2021年08月31日

8月31日のサルスベリ 百日紅

写真は向かいのマンションに咲いているサルスベリ。
毎年7月の中頃からピンクの花を咲かせて借景を楽しませてくれる。

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サルスベリの名前の由来は樹皮がツルツルしてサルでも滑り落ちるから。
本当に滑り落ちるかどうかは知らないけれど。
こちらは以前に神代植物園で撮った、まるで磨いたかのようなツルッツルッの幹。

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サルスベリは百日紅と書いてサルスベリとも読むのだが、普通に読めばヒャク・ジツ・コウである。これは花の咲いている期間が100日間と長いことに由来する。もっともそんなには長く咲かない。それと台風が来れば、けっこう一気に散ってしまう。


さて本日は8月31日。
子供の頃なら夏休みが終わってしまうと絶望に暮れる日(^^ゞ
暑い日はまだあるにしても、2度目となるコロナの夏がそろそろ終わろうとしている。

昨年の暑中見舞いブログでは「コロナのせいで、今までの人生で一番おとなしく夏を過ごしております」と書いたが、今年の夏も似たようなもの。オリンピックで気が紛れたような、オリンピックの賑わいを感じられなくて、かえって落ち込んだような複雑な気分。今年は過ぎ去る夏を惜しむというより、夏が来た実感があまりしない(/o\)


そのコロナについては正直なところもう関心があまりないというか、冷めたというか、あれこれ・いちいち気にするのに疲れたというか。それでもネットやテレビを使う限り、コロナのことは否応なしに目や耳にするわけで。

様々な意見や議論があるが、ベースとなるのは

   感染症としての医学的認識
   (すごく脅威なのか、他の病気と較べてそうでもないのか)

   対応として、封じ込め最優先か経済活動との両立を図るべきか

の掛け算のはず。それなら客観的事実を踏まえれば論理的に方向性が見えてきそうなものであるが、実際には

   政権・政策に対する支持・不支持

の掛け算も加わるから、話が非論理的に複雑化して見えなくなる。
さらには、

   オリンピック、パラリンピック
   ワクチン
   医療体制

などの要素が絡み、その上に「世間の空気」がフィードバックされて、収拾不能な状態になっている。混沌は増大し続けるというエントロピーの法則と呼ばれるものがあるが、その壮大な社会実験を体験しているようなもの。

それで幸いにも、私は首相でも政権幹部でもないので「もう諦めて、収まる時が来るまでおとなしくしてるわ」ということになる。選挙ならたった1票でも参加することに価値はあるが、コロナの議論は別にいいでしょう。


話は変わるが、ワクチンに対する信頼性を熟考したかったのだが、その判断材料も専門知識もなく、結局は悩むのが面倒くさくなって(^^ゞ 2週間ほど前にワクチンを打った。しかし

   発熱
   腕の痛み
   倦怠感

といったいずれの副反応もまったくなし!
こうなると逆に心配になってくる。ワクチンを希釈する生理食塩水だけを間違って打ったというニュースもたまにあるし。もうすぐ2回目の接種になるが「今度こそ副反応が出ますように」と願うなんておかしなもの。


もうひとつ話は変わって、先日にたまたま見た刑事物のテレビドラマ。事件も解決してメデタシのエンディングは、刑事達5〜6名が行きつけの居酒屋のようなところで「お疲れえっス!」と生ビールのジョッキで乾杯。

   それが、たまらなくうらやましかった。
   普段なら気にもとめないシーンなのにーーー

コロナになんか特に影響を受けていないつもりだけれど、
ひょっとしてメンタルやられてる?などと思う夏の終わり。

さて9月になればどんな風が吹くかな。

wassho at 21:14│Comments(0) 生活、日常 

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