21:21│Comments(0) 生活、日常 

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