2021年03月25日
東郷寺でしだれ桜
2月20日から23日にかけて「早春の花見6.5連発」と称してウメや河津桜をアチコチに見に出かけた。そのブログを書き終えたのはつい最近であるが、あれから1ヶ月が経ったわけで、いよいよ春本番となりソメイヨシノの花見シーズン。
気象庁による東京の開花宣言が3月14日で満開宣言は22日。この満開宣言は80%以上が開花した時点で出される。だからサクラを眺めて「まだ9分咲きかな〜」なんて言うと、それが正確な観察だとしても、サクラ文化的には恥ずかしいことになるよ。
このサクラの開花や満開宣言の基準が今年から少し変更になった。
開花日:標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態となった最初の日
満開日:標本木で約 80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日
この定義自体に変更はないが、細かな観測条件が変更されている。
開花日:枝ではなく幹から咲く胴咲きはカウントしない
満開日:80%以上が同時に咲いているのではなく、既に散ったものも含めて
80%以上が咲いた状態とする
満開日の基準変更がどういう変化をもたらすかを説明すると長くなるので割愛。ところで従来は開花に胴咲きを含めるかどうか、満開に散ったものも含めるかどうかの定めはなく、観察者の判断に任されていたとのこと。つまり記録としてはバラバラで不正確だった。それはよくないと統一化するのが今回の基準変更の目的らしい。しかしサクラの開花観察が始まったのは1953年からだから68年前。もっと早く気づけよと思わなくもない。
さて今年の花見をどうするか。ソメイヨシノはピンク色をほとんど感じられないからあまり好きじゃないとは何度か書いてきた。それでもこの時期になれば見に出かけずにいられないのは困ったものである(^^ゞ
そこで考えたのは
(1)しだれ桜を見に行く
(2)サクラのアーチを見に行く
(3)芝公園で東京タワーとサクラを見る
の3つ。(2)と(3)はソメイヨシノに変わりないけれど「アーチ」と「東京タワーと一緒」なのがキモ。それで3月23日に考えたスケジュールは
3月24日(水):芝公園付近に行くついでに(3)のプラン
3月26日(金):某所に行くついでに(2)のプラン
3月27日(土)または28日(日):(1)のプラン
しかし23日の段階でこの週末は曇り一時雨の予報だった。3つのプランのうち(1)がメインなのにそれは困る。それに対して24日の予報は快晴。そして芝公園付近での所用は午後2時から。
エ〜イ、24日の午前中にしだれ桜も見に行っちゃえ!
となる(^^ゞ
ところでそのしだれ桜。どこに見に行くか。昨年は小石川後楽園に出かけたが、東京の庭園でなら六義園のほうがしだれ桜では名高い。都立の庭園はコロナの緊急事態宣言で閉鎖されていたものの、その宣言も21日で解除。なんとか花見には間に合ったぜラッキーと思って六義園のホームページにアクセスすると、なぜか3月6日に出された「臨時休園期間延長のお知らせ」がそのままになっている。どうしてなんだ百合子!
それでネットで探したのが東京都府中市にある東郷寺。日露戦争の海戦で有名な東郷平八郎の別荘跡地に建てられたお寺。原宿の東郷神社は有名なのに、寺があるとは初めて知った。もちろん寺だから彼が祀られているのではなく、遺族が寺のために土地を提供したということのようだ。
東京での位置関係はこの辺ね。
あまり縁のないところではあるが、神代植物園や郷土の森博物館(の梅林)には何度か訪れている。ユーミンが「♫中央フリーウエイ♫調布基地を追い越し、山にむかって行けば〜」と歌った調布飛行場もすぐ近く。全国的には「♫右に見える競馬場〜」の東京競馬場が一番有名かな。
最寄り駅は京王線の多磨霊園駅。かなりローカルな雰囲気である。
駅前の通りを歩いて行く。
お店はあるが商店街の雰囲気ではない。
この通りは東郷寺通りという名前が付いている。
3分ほど歩くとサクラが見えてくる。
5分足らずで東郷寺に到着。
こちらは横からの入り口で、
正面はこちら。
ーーー続く
気象庁による東京の開花宣言が3月14日で満開宣言は22日。この満開宣言は80%以上が開花した時点で出される。だからサクラを眺めて「まだ9分咲きかな〜」なんて言うと、それが正確な観察だとしても、サクラ文化的には恥ずかしいことになるよ。
このサクラの開花や満開宣言の基準が今年から少し変更になった。
開花日:標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態となった最初の日
満開日:標本木で約 80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日
この定義自体に変更はないが、細かな観測条件が変更されている。
開花日:枝ではなく幹から咲く胴咲きはカウントしない
満開日:80%以上が同時に咲いているのではなく、既に散ったものも含めて
80%以上が咲いた状態とする
満開日の基準変更がどういう変化をもたらすかを説明すると長くなるので割愛。ところで従来は開花に胴咲きを含めるかどうか、満開に散ったものも含めるかどうかの定めはなく、観察者の判断に任されていたとのこと。つまり記録としてはバラバラで不正確だった。それはよくないと統一化するのが今回の基準変更の目的らしい。しかしサクラの開花観察が始まったのは1953年からだから68年前。もっと早く気づけよと思わなくもない。
さて今年の花見をどうするか。ソメイヨシノはピンク色をほとんど感じられないからあまり好きじゃないとは何度か書いてきた。それでもこの時期になれば見に出かけずにいられないのは困ったものである(^^ゞ
そこで考えたのは
(1)しだれ桜を見に行く
(2)サクラのアーチを見に行く
(3)芝公園で東京タワーとサクラを見る
の3つ。(2)と(3)はソメイヨシノに変わりないけれど「アーチ」と「東京タワーと一緒」なのがキモ。それで3月23日に考えたスケジュールは
3月24日(水):芝公園付近に行くついでに(3)のプラン
3月26日(金):某所に行くついでに(2)のプラン
3月27日(土)または28日(日):(1)のプラン
しかし23日の段階でこの週末は曇り一時雨の予報だった。3つのプランのうち(1)がメインなのにそれは困る。それに対して24日の予報は快晴。そして芝公園付近での所用は午後2時から。
エ〜イ、24日の午前中にしだれ桜も見に行っちゃえ!
となる(^^ゞ
ところでそのしだれ桜。どこに見に行くか。昨年は小石川後楽園に出かけたが、東京の庭園でなら六義園のほうがしだれ桜では名高い。都立の庭園はコロナの緊急事態宣言で閉鎖されていたものの、その宣言も21日で解除。なんとか花見には間に合ったぜラッキーと思って六義園のホームページにアクセスすると、なぜか3月6日に出された「臨時休園期間延長のお知らせ」がそのままになっている。どうしてなんだ百合子!
それでネットで探したのが東京都府中市にある東郷寺。日露戦争の海戦で有名な東郷平八郎の別荘跡地に建てられたお寺。原宿の東郷神社は有名なのに、寺があるとは初めて知った。もちろん寺だから彼が祀られているのではなく、遺族が寺のために土地を提供したということのようだ。
東京での位置関係はこの辺ね。
あまり縁のないところではあるが、神代植物園や郷土の森博物館(の梅林)には何度か訪れている。ユーミンが「♫中央フリーウエイ♫調布基地を追い越し、山にむかって行けば〜」と歌った調布飛行場もすぐ近く。全国的には「♫右に見える競馬場〜」の東京競馬場が一番有名かな。
最寄り駅は京王線の多磨霊園駅。かなりローカルな雰囲気である。
駅前の通りを歩いて行く。
お店はあるが商店街の雰囲気ではない。
この通りは東郷寺通りという名前が付いている。
3分ほど歩くとサクラが見えてくる。
5分足らずで東郷寺に到着。
こちらは横からの入り口で、
正面はこちら。
ーーー続く
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│お花畑探訪