2021年08月12日
メダルランキング3位の考察
7月28日に投稿したのは「メダル大国を目指すための国家戦略」という話。その時点で日本のメダルランキングはまだトップで「できれば過去最高となる3位または4位で踏みとどまって欲しいな」と願望を書いたら、なんと最終結果は3位と大健闘でメデタシ!
過去に3位(金メダルの数でカウント)となったのは、1964年の前回東京大会と1968年のメキシコ大会。あの頃の日本は高度成長時代で勢いがあったのだろう。メダルの枚数はメダルを競う種目の数が変化するから比較しても意味は無いが、とりあえず金メダルも金銀銅の総数も過去最高を記録。
金メダル:16枚(1964年東京、2004年アテネ)→今回は27枚
総数: 41枚(2016年リオデジャネイロ)→今回は58枚
新たに採用された競技のうち野球&ソフトボール、空手のメダル獲得は固かったが、スケボー、スポーツクライミング、サーフィンでもメダルを獲れたのが大きかったと思う。この5競技で獲得した金メダルは6枚で全体の1/4近くを占める。特にスケボーで金メダル3枚は予想外の成果だったのではないか。
仮にこの5競技が採用されていなかったら、日本の金メダルは21枚となり22枚のイギリスに3位の座を奪われていた(イギリスはこの5競技での金メダルはない)。そういう意味ではいろいろと不祥事・不手際が目立った大会関係者の唯一の功績が、この5競技をブッ込んだことといえばシバかれるかな(^^ゞ
もっとも3位に入れた最大の要因はロシアが振るわなかったことに助けられた面も大きい。今回はドーピング問題でROCという訳のわからない形での参加であるが、有力選手で出場できなかった人もいるのだろうか。
また7月28日に書いたようにアメリカ、ロシア、中国が強いのは別格として、イギリス、ドイツ、オーストラリア、フランス、イタリアの5カ国も過去20年で一度もベスト10入りを逃していない。そして今大会でもキッチリとベスト10にランクイン。つまりオリンピックは3超大国プラス5強の構図である。
メダルランキングの上位に入る=幅広い競技で強い選手を育成しなくてはならないから、それは国力の反映みたいなもの。国力って何だ?というと漠然としてしまうが、オリンピックのメダルランキングでトップ10に入るのは強国を推定するひとつの目安とも思える。そう考えるとオーストラリアは意外とポテンシャル高いのかも。日本は今回を含めた過去6大会で4回のトップ10入りで、いってみればトップ10の常連国。そのポジションをキープし、願わくば6強にのし上がらんことを。
ところで開催国が強いのはいわゆる(ホームとアウェーの)ホーム効果だと思っていた。今回のように無観客でもホームは有利なのだろうか? それとも海外まで遠征しなくていいのが体力や気分的に楽なのか。まあ通訳がいても言葉が通じないと思うだけで肩が凝るもんな。
過去に3位(金メダルの数でカウント)となったのは、1964年の前回東京大会と1968年のメキシコ大会。あの頃の日本は高度成長時代で勢いがあったのだろう。メダルの枚数はメダルを競う種目の数が変化するから比較しても意味は無いが、とりあえず金メダルも金銀銅の総数も過去最高を記録。
金メダル:16枚(1964年東京、2004年アテネ)→今回は27枚
総数: 41枚(2016年リオデジャネイロ)→今回は58枚
新たに採用された競技のうち野球&ソフトボール、空手のメダル獲得は固かったが、スケボー、スポーツクライミング、サーフィンでもメダルを獲れたのが大きかったと思う。この5競技で獲得した金メダルは6枚で全体の1/4近くを占める。特にスケボーで金メダル3枚は予想外の成果だったのではないか。
仮にこの5競技が採用されていなかったら、日本の金メダルは21枚となり22枚のイギリスに3位の座を奪われていた(イギリスはこの5競技での金メダルはない)。そういう意味ではいろいろと不祥事・不手際が目立った大会関係者の唯一の功績が、この5競技をブッ込んだことといえばシバかれるかな(^^ゞ
もっとも3位に入れた最大の要因はロシアが振るわなかったことに助けられた面も大きい。今回はドーピング問題でROCという訳のわからない形での参加であるが、有力選手で出場できなかった人もいるのだろうか。
また7月28日に書いたようにアメリカ、ロシア、中国が強いのは別格として、イギリス、ドイツ、オーストラリア、フランス、イタリアの5カ国も過去20年で一度もベスト10入りを逃していない。そして今大会でもキッチリとベスト10にランクイン。つまりオリンピックは3超大国プラス5強の構図である。
メダルランキングの上位に入る=幅広い競技で強い選手を育成しなくてはならないから、それは国力の反映みたいなもの。国力って何だ?というと漠然としてしまうが、オリンピックのメダルランキングでトップ10に入るのは強国を推定するひとつの目安とも思える。そう考えるとオーストラリアは意外とポテンシャル高いのかも。日本は今回を含めた過去6大会で4回のトップ10入りで、いってみればトップ10の常連国。そのポジションをキープし、願わくば6強にのし上がらんことを。
ところで開催国が強いのはいわゆる(ホームとアウェーの)ホーム効果だと思っていた。今回のように無観客でもホームは有利なのだろうか? それとも海外まで遠征しなくていいのが体力や気分的に楽なのか。まあ通訳がいても言葉が通じないと思うだけで肩が凝るもんな。
wassho at 07:50│Comments(0)│
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