2021年04月09日
池上本門寺でサクラ
3月26日は午後からのアポがキャンセルになったので、かむろ坂のサクラを通り抜けた後は池上本門寺まで足を伸ばしてきた。ここは以前から一度は行っておきたいなと思っていたところ。先日に訪れた東郷寺では参道の階段を背景にしたしだれ桜が見事だったが、池上本門寺にも境内に上がる長い階段の脇にサクラががある。こちらもさぞかしーーーそんな連想と期待が行動をプッシュしたのかも知れない。
ただしアクセス的には少し不便で、かむろ坂の最寄りとなる東急目黒線の不動前駅から、目黒線〜大井町線〜池上線と3本も乗り継ぐ必要がある。駅から駅までは乗り換えを含めて40分くらい。
その東急池上線は五反田と蒲田を結ぶ路線。車両は3両編成でローカル線的なイメージも少しある。乗ったのは今回が初めてかな。ところで1976年(昭和51年)の昔、野口五郎の「私鉄沿線」にインスパイヤーされたという「池上線」という曲があった。しかし「古い電車のドア」とか「すきま風に震えて」という歌詞が含まれていたので、激怒した東急電鉄が潰しに掛かったとか掛からなかったとか。当時の池上線は本当にボロかったらしい(^^ゞ
しっとりいい感じに聴かせる昭和の歌謡曲である。
さて池上線に揺られてやってきた池上駅。
住所は大田区になる。
池上駅の看板の隣に池上本門寺の表示が大きく掲げられている。 このエリアの最重要施設に敬意を表しているのか、あるいは寺が広告費を払っているのかどちらだろう?
駅の建物は昨年に改築したばかりで、
商業施設としての駅ビル etomo は4日後の3月30日にオープンだった。
駅を出たところにある五叉路。
そのうちの1つが参道につながる本門寺通り。
この通りには、50年前から時間が止まっているようなお店がいくつもあった。
本門寺通りを抜けて参道に出る。
小さな川を渡る。この川は呑川(のみがわ)。世田谷では呑川の近くに住んでいたが、こんなところまで流れてきているのだと少しビックリ。
この参道の両側にもいくつかの寺が並んでいる。
この観音堂が本成院で、
こちらは写真を拡大しないと読めないが本妙院と似たような名前。
これらは本門寺とは無関係ではないのだろうが、
公式ホームページのマップには掲載されていない。
ところで、これは先ほどの参道の写真の総門部分を拡大したもの。
大きくて立派な門構えである。
しかし総門に近づいて下から煽り気味に気味に撮ったら、まるで民家レベルのサイズ感に写ってしまった。私は何をやらかしたのだろう?
それはさておきこれが池上本門寺のサクラ&階段。正直なところ東郷寺のしだれ桜のような圧倒感はないのだけれど、控えめながらこれはこれで美しい風景。
この階段は此経難持坂(しきょう・なんじ・ざか)。加藤清正が寄進したとされ96段ある。これを上らなくても、少し離れたところに建っている池上会館のエレベータで境内に入ることも可能。
中間地点。
下から眺めて印象と違って、あまりキツくない。
上りきって下を眺める。
階段のところから左側通行になっているのはコロナ対策なのだと思う。
少し右側にそれたエリアに日蓮の像があった。サクラに囲まれているが、像もソメイヨシノも白いのでちょっと色彩感に欠ける。
石像に見えたがアルミでできているらしい。
メインストリートに戻って仁王門をくぐる。
急に空が曇りだしてきた(/o\)
なぜか一方通行のカラーコーンはここまで。
上の写真でもわかるようにとにかく広い寺で、いくつもの伽藍が並んでいる。
これは仁王門の横にある日朝堂。
その隣にある浄行菩薩というあまり聞き慣れない菩薩像。
これは案内マップには載っていない。
お札などを売っているところに「墓地受付所」の看板があるのはいいとして、
境内のど真ん中にプレハブ小屋を建てて、
値段を掲げながら墓地の営業をするのはちょっとなあーーー
大堂(だいどう)。写真では伝わらないが相当に大きな建物。ただし同規模の本殿というのが別にあって位置づけの違いがよくわからない。それと神社が本殿で、寺は本堂だと思っていたのだがここでは違うみたいだ。
中の様子。デジカメだから明るく撮れているが、かなり暗いので(シャッタースピードが遅くなり)手ブレしている。暗いところではカメラをしっかりグリップする必要があるが、液晶画面を見ている分には明るく感じるのでついそれを忘れてしまう。
お賽銭箱の前に焼香があった。
こんな場所では、あまり見たことがないように思うが日蓮宗の流儀なのかな。
葬式で焼香をしたことはあっても、それが何でできているのかを知らない人は多いかと思う。焼香はいわゆる香木を刻んだ木片である。
空の色が冴えないのでサクラもイマイチで残念。
ーーー続く
ただしアクセス的には少し不便で、かむろ坂の最寄りとなる東急目黒線の不動前駅から、目黒線〜大井町線〜池上線と3本も乗り継ぐ必要がある。駅から駅までは乗り換えを含めて40分くらい。
その東急池上線は五反田と蒲田を結ぶ路線。車両は3両編成でローカル線的なイメージも少しある。乗ったのは今回が初めてかな。ところで1976年(昭和51年)の昔、野口五郎の「私鉄沿線」にインスパイヤーされたという「池上線」という曲があった。しかし「古い電車のドア」とか「すきま風に震えて」という歌詞が含まれていたので、激怒した東急電鉄が潰しに掛かったとか掛からなかったとか。当時の池上線は本当にボロかったらしい(^^ゞ
しっとりいい感じに聴かせる昭和の歌謡曲である。
さて池上線に揺られてやってきた池上駅。
住所は大田区になる。
池上駅の看板の隣に池上本門寺の表示が大きく掲げられている。 このエリアの最重要施設に敬意を表しているのか、あるいは寺が広告費を払っているのかどちらだろう?
駅の建物は昨年に改築したばかりで、
商業施設としての駅ビル etomo は4日後の3月30日にオープンだった。
駅を出たところにある五叉路。
そのうちの1つが参道につながる本門寺通り。
この通りには、50年前から時間が止まっているようなお店がいくつもあった。
本門寺通りを抜けて参道に出る。
小さな川を渡る。この川は呑川(のみがわ)。世田谷では呑川の近くに住んでいたが、こんなところまで流れてきているのだと少しビックリ。
この参道の両側にもいくつかの寺が並んでいる。
この観音堂が本成院で、
こちらは写真を拡大しないと読めないが本妙院と似たような名前。
これらは本門寺とは無関係ではないのだろうが、
公式ホームページのマップには掲載されていない。
ところで、これは先ほどの参道の写真の総門部分を拡大したもの。
大きくて立派な門構えである。
しかし総門に近づいて下から煽り気味に気味に撮ったら、まるで民家レベルのサイズ感に写ってしまった。私は何をやらかしたのだろう?
それはさておきこれが池上本門寺のサクラ&階段。正直なところ東郷寺のしだれ桜のような圧倒感はないのだけれど、控えめながらこれはこれで美しい風景。
この階段は此経難持坂(しきょう・なんじ・ざか)。加藤清正が寄進したとされ96段ある。これを上らなくても、少し離れたところに建っている池上会館のエレベータで境内に入ることも可能。
中間地点。
下から眺めて印象と違って、あまりキツくない。
上りきって下を眺める。
階段のところから左側通行になっているのはコロナ対策なのだと思う。
少し右側にそれたエリアに日蓮の像があった。サクラに囲まれているが、像もソメイヨシノも白いのでちょっと色彩感に欠ける。
石像に見えたがアルミでできているらしい。
メインストリートに戻って仁王門をくぐる。
急に空が曇りだしてきた(/o\)
なぜか一方通行のカラーコーンはここまで。
上の写真でもわかるようにとにかく広い寺で、いくつもの伽藍が並んでいる。
これは仁王門の横にある日朝堂。
その隣にある浄行菩薩というあまり聞き慣れない菩薩像。
これは案内マップには載っていない。
お札などを売っているところに「墓地受付所」の看板があるのはいいとして、
境内のど真ん中にプレハブ小屋を建てて、
値段を掲げながら墓地の営業をするのはちょっとなあーーー
大堂(だいどう)。写真では伝わらないが相当に大きな建物。ただし同規模の本殿というのが別にあって位置づけの違いがよくわからない。それと神社が本殿で、寺は本堂だと思っていたのだがここでは違うみたいだ。
中の様子。デジカメだから明るく撮れているが、かなり暗いので(シャッタースピードが遅くなり)手ブレしている。暗いところではカメラをしっかりグリップする必要があるが、液晶画面を見ている分には明るく感じるのでついそれを忘れてしまう。
お賽銭箱の前に焼香があった。
こんな場所では、あまり見たことがないように思うが日蓮宗の流儀なのかな。
葬式で焼香をしたことはあっても、それが何でできているのかを知らない人は多いかと思う。焼香はいわゆる香木を刻んだ木片である。
空の色が冴えないのでサクラもイマイチで残念。
ーーー続く
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