2021年02月22日

羽根木公園でウメを見る

昨年末に府中市にある郷土の森博物館の梅林にロウバイを見に行った。ウメのシーズンになったらまた訪れようかとも考えていたが、見るものは違っても、やはり続けて同じ場所じゃツマラナイと思い直す。それで今年最初の観梅は世田谷区にある羽根木公園へ。23区内としてはそこそこ広い梅園がある。

訪れたのは2月20日。東京の最高気温は18.1度と高かったが、風がとても強かったので肌着+シャツ+ダウンジャケットの服装でちょうどよかった。


最寄り駅は小田急線の梅ヶ丘。
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そこまでウメで有名か?と思い調べたら、駅名や町名にウメが付くのは羽根木公園の梅林とは関係はないらしい。 

  1934年(昭和9年)  梅ヶ丘駅開業  
  1964年(昭和39年) 世田谷(町名)から分離して梅ヶ丘の町名ができる 
  1967年(昭和42年) 羽根木公園にウメが植えられ始める 

なぜか駅名が梅ヶ丘になり、それに併せて町名も梅ヶ丘になり、だったらということで公園に植樹する木がウメになったという順番。


駅前のロータリーを抜けて、ウメ見物に来たであろう人達の後をついていくと、
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すぐに羽根木(はねぎ)公園に到着。
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ズームレンズを望遠にして撮ってはいるものの、振り返ればまだ駅が見えるくらいの距離。
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羽根木公園の面積は約8ヘクタール。梅林は赤く囲ったあたりで、傾斜地になっているので広さを感覚的につかみにくいが1ヘクタール強くらいと思う。
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なお看板に書かれているように、羽根木公園があるのは世田谷区代田4丁目で梅ヶ丘ではない。なにかとややこしいウメの名前問題(^^ゞ


区議会議員の記念植樹から始まった梅林というのは珍しいのでは? ここには700本と書かれているが、世田谷区のホームページだと650本となっている。
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梅まつりは中止ーーー。
ちなみにウメの名所も数多い東京都立の庭園は現在ほとんど閉鎖されている(>_<)
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公園に入ったところ。梅林は駅から一番近い入り口になる。献血車が来ており5〜6名がテントの下で順番待ちをしていた。
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ところでワクチンの予防接種をすると一定期間は献血できない。インフルエンザだと24時間であるが、半年とか1年間はダメといったワクチンもある。

コロナワクチンの献血禁止期間はまだ決まっていないようだけれど、これから多くの人が接種して、もし禁止期間が長くなるのなら輸血には相当の影響があると思われる。あまり報道されていないがコロナの隠れた脅威である。私はもう献血できないポンコツな身体になってしまっているが。



この階段を上ってウメ花見のスタート。
見上げるだけでワクワクするね。
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写真はもちろん満開なウメを中心に撮っている。実際にも早咲きのウメが満開あるいは散り始め、中咲きはほぼ満開といったところで、充分に満足できる咲きっぷりであった。
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ブログでは色のバランスを考えて写真を選んでいるが、実際には3/4以上が白梅だった。もう少し赤やピンクが多いほうが華やかでいいかな。もっとも比率が逆だと、もっと白梅が見たいとワガママなことをいうのだが(^^ゞ


メインの通路と、
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梅林の中を縫って歩くような細い通路もあって変化に富んでいる。
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ーーー続く

wassho at 20:30│Comments(0) お花畑探訪 

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